顔の脂肪吸引でボコボコする原因や解消法

顔の脂肪吸引後に「ボコボコして見えるのでは?」と不安に感じる方は少なくありません。手術と聞くと、失敗や修正が必要になるのではと心配される方もいらっしゃいます。実際には、施術の特性やダウンタイム中の変化、もともとのお顔の構造など、いくつかの要因が重なって凹凸が目立つことがあります。本記事では、顔の脂肪吸引でボコつきが起こる原因について分かりやすく解説していきます。

顔の脂肪吸引でボコつきができる原因

顔の脂肪吸引でボコつきができる原因

医師の技術・施術特性による影響

脂肪吸引では、カニューレと呼ばれる細い管を用いて皮膚の下の皮下脂肪を吸引していきます。施術は医師の経験をもとに進められます。そのため、一部分のみを極端に多く吸引すると、その部位が凹んで見えることがあります。ただし、実際には医師は脂肪量のバランスを確認しながら均一になるよう調整して吸引を行います。

それでも凹凸が生じる可能性があるのは、脂肪吸引が鼻の手術のようにミリ単位で細かく削る施術とは性質が異なるためです。脂肪吸引では、皮膚の下にある皮下脂肪に対してカニューレ(細い管)を用いて陰圧をかけながら脂肪を除去します。

しかし、除去量は

  • 陰圧(吸引圧)
  • カニューレの太さ
  • 先端の穴のサイズ
  • 通過回数
  • 組織の硬さ

など複数の要素に左右されます。

さらに、麻酔液によって組織が膨らんだ状態で施術を行うため、どの程度脂肪が除去できているかは術中の触覚や経験に基づいて判断していくことになります。また、脂肪の硬さや付き方には個人差があるため、同じように吸引しても部位によって除去量に差が生じることがあります。

年齢を重ねると脂肪の付き方にムラが出ることもあり、このような構造的な違いによって術後に凹凸が目立つ場合があります。これは施術の失敗というわけではなく、脂肪吸引という手術の特性によるものです。

脂肪吸引の仕組み

拘縮などダウンタイムによる影響

2つめは、脂肪吸引後の傷が治る過程で起こるボコつきで、拘縮による変化です。
これは脂肪吸引後の拘縮(こうしゅく)と言われるものです。

厳密には拘縮ではなく「瘢痕組織(はんこんそしき)」と言うものなのですが脂肪吸引をした後、皮下脂肪の層は穴だらけになっています。

この穴をくっつけるために体の接着剤の役割を果たすコラーゲンが出てきますが、このコラーゲンが大量に出されると硬さやボコつきが出てきます。

特によく動く部位、口もとや喉元は動くと剥がれそうになるので、余計にコラーゲンが出てきます。
そうすると、口もとや喉元は厚みも出てきてボコつきが気になるようになります。

このボコつきは医師の技量によるものではなくダウンタイムの過程で起こるもので、自然な体の反応でもあり、適切なマッサージなどのケアでやわらいでいくことが多いです。

ただ、このダウンタイムが原因のボコつきは2~4週間くらいでピークを迎え、半年程かけて徐々に柔らかくなっていきます。

このコラーゲンの出方というものはかなり個人差がありますし、人によってコラーゲンがどれくらい残るのかというのも異なるので、そういう意味でもボコつきが出てしまうリスクは多少あります。

関連記事:【顔の脂肪吸引の「拘縮」と「失敗」の違い】後悔しないためのポイント!

ダウンタイムによる拘縮を減らす方法はこちら

脂肪吸引後の拘縮を抑えるためにはどうしたら良いのか、どうケアしたら良いのかについてYouTubeの動画でもまとめていますので、よろしければそちらもご覧ください。

体の構造(皮膚・脂肪・筋肉)による影響

体は基本的に「皮膚 → 皮下脂肪 → 筋肉 → 骨」という順番で構成されています。これは顔だけでなく太ももなどの脂肪吸引でも同様です。

その結果、筋肉の形や動きが表面に出やすくなります。顔の場合、

  • 筋のラインが浮き出る
  • 表情を動かしたときに凹凸が強調される
  • シワが目立つように感じる

といった変化が起こることがあります。これは施術の失敗ではなく、脂肪が減ったことによる構造的変化です。

顔の脂肪吸引後のボコボコを解消する方法

顔の脂肪吸引後のボコボコを解消する方法

脂肪吸引後のボコつきは、施術特性や拘縮などダウンタイム、体の構造変化によって一時的に目立つことがあります。多くは時間の経過とともに落ち着いていきますが、経過に応じた適切なケアが大切です。ここでは、自己判断で修正を急がず、クリニックでの診察を受けながら進める一般的な対処の流れをご紹介します。

