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プチ整形

2020/03/10

唇のケア、ちゃんとできていますか?

#カサカサ#ヘルペス#リップ#唇

とても乾燥する時期カサカサな唇が気になりませんか?
「乾燥してカサカサする」
「乾燥して皮が剥けた」
「ヒリヒリする」
「切れて血が出た」
「口紅やグロスが綺麗につかない」など様々なトラブル、お悩みがありますよね。
ふっくらとした健康的な唇は女性の魅力的ですよね。
芸能人でも、石原さとみさんや北川景子さん、深田恭子さんなど魅力的な唇の持ち主はきれいな人ばかりなんです。
あんな魅力的な唇になりたい!と試みてみますが、適切なケア方法を知らなかったり、意外にも誤ったケアをしていたりと落とし穴が多いです。
また唇がただ荒れているだけと思っていても、まさかの唇の病気だったり、炎症を起こしていたり、思わぬ唇の病気が潜んでいる可能性もあります。
そもそも、どうして唇はトラブルを起こしやすいのでしょうか?
唇には皮脂腺がなく、他の皮膚に比べると表面の角層部分が薄く、バリア機能が低下しやすい部分です。
そして乾燥しやすく、外的刺激を受けやすいデリケートな部分です。
唇に異常を感じたら、ケアを見直してみましょう。
今回はよく起こりうる唇の病気も紹介したいと思います。
そしてよくある唇のトラブルと正しいお手入れ方法についてご紹介します。

知ってた?唇の主な病気

1.口唇炎
唇がカサカサする、ヒリヒリする、皮剥けがひどい、赤くなって腫れている・・・などの症状がある場合、口唇炎の可能性があります。
体調がすぐれない、睡眠時間が少ない、ストレス過多など、疲労感が強い時や免疫力が低下しているときは注意が必要です。
また香辛料の強い食べ物や口紅など外的刺激によっても症状が現れることがあります。
症状の改善には保湿が一番です。
ワセリンや保湿効果の高いリップクリームなどで保湿を心がけましょう。
それでも症状が改善しない場合は皮膚科の受診をおすすめします。

2.口唇ヘルペス
唇の上下、左右どちらかに小さい水ぶくれが、ブツブツとなってできることがあります。
これは口唇ヘルペスの可能性が高いです。
水ぶくれができる前にムズがゆくなってくるのが大きな特徴です。
これは単純ヘルペスウイルスというウイルスの病気です。
大人の約8割にウイルスが潜在していると言われています。
自己の免疫力での治癒は約1~2週間と少し時間がかかります。
抗ウイルス薬(アシクロビン)の内服や点滴療法があるので、はやく改善させるためには皮膚科の受診が一番です。

3.口角炎
口角炎は唇の両端に炎症を生じて、赤みや腫れを生じてしまいます。
特に乾燥が強い秋~冬にかけては、唇の両端がパクっとひび割れてしまうことがあります。
これも唇は角質層が薄く水分をため込みづらいことと、バリア機能が低く、外的刺激を受けやすいことが主な要因の1つとなっています。
こちらも改善策としては保湿を心がけること、さらには卵やほうれんそう、うなぎなど粘膜を正常に保つ働きがあるビタミンB2を補給することが大切です。
これらの症状には全てビタミンの欠乏が関わっています。
食生活を見直し、しっかり栄養補給をしましょう。
また、ビタミンCやビタミンB群などサプリメントや内服薬でも補給することができるので、一緒に摂取できるのが理想的ですね。

私だけじゃない!?唇のよくあるお悩み!

・血色が悪い・くすみ
唇のくすみには様々な原因があります。
まず冷えによる血行不良です。
特に女性は冷え症の方が多いのですが、冬の寒い時期に体が冷えてくると唇まで青白っぽくなり、不健康な印象になってしまいますよね。
特に喫煙をする女性は要注意です。
タバコの本数が増えるほど、血流が悪くなり、血行不良となってしまうのです。
また意外と多い事として、お化粧をしっかりオフできていないことで起こるくすみです。
最近のコスメはお食事後でも落ちにくい口紅だったり、リップティントが流行っているので、しっかりメイクオフしないと色素沈着してしまうのでメイクオフがとても重要です。
また摩擦によるダメージも色素沈着などの唇の血色を悪くしてしまう一因となってしまうので、強くこすらず、優しく丁寧にオフすることも大事になります。

