【女医が教える】顔の脂肪吸引のダウンタイムを部位別に詳しく解説します!

こんにちは、A CLINIC銀座院 院長のかな先生です。

小顔施術の中で最も効果を感じられるのは顔の脂肪吸引ではないでしょうか。ただ、ダウンタイムが目立ちやすいため、長期の休みを取らなければならないと考える方も多いと思います。

今回は、顔の脂肪吸引の中でも部位がたくさんある中で、ダウンタイムがほとんど出ない施術と、多少ダウンタイムが必要な施術について解説していきたいと思います。ぜひ最後までご覧ください。

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山﨑 香名 医師

顔の脂肪吸引の対応部位

顔の脂肪吸引が可能な部位はクリニックによって異なりますが、当院ではかなり幅広く対応しています。

具体的には、首からエラ下、アゴ下、フェイスライン、ジョールファット、メーラーファット、バッカルファットなどです。

メーラーファットの横辺り、目の横から頬骨が高い方は、こめかみ周辺にも脂肪がついていて、顔の横幅が広くなる原因になっています。この部分を「横幅」と名付けており、それも吸引することができます。これは珍しい施術ですが、実際に受ける方は多いです。

顔の脂肪吸引には9か所ほどの部位があり、ダウンタイムがそれぞれ異なります。ほとんど腫れず次の日から日常生活を送れる施術もあれば、2~3日ほど人に会うのを控えたほうがいい施術もあります。

吸引量が違うから腫れるのではないかと思っている方もいるかもしれませんが、実際には吸引量は特に関係ありません。それよりも、施術を受ける方の体型や麻酔と吸引する脂肪量のバランスが関係しています。

脂肪の吸引量は人それぞれで異なります。平均としては、20~30cc程度の脂肪を取ることが多いです。とても痩せていて、一か所だけ少量の脂肪を取りたいという方もいますが、その場合でも顔が小さくなり綺麗になることで満足していただけます。

逆に、太っている方の場合は、100cc以上の脂肪を取ることもあります。このように、吸引量は個人差が大きいため、特定の部位で何cc取れるかは一概には決まっていません。

腫れが少ない顔の脂肪吸引部位

腫れにくいと感じる部位として、フェイスライン、アゴ下、エラ下、ジョールファットが挙げられます。

これらの部位が腫れにくい理由の一つに、Aスレッド®の働きが大きいと考えられます。これらの部位は直接Aスレッド®を入れることができるため、脂肪を吸引して少しむくんでしまうのは自然な反応ですが、Aスレッド®によってぐんっと引き上げられることで、むくみが出にくくなります。

そのため、頬骨が突出して顔の横幅が広い方などは、Aスレッド®を入れた部位はあまり腫れず、こめかみ周辺にむくみが溜まることがあります。

顔の脂肪吸引後のむくみは、実際には自分の体液が集まって傷を治そうとしている自然な反応です。むくみは大体1~2週間程度で完全に引きます。

一時的な体の反応としてむくみが出ているに過ぎないので、前の顔より大きく腫れ上がることは基本的にはありません。そのため、フェイスライン、アゴ下、エラ下、ジョールファットなどの部位に関しては、次の日に仕事がある人でも施術を受けることが多いです。

また、内出血は、吸引する脂肪の量が多ければ多いほど起こりやすくなります。

脂肪が多いと、それだけ吸引のストローク(吸う回数)が増えるため、毛細血管を傷つけるリスクが高まり、結果として内出血が発生しやすくなるためです。

痩せている方は内出血があまり起こりませんが、体型がふくよかな方は内出血が出やすいです。しかし、内出血が出たからといって深刻に青くなることは少なく、多くの場合は浅い層を綺麗に吸引するため、黄色くなることが多いです。

私自身も施術を受けた際にアゴ下とエラ下が黄色くなりましたが、日本人は黄色人種なのであまり目立ちません。そのため、ファンデーションやコンシーラーを使ってカバーすることをおすすめします。顔の下をじっくり見る人は少ないので、首が少し黄色くても大丈夫です。

