【糸リフト】糸の本数は多ければ多いほどいい?小顔整形のプロが解説!

A CLINIC横浜 院長の柴田です。
今回はスレッドリフトなどの糸リフトの本数は多ければ多いほどいいのか?
また適切な本数は何本なのか?について詳しく解説していきます。

スレッドリフトは小顔目的からシワやたるみの改善目的など、今では幅広い年代の方が受けられていますが、当院でも『Aスレッド®』がとても人気です。

カウンセリングの際にも患者様より、スレッドリフトの本数は多い方がいいのか?
また、何本入れればいいのか?というご質問をよく頂きますので、今回の記事でスレッドリフトやAスレッド®の施術を検討されている方、ご興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。



柴田 貴志 医師

スレッドリフト(糸リフト)とは

スレッドリフトとは医療用の繊維をお顔に注入し引き上げることで、フェイスラインのたるみを引き上げる施術です。

糸の形や入れ方、引き上げ方については、クリニックによって千差万別です。

一番多い入れ方は、フェイスラインやコメカミにあたりから注入するか、ほうれい線のあたりから注入するクリニックもあります。

繊維を注入し引き上げる際に皮膚が余ると目立ってしまうため、基本的には目立たない場所から引き上げを行います。

また、スレッドリフトは「溶ける糸」と「溶けない糸」に分けられます。

溶ける糸は、時間の経過と共に体内へ吸収されていき、やがてなくなります。
一方、溶けない糸は名前の通り体内で吸収されずに、一生そのまま残ります。

溶けると糸と溶けない糸のメリット、デメリットについては、下記の動画内で解説しておりますので、ご興味のある方はよろしければそちらも合わせてご覧ください。

スレッドリフト(糸リフト)は何本入れたいいのか?

本題のスレッドリフトは何本入れるといいのか?について詳しくお話していきます。
スレッドリフトのオススメされる本数は、クリニックによって異なります。

オススメの本数はどのように決めているのかと言いますと、そのクリニックが使っている繊維や入れ方によって変わります。

当院で言う『Aスレッド®』は、
「フェイスラインのエラ付近を真上に引き上げる」
「口もとを斜め上に引き上げる」
「ほうれい線を斜め上に引き上げる」
上記3方向に分けて考えていただいております。

患者様ごとの気になる箇所を伺い、入れ方や入れる方向についてしっかりとご提案させていただいております。

ご年齢やお肌の状態、ご希望の仕上がりによっても変わりますが、1方向につきおおよそ2~3本程がオススメの本数となります。
私が担当した患者様ですと、2本ずつ入れる方が多い印象です。

スレッドリフト(糸リフト)の本数が多いほど効果はあるのか?

スレッドリフトは多ければ多いほど効果があるのか?ということですが、これはそうではありません。

繊維を1本入れるよりも2本入れたことで、効果は2倍になるのかと言われるとそのようなことはありません。

何故かと言いますと、A CLINICの『Aスレッド®』は引き上げる力がかなり強く、1本でもかなり引き上がります。

人間の皮膚は、当然周りの皮膚ともくっついているので、引っ張っても皮膚が動く距離は決まっています。

頑張って引き上げようとしたとしても、20cm引き上がる、なんてことはありません。
実際は数cm程しか引き上がりません。

Aスレッド®では1本でも限界に近い程度に引き上げることが可能です。
2本ですとさらに引き上がりやすくはなりますが、引き上がる範囲はそんなに大きくは変わりません。

では、本数の違いで何が変わるのか?について、次にお話させていただきます。

スレッドリフト(糸リフト)の本数の違いで何が変わるのか?

スレッドリフトの本数の違いで何が変わるのか?ですが、それは引き上げた箇所から落ちにくいということです。

スレッドリフトはただの繊維や糸ではなく、釣り針の返しのようなものがたくさんついています。

その釣り針の返しが内部の組織に引っかかり、引っ張ることで皮膚が引き上がるようになっています。
ただし、釣り針の返しが単純に引っかかっているだけでは、最初のうちは外れやすいです。

人間の体の中の組織というものは、時間の経過と共にだんだんと修復されていきます。
繊維を注入した後、周りの組織がくっつき動かなくなって完成となります。

そのため、繊維と体の組織がくっつくまでの時間はかなり外れやすかったり、ズレやすくなります。

くっつく前に顔まわりを強い力で触ってしまったり、横向きなどで寝てしまうと、どうしても押されてズレやすくなります。
ズレてしまうとどうしても引き上げる力は弱くなってしまいます。

この引き上げる効果ですが、1本入っているか2本入っているかで、変わってきます。

それ以外にも、本数を多く入れることで高い位置でキープして繊維と体の組織がくっつくまでの期間を支えてくれます。

スレッドリフト(糸リフト)の本数を多くいれることのデメリット

ここまでスレッドリフトの本数について解説いたしましたが、今度はスレッドリフトの本数を多く入れることのデメリットについて解説していきます。

スレッドリフトの繊維を入れる前に麻酔の注射を行いますが、麻酔をする範囲が増えると痛み、内出血などのリスクが多少上がります。

入れる本数に応じて麻酔の範囲も増え、その分ダメージも増えていきます。

例えば5本入れて限界まで引き上げたとき、6本目を入れても効果はないのにダメージだけ増えていく、というリスクが増えます。

また、顔には細い血管が多く、色々な方向に走っています。
繊維や糸を入れれば入れるほど、腫れや内出血のリスクも増えます。

スレッドリフト(糸リフト)のべストな本数は?

改めて、スレッドリフトの本数は何本入れればいいのか?についてお話させていただきますと、Aスレッドの場合ですが結論、1方向につき2~3本が程度がオススメです。

もちろんすべての患者様が同じお悩みやご希望を持っているわけではなく、お肌の状態やご年齢もさまざまなので、どなたにでも当てはまるわけではありません。

本数の目安が分からない方、何本入れれば良いのか分からない方は、お気軽に無料カウンセリングにお越しいただき、その際により詳しくご説明させていただければと思います。

また、初めから本数が決まっている方ももちろん大歓迎ですので、遠慮なくお申し付けください。

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まとめ

今回はスレッドリフトの繊維や糸の本数は多ければ多いほどいいのか?
また、入れる本数の違いやそれぞれのメリットデメリットについて、詳しく解説していきました。

最初にお話した通り、スレッドリフトの本数はクリニックによってかなり異なります。
今回お話した内容やオススメの本数などは、あくまでA CLINICの『Aスレッド®』のお話となります。

当院の『Aスレッド®』なら、施術後きちんとケアしていただける方であれば、1本でも十分効果は実感していただけます。

スレッドリフトはなんだか怖い、たくさん本数を入れたくない、以前他院でスレッドリフトを施術した際たくさん本数を入れて嫌な思いをした、という方は1本で施術をされる方もいらっしゃいますし、もちろん1本でもしっかり効果はでますので、お気軽に当院までご相談にいらしてください。

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日本美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員(JSAS)、日本美容皮膚科学会会員、形成外科学会会員、 麻酔外科学会会員、世界美容外科学会(WSAPS) 会員、国際抗老化再生医療学会会員、国際抗老化再生医療学会会員、日本肝臓学会会員、 日本リンパ学会会員、末梢神経学会会員、日本専門医機構認定 整形外科専門医、日本整形外科学会会員、日本先進医療医師会会員、 日本抗加齢医学会会員、日本救急医学会認定ICLS修了

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