医師監修の最新美容コラム 美人サプリ医師監修の最新美容コラム 美人サプリ

しわ、たるみ

2019/11/18

いろんな方法があります、ほうれい線改善

#Aスレッド#しわ#たるみ#ほうれい線#ヒアルロン酸#レーザー

「しわ」と聞くと皆さんが一番にイメージするものが「法令線(ほうれい線)」。
ほうれい線とは小鼻の脇から口角の横当たりまで伸びている線のことを指し、赤ちゃんでもあるものなので全くない人は存在しません。
ただその線が深かったり、口角横まで 長く線が伸びていたら老けた印象を与えてしまい、見た目年齢が+5歳にも+10歳にも変わってしまうこともあります。

ほうれい線の原因とは?

では、なぜほうれい線が悪化してしまうのか?

人は笑ったり、喋ったりするときに口を使います。
年齢と共に筋肉が硬くなったり、肌の乾燥が進んだり皮膚が動きに合わせて癖になるとそこの皮膚に負荷がかかり”しわ”として刻み込まれてしまうのです。

ほうれい線の悪化の要因はたくさんありますが、一番大きな要因は”たるみ”によるものです。
お顔のお肉は年齢と共に重力に逆らえなくなり、頬骨の所にあったお肉が少しずつ下に下がることで上顎のところで一度止まり、小鼻の横が一番大きい膨らみになっている方が多いかと思います。
この一番の要因であるたるみを解消することこそが、ほうれい線の予防・改善の近道と言えます。

ほうれい線の3タイプを知る!!

ほうれい線には3タイプあるのはご存知ですか?
ほうれい線ができてしまう原因としてたるみや乾燥などを上げてきましたが、ご自身がどのタイプのほうれい線なのかによって治療していく方法が異なります。
ではどうやってタイプを判別するのか?やり方は簡単です。
鏡を真正面に見ていただき、ほうれい線の脇を軽く指の腹で押してみます。
するといかがでしょうか?

①ほうれい線が消える
②変わらずにほうれい線がある
③濃い線は消えたけど薄く浅いシワが残っている

この3パターンに分かれます。
これで何を判断したのかといいますと、

①たるみタイプ
お肉による段差で影ができてしまい、その影でほうれい線が深く見えてしまっています。
②しわタイプ
たるみや乾燥などが原因でしわが皮膚に既に刻まれてしまっています。
③たるみ+しわの合併型タイプ
たるみを放置したままにしたことで、皮膚にしわが刻まれてしまった等が考えられます。

タイプ別のほうれい線を改善する方法

上記の内容で自分が何のタイプのほうれい線なのか分かったら、あとはタイプにあった治療を選択すると無駄な治療の選択をせずに最速でに改善をしていけます。

①たるみタイプ

オススメの治療方法は、たるみを予防・改善することが可能なリフトアップ治療です。
たるんで下に下がった皮膚を上へ上げて元の場所まで戻すことがベストといえるため、ヒアルロン酸注射やボトックス注射では根本的な改善をすることは難しいのです。

リフトアップは「糸リフト」「切開リフト」「レーザー治療」「超音波治療」「光治療」などがありますが、患者様の状態やご希望によって最適な施術方法は異なります。

まず「切開リフト」は、たるんでしまった分の皮膚の一部を切開し除去をして、引き上げるリフトアップ術です。
リフトアップ効果が大きい反面、腫れ・浮腫み・内出血・痛みなどのダウンタイムが大きいことがデメリットとしてあげられます。
また切開した箇所の傷跡は薄く白い筋のようになりほとんど目立たないものの、完全に消えることはありません。
ご年齢が高く、たるみが重度あれば切開リフト(当院ではフェイスリフトやネックリフト等)をご提案することもありますが、軽度~中度の方にはあまりオススメできません。

フェイスリフト(切開によるたるみ治療)
ネックリフト(首のたるみ)切開法

次に「レーザー・超音波・光治療」。
HIFUやウルセラ、サーマクール、ダブロなど多くの機器があります。
機器によって若干の差はあるものの、切開リフトと比較するとダウンタイムは小さく、直後からメイクも可能なためわざわざ長期のお休みを取る必要はありません。
ただし、即効性には乏しく定期的に繰り返しお受け頂き徐々に効果を実感するものと考えて頂きたいです。