まずは1〜3ヶ月ほど様子を見る

術後しばらくは腫れやむくみ、硬さ(拘縮)の影響で、凹凸が強く見えることがあります。とくに術後1〜3ヶ月は変化が出やすい時期で、ピークを過ぎると少しずつやわらぎ、なじんでいくケースが多いです。見た目が気になっても、自己判断で強いマッサージを始めたり、過度に触ったりすると状態が悪化することもあります。経過観察中も、不安があれば早めに施術を受けたクリニックへ相談し、必要に応じて診察を受けましょう。

適切なマッサージを行う

マッサージは、必ず担当の先生の指示が出てから、正しい方法で行うことが重要です。目安として、痛みや強い腫れが落ち着いてから開始となることが多く、無理に早く始めるのは避けます。方法は「こすらない」「つままない」「押しつぶさない」が基本です。保湿剤をなじませたうえで、凹凸が気になる周辺を手のひらでやさしく包み、皮膚を動かすように軽く円を描いてほぐします(片側30秒〜1分程度)。強い痛みが出るほどの圧はかけず、赤みや熱感が強まる場合は中止してクリニックへ相談してください。

それでも解消されない場合は再施術を受ける

術後6ヶ月ほど経過しても凹凸が明らかに改善しない場合は、診察のうえで再施術を検討することがあります。状態により、追加の脂肪吸引でバランスを整える方法や、脂肪注入などで凹みを補う方法が候補になることもあります。再施術が必要かどうか、どの方法が適しているかはお顔の状態によって異なるため、自己判断ではなく医師の診察を受けることが大切です。費用についても施術内容や範囲で変わるため、事前にクリニックで見積もりと説明を受けましょう。

脂肪吸引で顔がボコボコになるリスクを減らすために

脂肪吸引で顔がボコボコになるリスクを減らすために

ボコつきのリスクを減らすには、施術前のカウンセリングとクリニック選びが重要です。カウンセリングでは、どの部位からどれくらい脂肪を減らすのか、完成イメージや左右差の出方、ダウンタイム中に起こりうる変化まで具体的に確認しましょう。また、顔の脂肪吸引はデザイン性が求められる施術のため、経験豊富な医師を選び、症例写真で仕上がりの傾向を見ておくことも大切です。料金だけで判断せず、説明の丁寧さや術後フォロー体制まで含めて比較すると安心につながります。

Aクリニックの脂肪吸引

Aクリニックの脂肪吸引

A CLINICでは、小顔・輪郭形成を専門に、カウンセリングでお顔の状態やご希望を丁寧に確認し、担当医師が施術方針をご提案しています。術後の経過では、腫れや硬さ(拘縮)などダウンタイムの変化によって凹凸が気になる時期があるため、検診やご相談を通して状態確認を行い、必要に応じてケア方法をご案内しています。脂肪吸引後の経過やよくある質問は、以下も参考にしてください。

まとめ

顔の脂肪吸引後に見られるボコつきは、施術の特性やダウンタイム中の拘縮、皮膚・脂肪・筋肉の構造的な変化など、複数の要因が重なって起こることがあります。必ずしも失敗によるものではなく、時間の経過とともに落ち着いていくケースも多く見られます。

術後1〜3ヶ月は腫れや硬さの影響を受けやすいため、自己判断で強いマッサージを行うのではなく、施術を受けたクリニックで経過を確認しながら適切なケアを行うことが大切です。それでも半年ほど経過して改善が乏しい場合は、医師の診察のもとで修正施術を検討することもあります。

また、ボコつきのリスクを減らすためには、事前のカウンセリングで仕上がりのイメージやダウンタイムの変化について十分に理解し、経験豊富な医師を選ぶことが重要です。

A CLINICでは、術前のデザインから術後のフォローまで一貫して行い、経過に合わせたご相談にも対応しています。顔の脂肪吸引について不安や疑問がある方は、カウンセリングでお気軽にご相談ください。

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山田 哲雄 医師

本ページはA CLINIC 統括院長 山田 哲雄(日本美容外科学会認定 美容外科専門医)が監修しています。

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A CLINICでは顔の脂肪吸引や糸リフトの症例数が豊富なだけではなく、さまざまな資格を持つ医師や専門医が在籍しております。

日本美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員(JSAS)、日本美容皮膚科学会会員、形成外科学会会員、 麻酔外科学会会員、世界美容外科学会(WSAPS) 会員、国際抗老化再生医療学会会員、国際抗老化再生医療学会会員、日本肝臓学会会員、 日本リンパ学会会員、末梢神経学会会員、日本専門医機構認定 整形外科専門医、日本整形外科学会会員、日本先進医療医師会会員、日本抗加齢医学会会員、日本救急医学会認定ICLS修了

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