腫れが目立つ顔の脂肪吸引部位

バッカルファットやメーラーファット、そして横幅の部分については、腫れが出ることがあります。

バッカルファットに関しては、その人のバッカルファットの量に完全に依存します。バッカルファットが少ないのに取りたいという人の場合、脂肪の量がバッカルファットより多いため、吸引しても取れる量が少なく、結果的に腫れて見えることがあります。

一方、バッカルファットが非常に多くて顔が四角く見える方は、必要な麻酔の量よりも取れる脂肪の方が多く、施術直後からかなりすっきりとした印象になります。

メーラーファットや横幅に関しても、顔の中盤部は腫れが出やすいエリアです。そのため、どれだけ麻酔を少量にし、丁寧に吸引しても、腫れて見えることがあります。

目の下は少し浮腫むだけで非常に腫れて見えるエリアです。そのため、目の下にフィラーや注入をしただけでも涙袋が消失して腫れて見えることがあります。

このような反応は顔の脂肪吸引ではない他の施術でも同じです。目の下は特に腫れて見えやすい部分です。そのため、メーラーファットや横幅の脂肪吸引を行う方は、1週間程度は重要な予定を入れない方が良いと思います。

今の時代、外出中のマスク着用は自然な光景です。マスクをしていれば腫れやむくみは隠れるのであまり気づかれませんが、マスクを取ると「この人、怪我してるのかな?」と思われるような黄色さやむくみが目立つことがあります。

そのため、重要な食事や大事な予定がある方は、1~2週間のゆとりを持つことをおすすめします。

1day小顔®のご紹介

現在、A CLINICでは顔の脂肪吸引とAスレッド®がセットになった「1day小顔®」という施術を提供しています。この施術の良いところは、ダウンタイムが少ない点です。

「脂肪吸引」というと大掛かりで大変なものと考えられていましたが、「1day小顔®」では顔の脂肪吸引におけるダウンタイムの大変さが劇的に改善されています。

「少しむくんでいるな」と感じる程度で済むので、施術後もいつも通りに過ごせます。ダウンタイムと言っても固定しているわけではないので外出も可能です。じっくり顔を見られたらいつもよりむくんでいるかもしれないと感じるかもしれませんが、初めて会う人には気づかれないでしょう。

顔の脂肪吸引とAスレッド®がセットになった「1day小顔®」施術では、ダウンタイムが非常に少ないため、街に出られないといった心配はほとんどありません。

生活への影響も少なく、通常通り過ごせることが多いです。自分の顔は自分が一番よく見ているため、少しの腫れでも気になる方もいますが、周りの人はほとんど気づかないので心配いりません。

「1day小顔®」は、特に顔の大きさに悩んでいる方におすすめです。このチャンネルの中でも、丸顔を卵型にしたい、逆三角形にしたい、面長を短く見せたいなど、さまざまな悩みがあると思います。

ただし、顔の脂肪吸引が適応ではない方も一定数いますので、まずはカウンセリングを受けて、適切な施術を決めることが大切です。

まとめ

今回は、顔の脂肪吸引について詳しくお話ししました。

『1day小顔®』や『Aスレッド®』について、ご不明な点があれば気軽にYouTubeのコメント欄や公式LINEからお問い合わせください。

インスタグラムのDMよりご連絡いただければ直接返信しますので気軽にご連絡くださいね。

また、当院では初診料、カウンセリング料は無料となっておりますので、まずはお話だけ聞いてみたいという方も、ぜひお気軽にA CLINICまでお越しください。

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A CLINICでは顔の脂肪吸引や糸リフトの症例数が豊富なだけではなく、さまざまな資格を持つ医師や専門医が在籍しております。

日本美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員(JSAS)、日本美容皮膚科学会会員、形成外科学会会員、 麻酔外科学会会員、世界美容外科学会(WSAPS) 会員、国際抗老化再生医療学会会員、国際抗老化再生医療学会会員、日本肝臓学会会員、 日本リンパ学会会員、末梢神経学会会員、日本専門医機構認定 整形外科専門医、日本整形外科学会会員、日本先進医療医師会会員、 日本抗加齢医学会会員、日本救急医学会認定ICLS修了

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