プチ整形
2019/11/19
理想的な鼻とは?美容整形で作れるのか!?
みなさんがメイクで最も力を入れる箇所はどこですか?
きっと多くの方が「アイメイク」と答えますよね。
「目が第一印象の大半を左右するため」という理由ももちろんありますが、目というパーツが「メイクで印象を変えやすい」という特徴があるとういう点も理由のひとつです。
逆を言えば他の箇所、例えば鼻・アゴ・唇・輪郭・耳などなどメイクで印象を変えにくいパーツも多くあります。
変えにくいパーツだからこそメイク以外の方法、つまり美容クリニックなどで理想の形に整えることをオススメします。
ここではその中の「鼻」についてお話していきます。
意外?!鼻が与える顔の印象は大!!
顔の中央に位置するパーツが「鼻」。
その鼻が綺麗な形だと顔立ちが整っている印象に見えるので、お顔の中でも重要なパーツといえます。
鼻が重要なパーツだなんて意外だ、と感じる方も多いかもしれません。
例えば、目元が小さい方でも鼻筋が通っていて綺麗な鼻だと「知的さ」「綺麗」「クールビューティー」などの印象を与えるようです。
鼻が綺麗であれば他はどうでもいいわけではありませんが、目や顎、輪郭などの鼻以外パーツがいくら整っていても鼻の形が悪いとバランスが上手く取れなくなってしまうのです。
美しい鼻とはどんなかたち?
日本人に多いダンゴ鼻や豚鼻(アップノーズ)、低い鼻。
鼻の穴が正面から見えてしまったり、まるみがあるので全体的にぼやっとしてしまい、メリハリのあるお顔といった印象には結びつかず、幼く見えたり、知的な印象を損なうことがあります。
これはノーズシャドウなどメイクではカバーすることは大変難しいです。
一言で「鼻」と言っても鼻根(鼻の付け根)・鼻筋・小鼻・鼻先・鼻中隔(鼻柱)など細かく分けることができ、その全ての部位がバランス良く整っていて初めて「美しい鼻」と言えます。
程よく高さのある鼻根
鼻根とは、目と目の間に位置する鼻の付け根です。
この鼻根の高さが低すぎると、幼い印象になってしまったり目の間にパーツがないことで目が離れているように見えてしまいます。(離れ目)
鼻根を高くするにはヒアルロン酸注射やプロテーゼが一般的です。
以前はよくレディエッセといった充鎮剤も用いられていまいたが、現在はヒアルロン酸の質がかなり向上したためレディエッセを使う理由がなくなってきました。
それぞれのメリットはヒアルロン酸は注射で気軽にできる、プロテーゼ半永久的な持続性ですが、いずれも高さを出しすぎないように気を付けなければなりません。
アバターみたいに高過ぎる鼻根は不自然ですし、その方の顔立ちにもよりますが、額・眉間から鼻にかけて一度窪むカーブがあった方が横顔が美しく見えます。
正面からは真っすぐ、横からは自然なカーブを持つ鼻筋
鼻先が低く丸みがあると団子鼻(ダンゴ鼻)の印象になり、日本人にかなり多いタイプです。
丸くぽてっとした団子鼻とは対照的に鼻先が尖るとまでいかなくても、つんっとコンパクトで丸みがあまりない鼻先はシャープでスッキリとした印象を与えます。
鼻先の形は、鼻先の軟部組織と脂肪の多さや皮膚の厚さ、軟骨などで決まります。
その中でも軟骨が鼻先の形を一番左右している場合が多いです。
その軟骨とは下から見た時に左右の鼻の穴に沿うようにM字型にある軟骨(大鼻翼軟骨)で、これを整える「鼻先縮小術」は埋没法と切開法があります。
埋没法はその軟骨(大鼻翼軟骨)を医療用の糸で縛り細く整えるもの、切開法ではその埋没法に加え、鼻の穴の中を切開し余分な軟部組織と脂肪を除去します。
どちらの方法でも表面に傷跡は残らず、カバーできるほどのダウンタイムで比較的気軽に受けることが可能な施術方法です。
BNLSなどの脂肪溶解注射を鼻に打つことも可能ではありますが、軟骨の大きさやM字の形に合わせて皮下組織や皮膚が形成されているため形状はさほど変化せず、「なんとなくボリュームが減ったかな?」程度で終わってしまうこともあります。
脂肪が多い方も団子鼻改善に必要な施術の優先順位はまず鼻先縮小術と言えます。
それ以外の方法ですと、ご自身の耳の軟骨を採取し、鼻先に移植して形を整える「耳介軟骨移植」もあります。
鼻先縮小術と比較するとダウンタイムが大きいですが、プロテーゼとの相性も良く、ご自身の軟骨のため半永久的な効果をご実感できることがメリットです。
広がり過ぎていないコンパクトな小鼻
「美人の忘れ鼻」という言葉を聞いたことはありますか?
