【脂肪吸引の失敗!?】顔の脂肪吸引で後悔したくない人は絶対見て! 脂肪吸引後のトラブル3選

A CLINIC横浜 院長の柴田です。
顔の脂肪吸引で小顔になりたい、スッキリとしたフェイスラインになりたい、とご興味をお持ちの方は年々増えている印象です。

「でもその後のトラブルが心配」
「失敗されたどうしよう」
となかなか施術に踏み切れない方も多いと思います。

今回は顔の脂肪吸引でよくあるトラブルを3つに絞って、トラブルの内容とその原因、対策など詳しく解説していきます。

  • 顔の脂肪吸引で失敗したくない
  • 顔の脂肪吸引の内容をしっかり知って施術に臨みたい
  • 顔の脂肪吸引の施術を検討している
  • 顔の脂肪吸引を施術したが経過が不安

このような方の参考になればと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

柴田 貴志 医師

顔の脂肪吸引で起こるトラブル①

顔の脂肪吸引で起こるトラブル1つめは、ばい菌がついて赤く腫れてしまう『感染症』と呼ばれる症状が起こることです。
顔の脂肪吸引は基本的に大きなトラブルが起こることは少ないですが、可能性としてどうしても避けきれないことがあります。
それが、この『感染症』です。

脂肪吸引中や施術後など、傷口からばい菌が入ることによりトラブルが引き起こされます。
先程も述べたように、基本的には大きなトラブルになることは少なく、抗生剤などの飲み薬でばい菌を退治したり、傷口の中に溜まっている膿などを洗って落とすなどをして対応していきます。

早めに見つかればそこまで重症になることは少ないのですが、放っておいてしまってその間にどんどん赤く腫れてしまうと、周囲の正常な組織もどんどん破壊されてしまいます。

そうなると、感染症が起こったところだけ脂肪がすごく破壊されてしまい、部分的に凹んでしまったり固くなってしまうというリスクがあります。

もし、施術が終わって1週間も経過したのに全然腫れが落ち着かない、どんどん痛みや赤みが増してきた、といった場合はできるだけ早めに医師にご相談ください。

顔の脂肪吸引で起こるトラブル②

顔の脂肪吸引で起こるトラブル2つめは、ごくごく稀に起こるものとして『神経損傷』が挙げられます。

顔の脂肪吸引を行うときは、顔の表情筋の上にある「皮下脂肪」を吸っていきます。
医師の経験値が浅く、技術が未熟であったりすると、皮下脂肪の下にある顔の筋肉を動かす神経にまで刺して当たってしまい、「顔面神経麻痺」が起こってしまうことがあります。

例えば、口もとあたりの動きが悪くなってしまい口角が下がってしまうということが、起こる可能性としてゼロではないということです。

もちろんA CLINICでも、私自身でもそのようなことが起こったケースはありませんが、実際に他院で起きた報告は上がったりしています。

ただし、これは患者様側で避けられることではないですし、医師がよっぽど施術を行う層などを間違えなければ、起こることはまず少ないです。

万が一、仮に起こったとしても、完全に神経が断裂している状態はまず考えにくいため、一次的にダメージで筋肉の動きが悪くなったとしても、半年くらい経過すると機能がだんだん回復していきますので、様子を見ていただければと思います。

顔の脂肪吸引で起こるトラブル③

ここからはメインのトラブルとなる、顔の脂肪吸引で起こるトラブル3つめをお話していきます。

顔の脂肪吸引のトラブル3つめは、

  • 脂肪が取れていない
  • 脂肪の取り過ぎ
  • 顔のボコつき

です。

このあたりのトラブルが、皆さんが一番気にされているところかと思います。
それぞれ深堀りして解説していきます。

脂肪が取れていない

まず、「脂肪が取れていない」についてですが、実はこれはなかなか難しい問題で、脂肪をどこまで取るのか?という話になります。

脂肪は取れば取るだけ良いというものではなく、脂肪の取り過ぎはボコつきや凹みのリスクにもなるため基本的にはある程度の量は残しつつ、
「どこを取るのか?取らないのか?」
「どれくらいの量を取って、とれくらいを残すのか?」
といったところも医師の判断に委ねられます。

顔の脂肪吸引の施術直後に理想的な状態になっていたとしても、その後の経過がどうなるかはというのは実は分かりません。
これはどういことなのかをさらに詳しく説明していきます。

顔の脂肪吸引後は、脂肪の層が穴だらけになってます。
穴だらけになった部分をくっつけるために、体の中でコラーゲンが生成され接着剤の代わりとなります。
だいたい2~4週間くらいがコラーゲンが生成されるピークで、このとき固さやボコつきを感じるようになります。