・唇の縦ジワ・弾力がない
年齢を重ねてくると、10代のようなプルプルでハリのある唇は残念ながら衰えてきてしまいますよね・・・。
そして唇のハリがなく、縦ジワが目立つと年齢を感じさせる要因となってしまいます。
毎日のケアとして、シワの改善のために、ワセリンやスクラブを使って唇の余分な角質をオフすることもポイントです。
古い角質が溜まっていると、ザラつきやくすみの原因になってしまうことがあるため、お風呂で血行を良くした状態でのケアがおすすめです。

・うるおい不足・乾燥
女性が唇で一番気になる悩みは乾燥ではないでしょうか?
乾燥でカサカサしたり、皮むけしたりと乾燥していると唇の潤いもなくなり、お化粧ノリも悪く、モチベーションが下がってしまいますね。
冬場は特に乾燥を感じる季節です。
乾燥には保湿ケアが一番です。
しかし毎日を過ごすオフィスや自宅も乾燥しがちです。
リップなどで唇を保湿することももちろん大切ですが、加湿器を使用したり、換気をこまめにしたりと自分が過ごす場の湿潤環境を整えることも大切です。

血色アップさせるためのケア方法

ツヤツヤ・ぷるぷるに!唇の血色を保つケアテクニック

・優しくマッサージをする
マッサージをすると血行が良くなるので、血色アップにつながります。
入浴後などの身体が温まっているときに行うとさらに効果的です。
気合を入れすぎて強い力でマッサージをしてしまうと逆効果ですので、「人差し指と中指の指先を使って唇をトントンと軽くたたく」これだけでOKです。
マッサージの後は、乾燥を防ぐためにリップクリームを塗って保湿を心がけましょう。
・唇にまで紫外線対策を忘れずに!
外出のとき、腕や顔などの日焼け止めは塗っている方は多いと思いますが、唇にまで気を遣っている方は少ないと思います。
唇にもUVカットの効果のあるリップクリームや口紅を塗るなどして、きちんと対策をしていくことが大切です。
・食事を見直して体の中から改善をする
唇の血色ダウンが色素沈着によるものだと考えられる時は、メラニンの沈着を抑制するビタミンAを摂取してみてください。
また、ビタミンCにはクリアにしてくれる働きがあるので、合わせて摂取するとさらに良いでしょう。
・ヒアルロン酸注入でうるおいのある唇に!
近年では美容クリニックでの唇のケアが豊富となってきています。
その1つであるヒアルロン酸注射は低分子のヒアルロン酸を、細かく唇の形に添って注入していく治療です。
唇は年齢を重ねると水分が少なくなります。
水分量少なくなると、唇の縦ジワが増え、乾燥しているカサカサな唇になってしまいます。
そのため唇に潤い・厚みを十分与えることにより若々しい、潤いのある唇に改善させるのが唇ヒアルロン酸注射になります。
形も整えられるのでぷっくりとしたより女性らしい唇に近づけます。
治療は5~10分で済むものがほとんどです。
かなり細い針を使うので、痛みはチクチクとする程度。
クリニックによっては塗る麻酔や笑気ガス麻酔といったものも利用でき、痛みもなく安心して治療が受けられるクリニックも多いようです。
ほぼ内出血が出ることもないので、ダウンタイムもなく、終了後からお化粧が可能なものがほとんどです。

塗るヒアルロン酸?!リップトリートメントで唇のアンチエイジングを

ここ最近話題になっているのが塗るヒアルロン酸。
塗るだけで唇の保湿、潤い、弾力を出せて、まるでヒアルロン酸を注入したような唇になると言われている、話題のリップが「LusciousLips(ラシャスリップス)」です。
こちらは他のリップとは違い、ペプチドやビタミン、植物エキスなどの医療用成分が配合されています。
そのため医療機関での販売のみとなっています。
こちらは塗布直後から唇がふっくらとしてきて、立体的にボリュームアップします。
ヒアルロン酸注入の施術効果も高めてくれるので相性も抜群に良いです。
見落としがちな場所ですが、血色がよく、キレイな形の唇は美人の絶対条件です。
「血行不良」や「色素沈着」「乾燥」などの原因をきちんと理解した上で、日々のケアを行うことが大切です。
冬が明けるともうすぐ春。
春はピンク色の口紅やグロスなども増えてきて、メイクが楽しくなる季節ですよね。
ご紹介したケア方法はお手軽にできるものばかりなので、ぜひこちらを参考に、ツヤある魅力的な唇を目指しましょう。