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美容注射、点滴

2019/12/06

肩こりは綺麗になる邪魔をする?!

#ボトックス#肩こり

痛みや重たい感じ、だるさが特徴の肩こり。
肩こりが原因で頭痛に悩まされている方も現代は多いようです。
「肩こり」と聞くと一見美容とは関係ないように感じますよね。
実は肩こりは、肌荒れやしわ・たるみ、眼精疲労、またバストアップを阻害している原因のひとつだと考えられているんです。
美肌の内服薬を飲んだり、スキンケアをしたりするのももちろん大切ですが、どうせケアをするならマイナス要因である肩こりを解消して効率よく綺麗になりませんか?
ここでは肩こりの原因から改善まで詳しくお話していきます。

肩こりとは?

そもそも肩こりとはなんなのでしょうか?
簡単に言うとなんらかの原因で肩の筋肉が正しく機能できていない状態のことをさします。
私たちは600以上ある筋肉をもっています。
筋肉の状態や行う動作に応じて脳から命令が下され、筋肉が「収縮(縮む)」・「弛緩(伸びる)」を行うことで初めてひとつの動作を達成しています。
しかし、特定の筋肉に「収縮」の命令ばかりが、長時間くだされているとその筋肉は「弛緩」できなくなるのです。
このようなことが起こり続けると血流が悪くなり筋肉の状態を脳へ伝える受容器が誤作動を始め、必要のないときでも「この筋肉は収縮が必要」という誤った情報を脳へ伝え、脳はその特定の筋肉へ「収縮」の命令を出し続けてしまうのです。
筋肉が伸びずに縮んでいる状態にい続けている状態こそが「凝り(こり)」の正体です。

肩こりの原因

上記で肩こりとは筋肉の収縮命令の誤作動(弛緩障害)とお話しましたが、何が原因なのでしょうか。
原因はたくさんありますが、その中でも以下の原因が肩こりに悩まされている多くの方が該当しているものです。

長時間同じ姿勢でい続ける

長時間の読書やデスクワーク中の姿勢はどうしても前傾姿勢になりがちです。
本来、身体全体で支えている約5kgある頭部を前傾姿勢になると首や肩の筋肉だけで頭部を支えることになるので筋肉に余計な緊張状態を強いる原因になります。

眼精疲労

読書やパソコン・スマートフォンの使用などで起こる眼精疲労。
特にパソコンやスマートフォンの使用は読書よりもかなり目の筋肉を酷使します。
細かい字を読んだり、ただ目を動かすだけではなく、パソコンやスマートフォンの使用は光源に対して繰り返しピントを合わせる必要があり、眼にはかなり負担がかかります。
また画面を見ているとまばたきが減ってドライアイになりやすくなりより眼精疲労を深刻化させてしまいます。
目の筋肉の疲労は、首や肩の筋肉までも緊張させ肩こりを引き起こす原因になります。

運動不足

心臓のポンプの作用により血液は全身に運ばれていますが、実は心臓の働きだけでなく筋肉の収縮と弛緩の作用にも血液を巡らせる働きがあります。
ところが運動不足になると身体の筋力が低下し血液を送り出す力が不足するため血流が悪くなってしまいます。
血行不良になると、疲労物質の排泄がうまくいかず発痛物質により筋肉の緊張状態が亢進した結果肩こりを悪化させてしまいます。
そして更に血行不良になり、肩こりもひどくなってしまう‥‥といった悪循環に陥ってしまいます。

精神的ストレス

日々のストレスが大きければ大きいほど全身の筋肉が緊張し、肩こりの原因である抗重力筋の緊張も免れません。
また強いストレスは血管自体を収縮させてしまうので、筋肉の中で起こる血流障害が原因で筋肉疲労・肩こりへ繋がります。
その他にも椎間板ヘルニアや変形性頚椎症、鬱病(うつ病)、内臓疾患などの病気が異常な程までの肩こりを引き起こすことがあります。
パソコンやスマートフォンがなくてはならないものになっている現代、またそれと同時にストレス社会と言われている中、上記でお話した原因などを読んで頂いても肩こりが現代人に起こりやすい理由がわかるかと思います。

肩こりと美容の関係?

