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ダイエット

2020/10/16

脂肪吸引より人気?!クリスタル脂肪冷却

#GLP-1#クリスタル脂肪冷却#ダイエット#脂肪吸引

「みなさんは“世界の肥満化”ということばを聞いたことはありますか?
今年の世界保健機関(WHO)の発表によると、肥満率は1975年以来ほぼ3倍に、また小児・若年層では5倍に増加したそうです。
肥満は、心血管疾患や高血圧、脳卒中や2型糖尿病、各種の癌など、さまざまな症状の要因になりえます。

日本は先進国の中では肥満が少ない、と言われています。
それはもちろん食文化なども左右しているとは思いますが、実は日本人の“美意識の高さ”も大きく影響を与えていると考えられているのです。

ある調査によると、“美意識が高いと思う国はどこですか?”という問いに対して、抜群のスタイルを誇るヨーロッパ勢や美容大国韓国を抑えて6割以上の外国人の方が“日本”と答えたそうです。
更に日本人女性に限定して行われた“ダイエットの経験がありますか?”という問いに対してはなんと約9割の方が“ダイエットの経験がある”または“現在ダイエット中”と答えました。

つまり、日本人は“決して肥満ではないけど痩せたい”と考えている方が多いということなのです。
その中には“全身痩せたい”という方も一定数いらっしゃいますが、“特定の箇所のみ細くしたい”という方が多くいらっしゃいます。

ご自身またはまわりの方に、太っていないどころか痩せているのにも関わらず、“二の腕がボリューミー”・“腰回りの肉付きがいい”・“下っ腹だけ出ている”・“脚が太い”などお悩みの方はいらっしゃいませんか?

“全身痩せ”にはGLP-1メディカルダイエットやダイエット点滴、ダイエットピルの使用が有効的です。
しかしながら、良くも悪くも、全身にマイルドに効果を発揮するものなので、特定の箇所にピンポイントにしっかりした効果を望まれている方には実は不向きなのです。

従来の“部分痩せ”が叶うメディカルダイエットと言えば、脂肪吸引やバッカルファット除去術、BNLSやミケランジェロをはじめとした脂肪溶解注射が主流でした。

しかし、
“手術までするのには抵抗がある”
“痛い施術はしたくない”
“通院をすることが難しい”
“腫れや浮腫みなどのダウンタイムの関係で無理”
“施術を繰り返しやるのは面倒”
などの理由により、これらのメディカルダイエット方法を躊躇される方も多いです。

“切開も注射も一切しない”
“痛みがほぼない”
“通院の必要がない”
“ダウンタイムが最小限で日常生活に支障がない”
“1回でも効果が期待できる”
なんて部分痩せできる施術があったらうれしくはないですか?

実はあるんです!
その名も“クリスタル脂肪冷却”!

今回はこのクリスタル脂肪冷却についてお話します。

クリスタル脂肪冷却とは?

クリスタル脂肪冷却とは、クリスタルプラス(CRISTAL plus)という冷却脂肪分解機器を使用し、気になる箇所の部分痩せに効果的な施術です。
クリスタルプラス(CRISTAL plus)には複数のアプリケータが搭載されており、比較的脂肪の量が少ない人も、逆にかなり脂肪が多い人も、またアゴ下や二の腕などの細く狭い箇所から、お腹やお尻・太ももなどの広い箇所まであらゆる部位の治療が幅広い方に可能であることもメリットのひとつです。
ご希望の箇所に最適なアプリケータをセットし、箇所の状態によっては高圧吸引をしながら約60分間、ご希望の箇所を最低温度-2℃~-9℃まで一気に冷却させます。
すると、脂肪は約4℃で凍り始め、結晶化されアポトーシス(細胞の自然死)が起こります。
一度凍結・死滅した脂肪細胞はすぐに常温に戻したとしても細胞として機能することはできず、老廃物として約2~3ヶ月程かけてリンパを通して体外に排出されていきます。
脂肪吸引と同様に脂肪細胞自体を減らすことができるので、施術をした部位にはその後も脂肪が付きにくくなりリバウンドが起こりにくい点も嬉しいですよね。
個人差はありますが、1回の施術で、その箇所の脂肪細胞の20~30%程が減るので、何度も何度も施術を繰り返し続ける必要はありません。
またより高い効果を求めている方は、1ヵ月半間をあければ同一箇所の施術を受けることが可能です。

