【小顔整形】糸リフト・脂肪吸引・骨切りで結局どれが効果があるの?女医が解説!

糸リフト

小顔施術の中でも、糸リフトは最もライトな施術です。

糸リフトは人工繊維を使って皮膚を下から上に持ち上げる施術です。数ヶ月から半年程度効果が持続しますが、糸なので重力には勝てません。半年から1年の間に再び加齢によるたるみが生じるため、その都度糸を入れることが必要になる場合もあります。

糸リフトは、皮膚と皮膚を寄せるイメージで、たるみを引き締める施術です。皮膚を持ち上げたときにしっかりと上がる方には適しています。

糸リフトは腫れが強く、内出血も多いと考えられていましたが、A CLINICの『Aスレッド®』は腫れも少なく内出血もほとんどないため、施術直後から普通に生活や仕事ができる方が多いです。私自身も施術後すぐに仕事をしています。痩せている方は、糸リフトだけで十分な効果が得られるでしょう。

顔の脂肪吸引

次のステップは脂肪吸引です。顔の脂肪吸引では、その名の通り脂肪を吸引して取り除きます。私も毎日、多くの顔の脂肪吸引と糸リフトの施術を行っています。顔の脂肪吸引は脂肪が多い人に適しており、糸リフトと併用することをお勧めしています。

皮膚は脂肪を覆っているため、脂肪を吸引するとその分皮膚が余り、重力によってたるみが生じます。これがマリオネットラインやほうれい線の原因となるのですが、固定バンドを使用しても、このたるみを完全に防ぐことはできません。そのため、たるみを防ぐ対策として糸リフトが有効です。

顔の脂肪吸引を行うと肌の内側が傷つきますが、傷が修復する際に糸リフトに癒着することで皮膚が引きあがりますし、腫れや内出血の防止にも効果的です。

しかし、脂肪がほとんどない方には顔の脂肪吸引の必要はありませんので、その場合は糸リフトだけで十分です。脂肪の重みで糸リフトの持続性が低下しそうな方には、顔の脂肪吸引との併用をおすすめしています。

骨切り

毎日顔の脂肪吸引を行う中で感じているのは、骨切りが必要な方もいるということです。「顔が大きくて小さくしたいから脂肪吸引を受けたい」という方は多いですが、顔が大きく見える原因が脂肪ではない場合も少なくありません。

人間の顔は皮膚、脂肪、筋肉、骨から構成されており、どれが原因かは人によって異なります。骨が原因の場合も一定の割合で見受けられます。

例えば、頬骨が高くて顔の横幅が広い場合は、頬が凹んで見えたり、卵型のシルエットになりにくかったりします。このような場合、頬骨を削る骨切りが必要です。

骨切りは韓国ではメジャーな施術です。実施することで見た目が大幅に改善されたり、脂肪吸引が不要になる場合もあります。エラの骨が張りすぎている場合も、顔の脂肪吸引だけでは改善されないため、このような方にも骨切りをお勧めしています。

骨切りはハードルが高い施術ですが、私自身は歯の矯正が終わったら骨切りを考えています。顎の骨が平らでしっかりしているので、小さくして後ろに下げたいと思っています。

また、頬骨が出ているようには見えませんが、頬が凹んでいるので、ヒアルロン酸でカバーしています。それでも凹みが気になるため、頬骨を切って下に入れ込み、立体感を出そうと考えています。

ダウンタイムとその過ごし方

皆さん、ダウンタイムが心配かと思いますが、ダウンタイムは必ず過ぎ去るものです。施術直後は腫れたり口が開かなくなったりして不安に思うかもしれませんが、それが過ぎれば全く問題ありません。私は美容クリニックの医師という仕事柄、ダウンタイムに対する考え方が他の人よりも少し楽観的かもしれません。

「かな先生がこう言っているのだからダウンタイムも大丈夫」と思われてしまうのも困りますが、実際、ダウンタイムは必ず終わります。腫れも必ず引きますし、辛い時期も必ず終わります。

人生の長さを考えると、一時的な不安に囚われるよりも、その後の自分の姿を楽しみにする方が良いと思います。

ダウンタイムは施術の種類によって大きく異なります。A CLINICの糸リフト『Aスレッド®』は基本的に腫れがほとんどありません。

術後に「浮腫んでいる」と感じることがあるかもしれませんが、周囲の人にはほとんど気づかれませんので、普通に仕事をすることも可能です。

ただし、頬骨が目立つような骨格の方は、その部位に皮膚が寄るため顔が一時的に強調されることがあります。それでも、1〜2週間で治るのでご安心ください。その間は髪の毛で隠すと良いでしょう。

顔の脂肪吸引については、A CLINICで行った場合、鏡を見た時に「顔が腫れている」と感じるかもしれません。しかし、第三者からはほとんど気づかれず、少し浮腫んでいる程度にしか見えないので安心してください。

骨切りに関しては、術後の変化が周囲に分かりやすい施術です。骨切りを行った後は、安静が必要で、口を開けることが難しく、固定バンドも必要です。また、次の日に高熱が出ると言われています。そのため、骨切り後の2、3日は無理に外出しない方が良いでしょう。

1週間も経つと流動食以外のものも少しずつ食べ始めることができ、優しい食事から徐々に通常の食事に戻していけるようトレーニングを行います。

術後1ヶ月ほどで人に会っても大丈夫な状態になりますが、自身ではまだ腫れていると感じることが多いです。

実際、骨切りの腫れは2、3ヶ月間続くことがあり、完全に治るには半年かかると言われています。二重の整形手術でも、1ヶ月後にはまだ少し腫れていると感じることがありますよね。完全に治るには半年かかりますし、2、3ヶ月でだいぶ落ち着いてきます。

このように、整形手術には時間がかかるものだと割り切ることが大切です。

ただし、これには周囲の理解が必要です。「絶対整形はダメ」という考えの人々に囲まれていると施術を受けるのは難しいかもしれませんが、今の時代は何も言わない人がほとんどなので、その点はやりやすいかもしれません。後々、自分が綺麗になることを目指して施術を受けることをおすすめします。

まとめ

今回は糸リフト、顔の脂肪吸引、骨切りの施術の特徴と、どのような方に向いているかについてお話していきました。

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また、当院では初診料、カウンセリング料は無料となっておりますので、まずはお話だけ聞いてみたいという方も、ぜひお気軽にA CLINICまでお越しください。

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日本美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員(JSAS)、日本美容皮膚科学会会員、形成外科学会会員、 麻酔外科学会会員、世界美容外科学会(WSAPS) 会員、国際抗老化再生医療学会会員、国際抗老化再生医療学会会員、日本肝臓学会会員、 日本リンパ学会会員、末梢神経学会会員、日本専門医機構認定 整形外科専門医、日本整形外科学会会員、日本先進医療医師会会員、 日本抗加齢医学会会員、日本救急医学会認定ICLS修了

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