シミ、美白
2020/04/28
毛穴レスな肌への第一歩にはハイドラジェントル!
「毛穴が目立っている」
「毛穴の詰まり(黒ずみや汚れ等)が気になる」
「毛穴の開きが増している」
「いちご鼻を改善したい」
などお顔の毛穴などでお悩みの方は多いのではないでしょうか?
特に鼻やホホは毛穴が目立ちやすく、悪化すればメイクだけではカバーしきれないこともありますよね。
カバーできたもしても、すっぴんで毛穴レスな肌は理想的と言えます。
今回は肌のお悩みの中で“毛穴”に着目したいと思います。
毛穴の詰まりや黒ずみの原因
乾燥や紫外線、大気汚染など、毛穴の詰まりや黒ずみの要因は多くあります。
その中でも直接的に関係する原因こそが“皮脂”です。
皮脂は汗や肌の水分と混ざり合って“皮脂膜”を作り、肌の水分が蒸発してしまうことを防ぐ働きがあります。
皮脂膜は乾燥や紫外線、ハウスダストなどの刺激から皮膚を守っており、肌のバリア機能を正常に保つためにも不可欠なものです。
しかし、時として毛穴を詰まらせる大きな原因となります。
まず毛穴を詰まらせる“角栓”とは、代謝により毛穴の中で剥がれた古い角質と皮脂が混ざって作られたものなのです。
脂性肌(オイリー肌)の方は、普通肌の方と比べて皮脂腺が発達しており、より多くの皮脂を分泌し、角栓ができやすく結果毛穴が目立つ傾向があります。
詰まった角栓も日々正しいクレンジング・洗顔を行い、表面を少しずつ除去できていれば問題ありません。
しかし、それができていないと表面が酸化して黒ずんだものが“黒ずみ毛穴”の正体です。
この状態の角栓は既に硬く、なかなか落ちにくい頑固なもので自己のスキンケアで改善するのはやや難しいです。
では、乾燥肌なのに黒ずみ毛穴がある方はなぜなのでしょうか?
肌が乾燥し皮脂膜を作るための水分が少ないと、当然皮脂膜が生成できません。
するとあまった皮脂だけが表面に残り、脂性肌の方と同じように角栓が作られます。
また皮脂膜が正常に作られないとバリア機能も損ない、毛穴だけでなくあらゆる肌トラブルを引き起こしやすくなります。
頑固な“黒ずみ毛穴”が多数作られる前に、対処したいところですね。
NGケア方法
なんとか改善しようと、下記のようなことはしていませんか?
・貼って剥がす、シートタイプの毛穴パックを行う
・角栓を毛抜きなどで抜き取る
・毛穴のまわりをギュッと押して角栓を出す
・過剰なクレンジングやスクラブ洗顔をしている
これらの方法は全て誤ったケア方法です。
なぜならば、改善どころか悪化してしまう可能性があるためです。
1.毛穴パック
一概に全ての毛穴パックが悪いとは言えませんが、粘着力が強過ぎるあまりに普通の肌にとって大きな負担になってしまうことがあります。
また取れた角栓がシートに付いて目で確認できるがためにこれで満足し、その後のケアを怠る方も多いです。
角栓がすっぽりと抜き取られた毛穴を放置すれば、当然開いた状態のままで汚れも溜まりやすく毛穴の開きや汚れなどは永遠と改善できません。
もしどうしても毛穴パックを使用したいのであれば、肌の組織や血管を引き締める効果をもつ収れん化粧水などを用いたケアは必ず行いましょう。
2.角栓を無理に抜き取る
毛抜きや鋭利なものを使用し角栓を抜き取ったり、毛穴のまわりを強く押したりつまんだりして角栓を出したりすると、場合によっては皮膚を傷付けてしまうことがあります。
そうすると感染して膿んでしまったり、かぶれてしまったり、また傷が跡に残ってしまいます。
毛穴を綺麗にしたいのに、余計に目立つようなものが新たにできてしまったら嫌ですよね。
3.過度なクレンジング・スクラブ洗顔
強く擦ったり長時間に及ぶ過度なクレンジングは肌へ大きな負担をかけてしまいます。
メイクだけではなく必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥して肌が硬くなるとさらに角栓化が深刻になることもあります。