またクリスタルプラス(CRISTAL plus)はフランスDELEO社製の痩身機器で、EUの医療機器CEマークを取得し、安全性が認められています。
美容先進国のひとつであるアメリカでは脂肪冷却分解機器による痩身治療件数が、脂肪吸引などの手術による方法を抜き、既に世界各国にて50万件以上の治療実績があるこのクリスタル脂肪冷却は先導的な地位を得ていると言えるでしょう。

安全性

脂肪細胞が死滅するまで冷やして、脂肪細胞以外に悪影響はないのでしょうか?
まず、私たちの身体は約60~65%を水であると聞いたことがあると思います。
人体の基礎成分は水であり、身体を形成する細胞や組織のほとんどは水分で満たされていますが、皮下の脂肪細胞においては、水分ではなく脂分(脂肪)が多く含まれているんです。
凍る温度は物質それぞれで異なり、例えば水は0℃で凍り始めるのに対して、脂肪は4℃で凍り始めます。
料理する方であれば、水と脂を同時に冷やした際、水よりも脂の方が先に固形化するのでイメージしやすいのではないでしょうか?
この凍る温度の違いを利用し、脂肪だけにアプローチできる温度まで冷やすので、他の細胞や組織に悪影響はなく安全なので安心してください。
ちなみに血液やリンパなどは-18℃から凍り始めます。

流れ

Step1.カウンセリング
患者様の状態を拝見し、お悩みやご希望を伺い、クリスタル脂肪冷却やその他のメディカルダイエットのご説明をします。
Step2.お着替え・お写真撮影
 アフターフォローをしっかりと行うために、カルテに保管用のお写真を撮影します。
Step3.アプリケータの決定・施術箇所の測定・マーキング
 最良の施術結果を提供できるよう、施術箇所の状態に合わせて最適なアプリケータを看護師が決定します。
Step4.専用ジェルパッド
 凍傷を防ぐための専用ジェルパッドを施術箇所に貼ります。
Step5.施術スタート
 アプリケータを装着し高圧吸引・冷却を開始し、あとは60分間待つだけ!
 この間は、携帯電話のご使用や読書をして頂いても問題ありません。
Step6.マッサージ
 アプリケータ・専用ジェルパッドを外し、より効果が高くなるためのマッサージを施行します。
Step7.施術終了
 温タオルでジェル等を拭き取り、お着替えして終了です。

メリット

・部分痩せができる。
・切開や注射はしないので、痛みや腫れなどの日常生活に影響が出るダウンタイムない。
・身体への負担が少なく、傷跡が残らない。
・通院の必要がない。
・1回でも効果を実感できる。
・施術可能箇所が多い。(アゴ下・二の腕・お腹・背中・腰・太もも・膝・ふくらはぎetc…)
・脂肪細胞の数そのものを減らすので、リバウンドがしにくい。

デメリット

・高圧吸引を行った箇所は内出血が出る可能性がある。
・1回の施術に60分の時間が必要。
・1回でも効果を実感できるが、更に高い効果を求めている方は1ヶ月半後に同一箇所の施術が必要。
・施術を受けることができない人がいる。(禁忌)
 ・発熱している方
 ・妊娠中または授乳中の方
 ・発作性寒冷血色素尿症・クリオグロブリン血症・寒冷凝集素症
 ・ペースメーカーや他の電子インプラント、人工呼吸器を使用している方
 ・治療箇所にヘルニアや湿疹、皮膚炎などがある方
 ・糖尿病性障害や帯状疱疹後神経痛などの神経障害性疾患
 ・血液疾患・血液凝固障害・心疾患・感染症の方
 ・半年以内に帝王切開や外科的手術を受けられた方
などなど

クリスタル脂肪冷却

いかがでしたか?
“部分痩せは脂肪吸引でないと無意味”と固定概念があった方もいらっしゃったと思いますが、クリスタル脂肪冷却は脂肪吸引と同じく、脂肪細胞の数そのものを減らす施術として注目を集めています。
がんばってダイエットしても、なかなか痩せにくい方が多い二の腕や腰回り、下腹部などメディカルダイエットの最先端であるクリスタル脂肪冷却を利用してみてはいかがでしょうか?