痛みや重い、だるいというだけでも厄介な肩こり。
それだけではなく肩こりは美容面においても悪影響を与えます。

肌荒れ,肌老化,不眠

肩こりと血行不良はどこかで改善しない限り負のスパイラスへ陥りどんどん悪化していきます。
その血行不良が原因で肌に栄養や酵素が十分に行き届かなくなり、更に老廃物も流れなくなり肌に滞ることになります。
すると肌の新陳代謝が乱れてニキビなどの肌荒れを引き起こしたり肌のキメを粗くしてしまいます。
また、つらい肩こりはストレスや不眠などの原因にもなることがあり自律神経の乱れを引き起こす可能性もあります。
自律神経が乱れると免疫機能の低下やアクネ菌の繁殖、女性ホルモンのバランスが乱れることへ繋がります。
それが原因となり、コラーゲンの生成までも妨げ、肌の弾力やハリを失ってしまうのです。

むくみ,たるみ,デカ顔

上記でお話したとおり、本来排出するべき老廃物がせき止められて溜まってしまうと顔のむくみの原因となってしまいます。
顔がむくむと、脂肪が付きやすくなり顔が大きくなります。
またそれだけでなく、その重さが要因となり将来たるみやすくなってしまったり、現状あるたるみがより進行してしまうリスクが高まります。

バストアップの阻害,バストの垂れ

血行不良は肩周辺のみに起こるわけではありません。
肩の近く、胸周辺にも影響を与えます。
胸周辺の血行が悪くなってしまうと女性ホルモンや栄養素、酵素など、バストアップや現状維持に必要な要素が行き届かなくなってしまいます。
また老廃物も胸に溜まり、代謝も妨げられるので胸の新しい細胞も作ることが難しくなります。
それではバストアップできるはずがありません。
そして肩から胸にかけて位置する大胸筋・小胸筋は胸を支える大切な筋肉です。
肩こりが原因で血流が悪くなってしまうと、大胸筋・小胸筋などの筋肉へも栄養素や酵素、酸素が行き届かなくなってしまい筋肉が衰えてしまいます。
そしてバストを支えることができずに下垂の原因になってしまうのです。

簡単!肩こりの改善方法!!

みなさんは「肩こり改善」と聞くとどんな方法を思い浮かべますか?
多くの方が、肩揉み・肩たたき・マッサージ・ストレッチなどをイメージされると思います。
しかしこれらは継続的に行う必要があるものばかりです。
「やっても改善しない!」
「揉み返しがこわい!」
「続けることができない!」
「そんな時間ない!」
「そもそも面倒くさい!」
このような理由で肩こりに悩みつつも放置している方がほとんどです。
「努力しないで改善したい」
「1回でしばらくなにもしなくてOKなもの」
「簡単な方法がいい」
「・・・でもそんな都合良いものなんてあるわけないよね・・・」
そんな都合の良い方法があります!それはボトックス治療です!!

肩こりにはボトックス!!

ボットクス治療は筋肉や汗を出す際に関係している、アセチルコリンという物質を阻害するものです。
「ボトックス」と聞くと、シワを改善したり、小顔にしたり、汗を抑えたり・・・いろんな使用目的がありますよね。
注射でボトックスを注入し筋肉や汗腺が過剰に働き過ぎているのを抑制させているのです。
これを肩の筋肉に利用し、筋肉の収縮命令の誤作動(弛緩障害)を起こりにくくすることで肩こりの改善・予防することができます。
筋肉の状態で注入量を医師が調整し、1回の注射で4~6ケ月の持続期間が望めます。
ボトックス治療で共通の注意事項である、女性は2ヶ月間、男性は3ヶ月間の避妊が問題ないのであれば、4~6ヶ月に一度施術を受けるだけでしっかりと改善が見られるので、慢性的な肩こりに悩まれているのであればボトックス治療はオススメです。
注射での施術なので痛みも少なく、5~10分程度の短時間で終わるので気軽に受けることができます。

華奢見せ(肩痩せ)肩ボトックス

いかがでしたか?
肩こりは重だるい感じがあるだけでも充分嫌なのに
美容面でもこんなにも悪影響があるなんてなんて煩わしいものなのでしょうか。
今みなさんがされている美容面での努力をより結果が出しやすいようにするためにも、嫌な肩こりをすぐに簡単に改善してみませんか?