美人の鼻はその存在を忘れてしまうほどすっきりとして目立たない、という意味です。
小鼻が横に広がり過ぎていると鼻全体の横幅を強調してしまうだけでなく、顔全体までもが平べったくペタッとした印象になりがちです。
理想としては鼻根部分から極力広がっていない方がすっきりしていて、鼻そのものの主張を程よく抑えてくれます。
この小鼻の幅を小さくする小鼻縮小術は切開せずに医療用の糸で行う方法と切開法があります。
切開せずに糸のみで行う方法は小鼻の付け根から強度のある医療用の糸を挿入します。
糸は小鼻の下を通り、反対側の小鼻の付け根を掛けまた元の小鼻の付け根まで戻します。
そこでキュッと縛り縮小させます。腫れや内出血などのダウンタイムは比較的少なく糸は自然に外側から見えなくなり、翌日からメイク程の簡単な施術です。
切開法は糸だけの施術よりも、大きな変化を出すことが可能です。
肉厚な小鼻を切開し、余分な部分をしっかりと取り除きます。
そして内側へ縮小するように縫合するため小鼻の幅だけでなく鼻の穴も小さく見せてくれます。
施術の5~7日後までは小鼻の付け根に縫合した糸が付いていますが、抜糸の日を終えればメイクも可能ですし、元々小鼻の付け根は赤みがある箇所なので傷跡は目立ちにくいです。
それでも「どうしても気になる」といった方は鼻の穴の内側から小鼻を切開する方法があるクリニックもあります。
難易度が高いので、外側切開法と比べると取扱クリニックは少ないので事前に問い合わせると確実かと思います。
人中の長さが短い
人中とは鼻と唇との距離をさします。
この距離が長いと猿顔・老け顔の印象を与えてしまうので、人中が短いことが美人の絶対条件と言えます。
人中を短く見せるには鼻の穴と穴の間の鼻中隔(鼻柱)と呼ばれる箇所をヒアルロン酸注入または耳介軟骨移植を行い下に延長させる方法と、鼻の下の皮膚を切除し、皮膚を持ち上げ縫合する「人中短縮術」があります。
他の箇所同様、ヒアルロン酸注入は手軽に受けられますが、吸収され元に戻ってしまうデメリットがあり、耳介軟骨移植や人中短縮術は効果が大きい反面、ヒアルロン酸注入よりもダウンタイムが大きいです。
鼻根・鼻筋・鼻先・小鼻・鼻中隔(鼻柱)のなどの形が全てバランス良く整っていてはじめて美しい鼻と言えます。
「鼻」というパーツが決して単純でないことをお分かり頂けたかと思います。
「鼻がコンプレックス」と簡単に言ってもあなたのそのコンプレックスの原因は鼻のどの箇所なのでしょうか?
鼻筋の高さ?鼻先のまるみ?小鼻の幅?それとも他の箇所なのか?
ほとんどの方が複数の箇所が組み合わさってコンプレックスを作ってしまっているので自分では原因や改善方法がよくわからない方もいるかもしれません。
そこで活用して頂きたいのが美容のプロが在籍している、美容クリニックです。
今の状態をしっかり診てもらい、最適な改善方法を知ることができればコンプレックスを解消する近道になるでしょう。