【小顔整形】糸リフト・脂肪吸引・骨切りで結局どれが効果があるの?女医が解説!

糸リフトとは

10年前に比べると、糸リフトの施術を受けたことのある人の数はかなり増えてきました。当時、糸リフトを受けるのは、美容に強いこだわりのある大人の女性というイメージが強かったのです。

私が美容外科医になった頃も、糸リフトはまだそれほど流行っていませんでした。30代や40代前半でも「糸リフトはまだ早いかな」と言っている人が多かったのです。

しかし、現在では10代後半から20代の若い人たちを中心に、糸リフトは大変流行しています。もちろん、30代の方も増えてきましたし、さらに60代や70代の方が、お母さんを連れてきて施術を受けるなど、非常に幅広い年齢層の方々が糸リフトを受けるようになっています。

糸リフトは、人工繊維の糸を使用して、顔の組織を下から上に引っ張り上げることを目的とした施術です。

方法としては、顔の上部や下部から糸を挿入し、組織を下から上に持ち上げることでリフトアップ効果を得ます。中間部分から糸を挿入しても意味がないため、必ず上か下のどちらかから糸を挿入します。

使用される糸の材料についてですが、「糸」と聞くとお裁縫の糸を想像するかもしれませんが、実際には春雨のような見た目で、トゲトゲした構造を持っています。毛糸のような感じではなく、体内で溶ける素材が一般的です。

このため、日常生活で見かける糸とは全く異なり、初めて見ると「これで本当に顔が上がるのか?」と疑問に思うかもしれません。

糸リフトで効果が出ない人はいるのか?

今日の議題である「糸リフトで効果が出ない人はいるのか?」という点についてですが、糸リフトで全く効果が出ない、何も変わらないという人は正直いないと思います。

施術の方法や材料の特性から、何らかのリフトアップ効果は期待できるからです。

糸リフトは、顔のたるんだ部分を下から上に引っ張り上げることで、顔を引き締める効果を持つ施術です。下にたまったお肉を持ち上げることで、顔全体の重心が上に移動し、小顔効果やシャープな輪郭が期待できます。

特に、下ぶくれで上部がこけているような場合、糸リフトによって下から上に持ち上げることで、こけた部分が埋まり、卵型の綺麗な顔立ちになります。

しかし、太っていて顔の上下両方にお肉がついている場合は、糸リフトで持ち上げても、お肉が上に集中するだけで、「すごくよかった」という結果にはなりにくいかもしれません。つまり、顔にお肉が多い人にとって、糸リフトだけでは満足のいく結果が得られないことがあります。

糸リフトはトゲのような構造でお肉を持ち上げるため、重力に負けることがあります。骨と皮だけのスリムな方と、顔にお肉が多い方を比べた場合、お肉が多い方は重みで糸リフトの効果が持続しにくくなります。

糸リフトに不満を感じる理由

糸リフトに対して「金ドブだった」といった感想を述べたSNSを見かけることがありますが、これは効果の持続が短く、かなりのお金をかけたにもかかわらず満足度が低かったという意味を指していることが多いと考えられます。

このような不満は特に顔にお肉が多い人に見られやすいです。効果がないとは言いにくいですが、顔にお肉が多い人にとっては、効果が少なく感じるだろうなとは思います。

これは、先に述べたように、糸リフトはお肉を持ち上げることで効果を発揮しますが、重いお肉は重力に負けやすく、持続性が短くなるためです。

また、たるみが強すぎる人も糸リフトの効果を感じにくいです。これは年齢を重ねると誰にでも起こり得る問題ですが、特に皮膚が非常にたるんでいる人には、糸リフトの本数をしっかりと増やすことが効果的です。

ただし、たるみが強すぎる場合、一度の施術で長期間良い状態を維持するのは難しいです。

半年から1年が経過すると、やはり自身の老化が進行します。糸リフトはその間も効果を発揮していますが、糸が溶けるに従ってその効果は徐々に薄れていきます。

また、「自分自身の老化」と「糸の吸収」、この2つの要因が重なって、糸リフトの効果がなくなったように感じることがあります。

だからといって、「それなら糸リフトをしなくてもいい」と考えるのは少し違います。たるみには抗ったほうが良いのです。

糸リフトは繰り返すことで、溶ける過程でコラーゲンに置き換わり、たるみにくい肌を作ることができます。ですので、予防として20代や30代前半から始めるのが非常に効果的です。