これが半年くらいかけて、だんだんと柔らかくなり落ち着いてきます。

このコラーゲンは多く生成されれば、その分ボリュームとなり顔が膨らみます。
つまり、直後よりもある程度顔が大きくなったと感じる場合あがあるということです。

このボリュームは基本的には半年ほどかけて、徐々に落ち着いてきます。

ただ刺激が加われば加わるほど、どんどんボリュームが出てしまうので医師によるコントロールはなかなか難しくはなります。

「脂肪が取れていない」と感じる原因のひとつに、コラーゲンが生成されることでより顔にボリュームが出始めてきて、「顔の脂肪吸引をして脂肪が減ったはずなのに、なんだか物足りない」と感じてしまうことが、考えられます。

物足りないからと言ってすぐに2回目の脂肪吸引を行ってしまうと、さらに刺激が加わりコラーゲン増生されよりボリュームが目立ってしまうという悪循環に陥る可能性があるため、気になる場合はまずは担当医師に相談してみましょう。

脂肪の取り過ぎ

続いては、「脂肪の取り過ぎ」です。

ある程度年齢を重ねているご高齢の方ですと、皮膚の中の組織がすごく柔らかくなっています。
脂肪の周りにもコラーゲンの膜があり脂肪細胞が隔たれていますが、コラーゲンが年齢と共にどんどん少なくなっていき、すごく脆くなってきます。

そうなるとどうなるかと言いますと、脂肪吸引をするときにすごく吸いやすくなります。これは悪く言えば、吸い過ぎてしまうということです。

年齢が若い方の感覚で顔の脂肪吸引を行うと、取り過ぎて一部分だけ凹んでしまったということも起こりえます。

これは、施術を行う医師が逐一しっかりとチェックをしながら進めないと、吸い過ぎによる凹みのリスクが起こったりします。

では、「脂肪の取り過ぎ」が起こってしまったときの対処法は何かないのか、ということですが、これは凹んでしまった部分にボリュームを足して上げることで改善することが可能です。

例えば、ヒアルロン酸だったりご自身の脂肪を注入するといった形で、ボリュームを補うことができます。

ただし、前述のコラーゲンで固くなっている場合(これを「瘢痕化(はんこんか)」
と言います)、なかなかヒアルロン酸や脂肪が入らなかったり、無理矢理入れてしまうと柔らかいところにすべて流れてしまい、凹んでいるところではなくその周りが膨らんでしまう、といったことも起こりえます。

そのため、ヒアルロン酸や脂肪を注入する場合でも、最低半年できれば1年くらい待ってからやっていただくのが良いかと思います。

顔のボコつき

最後に「顔のボコつき」について、解説していきます。

顔の脂肪吸引後のボコつきが起こる原因は主に3つあり、1つめは「医師の技量不足」です。
2つめが最初にお話しした「コラーゲンの増生」、3つめが「筋肉」です。

1つめの「医師の技量不足」は、吸い過ぎや吸わな過ぎの見極めという話になります。脂肪を吸うところ、吸わないところを極端に分けてしまうとバランスが悪くなってしまうため、境目なくなだらかになるように吸っていきます。

医師の技量が未熟だったりすると、その判断ができずに凹みが起きてしまうことがあります。

2つめの「コラーゲンの増生」によるボコつきですが、コラーゲンは均一に増生されるわけではないため、少ないところ多いところでボコつきを感じることがあります。
ただしこれは経過と共に落ち着いてきます。

続けて、3つめの「筋肉」についてお話していきます。
皮膚と筋肉の間にある脂肪が減ると、皮膚と筋肉が近づいて筋肉の動きが表面化しやすくなります。

分かりやすく言うと、笑ったり表情を作るときに皮膚が引っ張られ凹みができますよね。脂肪が減って、皮膚と筋肉が近づくことによりこの凹みが目立つようになります。

ただし、これは基本的に脂肪が減れば起こるもので、ダイエットをしても起こるもので防ぎようがない、というのが事実です。

そのため、顔の脂肪吸引を行うということは脂肪がなくなるということなので、ダイエットと同じく大なり小なりボコつきが出てしまうという風にお考えいただければと思います。

まとめ

今回は、顔の脂肪吸引のトラブルや起こりえるリスクなどについて、詳しく解説していきました。

トラブルだけ切り取って見ると不安に感じる方も多いかと思いますが、実際に当院の顔の脂肪吸引『1day小顔®脂肪吸引』をお受けいただいた方は、皆さんとても満足されており、当院の数ある施術の中でも断トツで人気No.1の施術となっております。

顔の脂肪吸引は特に医師の技量によって大きく左右される施術のため、クリニックや医師選びは慎重に行っていただければと思います。

当院では毎日無料カウンセリングを実施しておりますので、まずはお気軽にカウンセリングにお越しくださいませ。

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日本美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員(JSAS)、日本美容皮膚科学会会員、形成外科学会会員、 麻酔外科学会会員、世界美容外科学会(WSAPS) 会員、国際抗老化再生医療学会会員、国際抗老化再生医療学会会員、日本肝臓学会会員、 日本リンパ学会会員、末梢神経学会会員、日本専門医機構認定 整形外科専門医、日本整形外科学会会員、日本先進医療医師会会員、 日本抗加齢医学会会員、日本救急医学会認定ICLS修了

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