また毛穴はとても小さいので、スクラブ洗顔の商品にもよりますが目に見えるレベルのスクラブの粒が毛穴に入り込むことは考えにくいです。
表皮に大してスクラブ洗顔をゴシゴシ慢性的にやり過ぎてしまうと、肌は硬化し毛穴を開かせる要因と一つになりえます。
クレンジングやスクラブ洗顔で角栓へアプローチするのであれば、クレンジング前に蒸しタオルで肌を温めておくと肌が柔らかくなり毛穴の汚れ等が負担なく落ちやすくなるので試してみてください。
また強く肌を擦ることは絶対にやめましょう。
オススメの改善方法
「自分でいろいろ試したけど改善しない」
「既に黒ずみ毛穴が多数ある」
「できるだけ早く綺麗になりたい」
「より美肌に近付きたい」
そう思われる方にオススメな方法とは「美容クリニックを頼ること」です。
もちろん毎日正しいクレンジングや洗顔、スキンケアを行うことは大前提で最も大切なことではありますが、自宅でできるケアには限界があることは事実です。
自身でのケアと美容医療を併用すればより大きな効果を得ることができます。
HIFUやピコフラクショナルなどの超音波・レーザー治療は、上記でお話しした皮脂などが原因で開いた毛穴はもちろん、老化現象のひとつである“たるみ毛穴”でさえも、引き締める効果があり毛穴が目立たなくなります。
また角栓を作ったり、あらゆる肌トラブルを引き起こす要因の一つである余分な角質を除去する“ケミカルピーリング”も効果的です。
しかし「毛穴の詰まり・汚れ・黒ずみを除去する効果」においては“ハイドラジェントル”という施術が最もオススメです。
1.ハイドラジェントル(ハイドラフェイシャル)
ハイドラジェントルとは、専用の機械と3種類の薬剤を用いて、クレンジング・ピーリングを行い、保湿美容成分を浸透させる施術です。
①洗顔
ご自身で洗顔しメイク等を落として頂きます。
②蒸しタオル
温かい蒸しタオルを顔に一定の時間のせることで、毛穴を開き、汚れや角栓を除去しやすくします。
③水溶性AHAによるマイルドピーリング
グリコール酸と乳酸が主成分の水溶性のピーリング剤です。
肌の一番外側の角質層に作用し、肌表面の余分な角質や汚れを取り除くことで、ザラつきのない肌へ導きます。
④油溶性BHAによるディープクレンジング
サリチル酸とラクトビオン酸が主成分の油溶性のピーリング剤です。
肌の深い層まで浸透し、毛穴の奥の汚れや黒ずみ、角栓を除去することで、毛穴の引き締め効果があります。
⑤保湿・美容成分を浸透
ヒアルロン酸・スベリヒユエキス・アロエベラエキス・ペプチドが主成分の保湿剤です。
ピーリング後のデリケートな状態の肌を鎮静・ケアします。
水溶性AHA・油溶性BHAを塗布する際は、細かく均等な水流を作りだすスパイラル状のチップから噴射し、同士に吸引(バキューム)を行います。
そのバキュームの力で、普段のクレンジングで実は落とし切れていなかったメイク残りや余分な角質、肌・毛穴の汚れや詰まり、角栓をどんどん除去することが可能なのです。
除去した汚れ等を、希望があれば自身の目で確認することができます。
従来の一部のピーリングとは異なり肌を強く擦ったりすることなどはありません。
そのため施術の痛みが少ないことはもちろん、皮剥けのリスクなど、肌の負担を最小限に抑えているので、施術直後からメイクも可能です。
ハイドラジェントルで汚れや角栓をしっかり取ったあとに、毛穴引き締め治療(HIFU・ピコフラクショナル等)や美容成分導入治療(エレクトロポレーション・クールビタミントリートメントスペシャル等)を行うと単体で行うよりも効果は大きくなります。
いかがでしたか?
シミやニキビ、毛穴などお肌の悩みはなかなか尽きないものですよね。
美肌への対策として、まずはベースとなる肌そのものを一度きれいにしてみてはいかがでしょうか?