芸能人や美容にこだわる人々が40代や50代でも本当に綺麗なのは、糸リフトを継続しているからです。

「効果がない」「無駄」ということは全くありません。経済的や時間的に許す限り、できるだけ頑張って続けることで、美しさを保つことができます。適切な本数の糸を入れ、繰り返し施術を行えば、2年前の自分の写真と比べて「おお、こんなに良くなった」と感じることができるでしょう。皆さんに諦めずに続けてほしいと思います。

患者様から「永続的な治療はないんですか?」「糸リフトって戻るんですよね?」と質問を受けることがあります。

しかし、髪の毛が伸びるから美容院に1か月に1回行くように、ネイルも伸びるので月1くらいでネイルサロンに行くのが普通ですよね。糸リフトもそのスパンが少し長いだけで、手入れの一環なのです。

老いは誰にでも訪れますから、半永久的な効果を求めるのは無理なのではないでしょうか。定期的な手入れが必要で、それを続けることで効果を維持するのです。糸リフトも同じように、定期的に行うことで美しさを保つことができるのです。

糸リフトと相性がいい人

糸リフトと相性が良い人は、やはり痩せている人です。お肉が少なく、皮だけかなと感じる人は持ちが非常に良いです。重力に負けることが少ないため、効果が長持ちします。

痩せている人は大抵、頬骨の下が少しくぼんで見え、その下に若干のお肉と皮膚があることが多いです。このお肉をよいしょっと持ち上げてくぼみを補正することで、くぼみも綺麗に平らになり、フェイスラインがシャープになります。これが最も相性の良い形だと思います。

Aスレッド®が他院の糸と違うと感じるのは、腫れの少なさと内出血がほとんど出ない点です。糸が溶けるに従って少しずつ戻ってきますが、持ちが非常に良いと感じます。

糸リフトの入れ方によっても効果が大きく異なります。特に、上のほうから糸を入れると顔にヨレが出にくくなります。顔にヨレがあると「糸を入れてるな」という感じになりますし、こめかみ周辺が張ると一時的に宇宙人のような見た目になります。

この時期は顔が上がっているものの、宇宙人のような見た目がなくなると元に戻ったように感じるため、これは糸リフトとして微妙な結果です。

切開リフトをしていないため、多少のヨレは避けられませんが、最初にできるヨレが目立たなければ、ダウンタイムが少なく、糸リフトをしていることがバレにくいです。これが良い点だと思います。

Aスレッド®は腫れが少なく、内出血もほとんど出ないため、患者様の満足度が非常に高いです。実際、Aスレッド®を受けた患者様から「金ドブだった」というような不満の声は少なく、以前に別のクリニックで働いていたときと比べても顕著です。

まとめ

ということで、今回は糸リフトの効果がある人とない人について詳しくお話しました。

『Aスレッド®』について、ご不明な点があれば気軽にYouTubeのコメント欄や公式LINEからお問い合わせください。

インスタグラムのDMよりご連絡いただければ直接返信しますので気軽にご連絡くださいね。

また、当院では初診料、カウンセリング料は無料となっておりますので、まずはお話だけ聞いてみたいという方も、ぜひお気軽にA CLINICまでお越しください。

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日本美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員(JSAS)、日本美容皮膚科学会会員、形成外科学会会員、 麻酔外科学会会員、世界美容外科学会(WSAPS) 会員、国際抗老化再生医療学会会員、国際抗老化再生医療学会会員、日本肝臓学会会員、 日本リンパ学会会員、末梢神経学会会員、日本専門医機構認定 整形外科専門医、日本整形外科学会会員、日本先進医療医師会会員、 日本抗加齢医学会会員、日本救急医学会認定ICLS修了

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