HIFU(ハイフ)

最後に「糸リフト」。
フェザーリフト・シルエットリフト・ヤングスリフト・ショッピングリフト・ミントリフトなどなど、糸リフトの種類はかなり多いです。
従来糸リフトは効果・ダウンタイム共に、光治療以上・切開リフト未満という位置づけでした。
当院ではロシアンリフト・イタリアンリフトと呼ばれていた時代から糸リフトを取り扱ってきた統括院長山田が、より効果・持続力共に優れ、且つダウンタイムの少ないものを求めて「Aスレッド」を作りました。
状態にもよりますが、これまで切開リフトが適用なたるみの方でもご満足頂けるほどの強度と直後からメイクも可能で忙しい現代人でも受けやすいダウンタイムの少なさを併せ持つAスレッドは当院で一番人気の施術です。

小顔美人を目指すならAスレッド

②しわタイプ

②のこのタイプの方はシワが完全に皮膚の溝になってしまいクリームを塗ったりエステをしたりしても消えないので厄介な悩みの種となっているはずです。
夕方になるとファンデーションが溝に溜まり、余計にほうれい線が目立つという悩みを抱えている方も少なくないのではないのでしょうか?
溝=しわ ですのでその溝を持ち上げて溝を薄くしてあげればしわは目立たなくなります。

即効性を求めている方にオススメの治療は”ヒアルロン酸注射”です。
ヒアルロン酸は人の体内に元々ある物質のためアレルギーリスクが低く、注射のみでの施術で溝を持ち上げしわを目立たなくさせることができます。
ほうれい線=ヒアルロン酸注射と 連想される方が多いようにほうれい線治療としてはとってもポピュラーな施術になります。
ただヒアルロン酸は吸収されるもの、ほうれい線を“改善”ではなくあくまでも“カモフラージュ”するものです。
ヒアルロン酸が吸収されれば残念ながら元の状態に戻ってしまいます。

ヒアルロン酸注射でしわを解消

近年ヒアルロン酸以上にほうれい線治療として需要が高まっているものといえば”グロースファクター”と呼ばれる”成長因子”の注射や“サーモン注射(PDRN)”“臍帯血再生因子療法”“血小板療法”などの自身のコラーゲンを増やしていく治療を選択される方も多くなってきました。
吸収されたら元に戻るヒアルロン酸とは異なり、成長因子は自分の細胞を活性化させて新しいコラーゲンが生まれるように自力でサポートしてあげられる製剤なので根本的な改善を求めている方にオススメの治療です。
自分のコラーゲンが増えればヒアルロン酸のように何か月単位で繰り返し続けるといった終わりのない治療をしなくても済むため長い目で見たときにやっておいて良かったと思われる方が多いです。
また、今までヒアルロン酸は粒子なので、細かいしわや浅いしわには向いていないことから治療ができないしわもありました。
グロースファクターなどは浅い細かいしわ、もちろん深いしわまで治療が可能です。
しわの状態によっては1回で効果のある方もいれば、繰り返し行う方もいるので個人差があるのがデメリットの1つです。

グロースファクター注射(FGF注射)
サーモン注射(PDRN)

③たるみ+しわの合併型タイプ

①たるみタイプ、②のしわタイプの合併型タイプの方は、上記に記載した①・②両方ともアプローチが必要です。
たるみのみにアプローチすればしわが残ったままですし、しわのみにアプローチすればたるみが残ったままになってしまいます。
複数の治療を一度に受けることが難しい方は、たるみはしわを悪化させる大きな要因のため状態にもよりますがたるみへのアプローチから始めることをオススメすることが多いです。

一言に“ほうれい線”といってもタイプは異なりますし、治療方法も様々です。
鏡を見てもベストな治療方法を自分で把握するのはなかなか難しいと思います。
ほうれい線をはじめとしたしわの状態を拝見し、ご希望を伺った上で最適な治療方法をご案内しますのでよろしければお気軽にご相談にお越しくださいませ。