脂肪溶解注射とHIFU (ハイフ)どっちが顔痩せする?かな先生が徹底比較!

脂肪溶解注射とは

最近多くの種類が出ている脂肪溶解注射。
薬剤が植物由来のものやαリポ酸を注入することで、脂肪の代謝を促進して体の外に排出する施術です。

BNLSカベリンなどは有名な薬品ですが、脂肪やボリュームが気になる部位に打つことで代謝を促進し体外へ流すことで、脂肪の減少効果が期待できる小顔・顔痩せの施術として最近では知名度も上がりました。

HIFU(ハイフ)とは

HIFU(ハイフ)は既に何年も前から人気のある施術なので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
そのため、美容整形が初めての方やまずはライトな治療から始めたいという方に、多くお受け頂いている印象です。

HIFUはどのような治療かと言いますと、強力集束超音波と呼ばれるものを用いてお肌を引き締めていく治療です。
強力集束超音波と言ってもピンとこないかと思いますので、虫眼鏡をイメージして頂くと分かりやすいです。
虫眼鏡で日光を一点に集め焼いていく、HIFUは超音波を集めて焼いていくといったものです。

また、治療効果については焼肉をイメージして頂くと分かりやすいです。
どんなに大きなお肉でも焼くと小さく縮みますよね。
「熱を加えると縮む」、これをお肌でやっていくのがHIFUです。

HIFUが謳っている治療効果として筋膜に当てて縮めると言っているのですが、これは個人的には疑問に感じます。

脂肪の層にも当たればそこは縮むので、それによってスキンタイトニング(お肌の引き締め)効果は実感して頂けると思います。

特にむくみやすい方はお肌がキュッと引き締まりますので、「顔がスッキリした」「フェイスラインが出てきた」という方もいらっしゃいます。

脂肪溶解注射とHIFU(ハイフ)の持続性

脂肪溶解注射ですが注射をした後、代謝されれば徐々に効果が期待できますが、脂肪細胞の数自体は変わっていないので、食べて太ればまた脂肪が大きくなっていきます。
HIFUに関してはお肌の内部に熱を与えているだけなので、脂肪細胞がなくなったり小さくなったりといったことはありません。
そのため持続性はそんなに高くはない印象です。

実際に私自身、脂肪溶解注射もHIFUも両方やったことがありますが正直に申し上げますと、1回で目に見えた変化は感じられませんでした。

HIFUは実際「小顔効果があった」と満足頂いている患者様もいらっしゃるので、個人差はありますが持続性を高めたい場合、3ヶ月に1回など頻度としては結構頻繁にお受け頂いた方が良い施術です。
決して安価な治療ではないので、コストパフォーマンスの面を考えると継続して通うのは少しハードルが高いと個人的には思います。

ただし、メスを入れたくない、注射も怖いという方もいらっしゃるかと思いますので、そういった方にはHIFUをやって頂くのは良いと思います。

脂肪溶解注射とHIFU(ハイフ)のどちらが顔痩せ効果が高いのか?

結論から申し上げますと、顔瘦せ効果について比べるのは結構難しいです。
と言うのも、HIFUを当てると良くない箇所があります。(具体的な箇所は動画内で説明しております)
万が一、HIFUを当てると良くない箇所に当たってしまうとコケてしまうリスクがあります。

私自身、患者様とのカウンセリングなどで「HIFUを当ててコケてしまった」と仰る方を実際何人も診察しておりますので、HIFUは当て方に注意が必要です。

基本的に顔の上半分にはボリュームが、下半分はボリュームがない方が若く綺麗に見えます。
HIFUを当てるときにショット数を選べるようでしたら、全体的に当てるよりはフェイスラインや二重あごなど部分的に当てることをオススメいたします。

一方、脂肪溶解注射は大きな脂肪に打ってもほとんど効果が分からないという方が多いです。
顔の他にも二の腕などの身体にも打てるのがメリットですが、1回ですごくスッキリしたという方はあまりいらっしゃいませんが、顔はオススメの部位です。
頬骨が高くて笑ったときにたこ焼きのように膨らんでしまう方や、小鼻の膨らみが気になる方は効果を実感しやすいです。
脂肪溶解注射とHIFUのどちらが顔痩せ効果が高いのかは、場所によるというのが私自身の見解です。

脂肪溶解注射とHIFUは両方ダウンタイムのない施術ですが、直後は少し腫れたり熱で赤味が出るということはあります。
翌日にはほとんど気にならなくなる程度なので、日常生活に支障はないでしょう。

どのような方に脂肪溶解注射やHIFUがオススメかと言いますと、前述の通りダウンタイムがないので、周りにバレたくない方やメスを使いたくないという方にオススメです。

メスを使いたくない方にオススメの治療

メスを使ったり注射で何か入れることに抵抗がある方にオススメな治療を挙げると、サーマクール、サーマジェン、高周波、ポテンツァなどです。

HIFUよりもっと脂肪層に向かって引き締めていく治療が高周波です。
皮膚の浅いところを引き締めていくので、よりスキンタイトニング効果を実感しやすいです。

顔を小さくしたいというよりは、口横の脂肪や部分的に引き締めたいという方は高周波治療はすごく良いと思います。

ポテンツァのメニューの中に『ダイヤモンド』というものがありますが、それが高周波治療となります。

昔からある古い機械ですが、サーマクールは良い機械なのでそれで顔を引き締めていくのもオススメです。

ただしこれらは機械自体が高価であること、また脂肪溶解注射自体も薬品が高く、繰り返し受ける必要があることから、実際に満足のいく効果を実感するまではかなりのコストが掛かります。

少ない回数で高い効果を得たい、という方にはやはり外科の施術がオススメです。

顔痩せ・小顔効果で言うともちろん外科の施術になりますが、患者様のライフスタイルに合わせることが重要だと考えますので、診察・カウンセリングの際に何でもご相談頂ければと思います。

ポテンツァダイヤモンドのページへ

まとめ

今回は脂肪溶解注射とHIFUの比較についてお話をさせて頂きました。
顔痩せ・小顔の施術と一言で言っても本当にたくさんのメニューがありますので、「何をしたら良いのか分からない」「自分に合っているものが分からない」と言う方も、お気軽に無料カウンセリングにお越し頂ければと思います。

ご希望の仕上がり、イメージ、ライフスタイル、ご予算などさまざまな面から考慮して、患者様お一人おひとりに合った最適なプランをご提案させて頂くことも可能です。

ご自身で決められない!と言う方もぜひお気軽にご相談ください。

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日本美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員(JSAS)、日本美容皮膚科学会会員、形成外科学会会員、 麻酔外科学会会員、世界美容外科学会(WSAPS) 会員、国際抗老化再生医療学会会員、国際抗老化再生医療学会会員、日本肝臓学会会員、 日本リンパ学会会員、末梢神経学会会員、日本専門医機構認定 整形外科専門医、日本整形外科学会会員、日本先進医療医師会会員、 日本抗加齢医学会会員、日本救急医学会認定ICLS修了

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