ダイエット
2020/01/16
脂肪溶解注射BNLSとは?
「細くなりたいな・・・」
「小顔になりたいな・・・」
「二重アゴが気になるな・・・」
こんな希望や悩みはなかなか尽きないもの。
ジムに通ったり、食事制限をしたりと目標を実現させようとがんばっているみなさんの中にも「顔だけ痩せない」という方は多いのではないでしょうか?
全身ぽっちゃりさんは、運動などで身体のお肉と一緒に顔のお肉もある程度までは落ちやすいのですが、ピンポイントに顔痩せするのは難しいのです。
「じゃあ、脂肪吸引でもすればいいの?!そこまではしたくないんだけど!」など脂肪吸引に抵抗がある方もいらっしゃるのは事実です。
脂肪吸引もとても良い施術ではありますが、抵抗がある方もいらっしゃれば、痛みや腫れ、浮腫み(むくみ)などのダウンタイムがあるのでお仕事や学校の都合で、受けたくてもなかなか受けられない方もいらっしゃいます。
そんな方にオススメな施術が「脂肪溶解注射」です。
ここでは脂肪溶解注射の種類や施術方法についてお話したいと思います。
Contents
脂肪溶解注射とは?
脂肪溶解注射はお薬を皮下脂肪に注入することにより脂肪細胞を破壊し、注射をした箇所の脂肪を減少させる施術です。
注射のみでできる手軽さから人気があり、多くの美容クリニックで取扱があります。
「脂肪溶解注射をすれば1回で痩せて小顔になるの?」
「全く腫れないんですよね?」
と、たまに聞かれることがありますが、残念ながら、確実に1回で劇的な変化をもたらすことは難しいです。
また、腫れや浮腫み(むくみ)などのダウンタイムも確かに脂肪吸引と比較すると小さいですが、ゼロではありませんし、脂肪溶解注射の種類にもよって差があります。
「そんなこと言われても脂肪溶解注射の種類なんてわかんない!」
薬剤の差、というと一見難しそうですよね。
従来からある脂肪溶解注射と最新の脂肪溶解注射で分けてお話します。
従来の脂肪溶解注射
メソラインスリムやリバイタルセルフォーム、リポビーンやリジェンスリムなどなど、実は従来から脂肪溶解注射は存在していました。
従来の脂肪溶解注射のほとんどは
・PPC(フォスファチジルコリン)
・DOC(デオキシコール酸/デオキシコール酸ナトリウム)
という成分が含まれています。
1.PPC(フォスファチジルコリン)
PPC(フォスファチジルコリン)は、FDA(米国食品医薬品局)が認可している薬剤で安全性の高い薬剤。
大豆種子抽出油からえられる大豆レシチンの主要成分で、皮膚呼吸を促進する不飽和脂肪酸の重要な供給源です。
脂肪細胞に浸透し、局所肥満を減少させる脂肪酸放出経路の活性化に関与します。
2.DOC(デオキシコール酸)
DOC(デオキシコール酸)は人間の胆汁中に存在する胆汁酸であり、脂肪の乳化剤として作用します。
一部の研究では、脂肪を乳化できるのはデオキシコール酸のみであるとされています。
簡単に言うと、PPC(フォスファチジルコリン)が脂肪細胞を溶かすお薬、DOC(デオキシコール酸)が脂肪を乳化させるお薬だと思って下さい。
PPCとDOCはとても良い薬剤でしっかりと効果を出せるのにも関わらず、脂肪溶解注射が人気になったのは近年です。
それはなぜでしょう?
理由はPPCもDOCも効果がしっかりと出る反面、腫れや内出血、痛みのリスクが高いため効果があってもなかなか施術に踏み出しにくかったのかと思います。
人によってはアレルギー反応が出てしまう方もいました。
また顔は身体よりも腫れなどがでやすく、日常生活でのカバーも難しいので「顔には脂肪溶解注射は適さない」と考えるクリニックが多かったのです。
顔に脂肪溶解注射をすることがあっても、腫れや内出血などのダウンタイムを考慮する必要があるため、注入量を少なめにする必要がありました。
するとその分効果を実感しにくく何回も何回もダウンタイムを味わいながら注射を繰り返す・・・。
そのため「顔の脂肪は、脂肪溶解注射よりも脂肪吸引の方が良い」という考えが一般的でした。
最新の脂肪溶解注射!BNLSの成分って?
