顔の脂肪吸引は何ccくらい取れる?部位別の平均量と仕上がりの目安を解説
目次
顔の脂肪吸引について
顔の脂肪吸引とは一般的にカニューレと呼ばれる吸引管で、直接脂肪細胞を取り除く小顔・顔痩せ術のひとつです。
ダイエットや減量、運動などで脂肪細胞自体を減らすことはできません。
体重の増減によりこの脂肪細胞が大きくなることで太って見えたり、また小さくなることで痩せて見えます。
顔の脂肪吸引は脂肪細胞の数自体を減らすことができるため、基本的にリバウンドすることはありません。
また、フェイスラインや二重あご以外にも、二の腕や太ももなど気になる部分の脂肪をピンポイントで除去することができます。
ダイエットで減量に成功したものの、下半身太りで悩んでいたり、思ったより顔痩せしなかった、という方にもオススメの痩身メニューです。
顔の脂肪吸引では何cc除去できる?
顔の脂肪吸引で実際に取れる脂肪の量はかなり個人差があります。
丸顔、面長などの顔のバランスを見たり、「ここを取り過ぎたら将来的に顔がコケてしまう」などの重要なポイントを見たりして、患者様と一緒に吸引する箇所、デザインを決定いたします。
吸引量はどう決まる?
取れる脂肪の量は、どこまでを純粋な脂肪としてカウントするのかによっても変わります。
日本の美容外科では麻酔液で脂肪を膨らませてから、カニューレで脂肪を吸う『チューメセント法』で行うのがほとんどです。
そのため、吸引後は脂肪だけではなく麻酔液を含めた量であれば顔だけで50cc、それ以上取れる場合もあります。
ただし、これは純粋に脂肪が50cc取れたわけではありません。
吸引量別の症例写真
実際に取れた脂肪だけでカウントするのはなかなか難しいですが、お顔まわりだけで10cc、多い方で20ccも取ればかなりスッキリした印象になります。
輪郭の骨の下(当院ではエラ下と呼んでいます)や、あご下の脂肪を10ccも取ればしっかりと変化を実感して頂けます。
もともと皮下脂肪が少ない方は5ccの方もいますし脂肪の量が多い方は、あご下だけで20~30cc取れる方もいらっしゃいますが、大切なのは「どれだけ脂肪が取れたのか」ということよりも「どれだけ顔痩せ効果があったのか」「どれだけ小顔になれたのか」が重要です。
バランスや美しさを保ちながら、どれだけ患者様のイメージする小顔・顔痩せに近付けたのかが一番重要だと考えております。
ここからは実際に、当院で顔の脂肪吸引を行った患者様の症例写真を吸引量別にご紹介いたします。
吸引量:15cc(吸引部位:フェイスライン・ジョールファット)
執刀医:柴田医師
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こちらの患者様は口横のもたつきが気になっていました。少量の吸引でもフェイスラインがスッキリし、自然な小顔印象になりました。
吸引量:20cc(吸引部位:フェイスライン・ジョールファット・エラ下・あご下)
執刀医:高平医師
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こちらの患者様は頬のもたつきで丸顔に見えることがお悩みでした。20ccの吸引で輪郭が整い、よりシャープな横顔に改善しました。
吸引量:50cc(吸引部位:フェイスライン・ジョールファット・エラ下・アゴ下)
執刀医:片桐医師
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こちらの患者様はフェイスライン全体に脂肪がつき、重たい印象に悩まれていました。50ccしっかり吸引することで、余分なボリュームが取れ、メリハリのある小顔に仕上がりました。
吸引量に関する注意点とリスク
理想のフェイスラインを目指すには、脂肪の吸引量のバランスがとても大切です。ここからは、吸引しすぎた場合・少なすぎた場合に起こりうるリスクや仕上がりの違いについて解説します。
吸引しすぎのリスク
顔には、もともと若々しさや立体感を保つために必要な“残しておくべき脂肪”が存在します。
脂肪は取る量が多ければ良いというわけではなく、必要以上に脂肪を取ってしまうと将来的に頬がこけたり、表情が不自然になったり、皮膚がたるんだりするリスクがあります。
経験豊富な医師が必要な脂肪をしっかり残し、自然で美しい仕上がりを目指します。
吸引が少なすぎるケース
脂肪の吸引量が少なすぎる場合、術後に思ったような変化が得られず「やった意味がなかった」と感じる方もいます。
元々の脂肪のつき方や骨格に応じて、ある程度の吸引が必要なケースもあります。
このように顔の脂肪吸引では、「やりすぎず、やらなさすぎず」の絶妙なバランスが求められます。
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脂肪吸引以外の施術方法
脂肪吸引以外にも、脂肪溶解注射で少しずつ脂肪を減らす方法、HIFUでたるみを引き締める治療、Aスレッド®で輪郭をリフトアップする施術など、切らない選択肢があります。
これらは単独でも効果が期待できますが、併用することでさらに自然で立体的な仕上がりを目指すことも可能です。
たとえば脂肪溶解注射でボリュームを減らし、HIFUで引き締めを加え、Aスレッド®でリフトアップ効果を強化することで、ダウンタイムを抑えながら総合的に小顔や美しい輪郭を実現できます。
Aクリニックの脂肪吸引
A CLINICでは腫れや痛みを最小限に抑えた独自の方法を取り入れており、患者様一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイド治療を提供しています。
当院で最も人気の高い「1day小顔®脂肪吸引」は、固定バンド・抜糸が不要で、従来の脂肪吸引に比べてダウンタイムを大幅に軽減した治療です。耳下や口腔内を数mm切開し、特注のカニューレを用いて余分な脂肪を丁寧に除去します。吸引直後からフェイスラインの変化を実感でき、日常生活への影響も少ない点が特長です。
脂肪吸引で取り除ける量は患者様の脂肪のつき方によって異なりますが、数十cc単位の除去でフェイスラインは大きく変化します。例えば、15cc程度でも二重アゴが解消され、20ccで頬の丸みが軽減。50ccの吸引では全体のボリュームがしっかりと取れ、よりシャープな印象に仕上がります。
まとめ
顔の脂肪吸引で除去できる量は部位や脂肪のつき方によって異なりますが、数十ccの吸引でも印象は大きく変わります。少量でも自然な変化を得られ、大量除去ではより劇的な小顔効果を実感できます。
A CLINICでは患者様お一人おひとりの脂肪のつき方を丁寧に確認し、最適な吸引量をご提案しています。無理のない安全な施術で、理想のフェイスラインへと導きます。
気になる方はぜひ一度無料カウンセリングへお越しください。