従来の脂肪溶解注射で最大のネックだった痛み、腫れやむくみなどのダウンタイムの大きさを解消した薬剤がBNLSです。
上記でお話した、PPC(フォスファチジルコリン)とDOC(デオキシコール酸)ではなく、植物由来のものなどを主成分としています。
BNLSの中にも種類はありますが、主に次の成分が効果を出してくれます。
・セイヨウトチノキ
セイヨウトチノキは「マロニエ」とも呼ばれるサボテンです。
この種子から抽出したエキスには、血行促進・引き締め効果があり、むくみ改善やセルライト除去が期待できます。
・ペアシアグルミ
α-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)の作用により、血行の流れをよくして新陳代謝を活発にします。
・アデノシン三リン酸(ATP)
アデノシン三リン酸は、一般的に「ATP」と呼ばれるエネルギーを生産してくれる物質です。
血管を拡張して血流を改善することで細胞への栄養供給を増やし、細胞機能を活発にさせます。
・チロシン
非必須アミノ酸の一つで、体内では必須アミノ酸であるフェニルアラニンを原料として合成されます。
チロシンからドーパミン・アドレナリン・ノルアドレナリンなど神経の興奮や抑制に関わる神経伝達物質の代謝を促進します。
脂質の代謝をアップする効果があり、活動エネルギーが適切に利用されるよう循環を整えます。
・ヒバマタ(海藻)抽出物
コラーゲン・ミネラル・アミノ酸を豊富に含む海藻の一種です。
新陳代謝を活性化する効果があり、脂肪燃焼をサポートします。
また老化防止にも効果があるとして注目されている成分です。
・オキナグサ(アネモネプルサティア),カラクサケマン
抗炎症作用・創傷治癒作用・肌再生作用、3つの効果で効果的な脂肪分解と、腫れやむくみなどのダウンタイムの軽減を叶えます。
これらの有効成分がバランスよく配合されることで、より安定した脂肪溶解を可能にしたものがBNLSです。
痛みや腫れ・浮腫みなどのダウンタイムが従来の脂肪溶解注射と比べると格段に少なくなったため、顔にも使用することが可能になりました。
今すぐ顔痩せしないと手遅れに?!
画期的なBNLS注射の登場で小顔を叶えられる方が増えてきました。
しかし「BNLSやればいつでも小顔になれるしいいや~」と楽観的に放置することはできません。
なぜならば、脂肪の量や大きさはたるみを生むからです。
脂肪のせいで、一見ハリがある皮膚。
そのハリを出していた内側の脂肪のボリュームが減れば皮膚がたるむのは当然です。
ただBNLSは引き締め成分も含まれているのである程度は引き締まりますが、元々の脂肪量と年齢によっては限界があります。
40代以降の方がかなりの量の脂肪を減らすのであれば、たるみ対策のレーザー・超音波治療やスレッドによるたるみ治療との併用も医師と相談した方がいいかもしれません。
脂肪もたるみもしわもなんでも気になっているのであれば放置せず早めの対策をとった方が最終的にキレイな仕上がりを得ることができる、ということです。
BNLSできない人もいる?!
BNLSの施術が受けられない方もいらっしゃいます。
・小児
・妊娠中,授乳中の方
・肝臓や腎臓の病気の方
・糖尿病など血管の病気を併発するものをお持ちの方
・自己免疫疾患の方
・炎症のある方
・大豆やクルミ,海藻のアレルギーまたはその摂取などにDrストップがかかっている方
その他、病気やアレルギーなど心配なことがある方は事前に医師に相談してみましょう。
いかがでしょうか?
今大人気のBNLSを始めとした脂肪溶解注射の事を知って頂けましたでしょうか?
BNLSの施術後に運動をしたり、BNLSと同時にダイエット点滴などをすると更に効果が高まるのでオススメです。
小顔になりたいあなたも!二重アゴが気になるあなたも!顔だけ痩せないあなたも!
是非気軽にBNLSを試してみませんか?