目の下のたるみを自力で治す!医師が教えるマッサージ・筋トレ・生活習慣ガイド

「最近、目の下のたるみが気になる…」そんなお悩みはありませんか?

目元は顔全体の印象を大きく左右するパーツ。たるみが出てくると、老けて見られたり、疲れて見えたりしてしまいます。

そこで本コラムでは、医師の視点から「目の下のたるみをセルフケアで改善する方法」をやさしく解説。

マッサージや表情筋トレーニング、日常で気をつけたいポイントなど、今日から取り入れられるヒントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

目の下のたるみが起こる主な原因

目の下のたるみが起こる原因について解説

目の下のたるみは、加齢による肌のハリや弾力の低下が大きな原因のひとつです。年齢とともにコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚がたるみやすくなります。

また、目の奥にある脂肪(眼窩脂肪)が前に押し出されることで、ふくらみが目立ち、たるみや影が強調されることもあります。

血行が悪くなると老廃物がたまりやすくなり、むくみやクマがたるんで見える原因になることも。

さらに、スマホやパソコンを長時間使う生活習慣によって、目のまわりの筋肉が疲労し、支える力が弱くなってしまいます。

このように、たるみは「年齢だけ」でなく、日々の習慣や目の使い方など、さまざまな原因が組み合わさって起こるため、早めの対策が大切です。

セルフケア前に行うチェックリスト

目の下のたるみをセルフチェックする方法について解説

まずは鏡で自分の目元をチェックしてみましょう。

下まぶたがふくらんでいませんか?黒く影のようなラインが出ていませんか?指で軽く下まぶたを押して戻らなかったり、メイクのりが悪くなったと感じるなら、たるみのサインかもしれません。セルフケアで様子を見るのは良いですが、「急に目元が変わった」「ふくらみが大きく気になる」と感じたら、一度クリニックで相談してみるのもおすすめです。

セルフケア① マッサージ&ツボ押しで血流アップ

目の下のマッサージ&ツボ押し方法について解説

目のまわりの血流がよくなると、むくみやクマがやわらぎ、たるみの改善にもつながります。ツボ押しは、目のまわりのこりをほぐして、リラックスにも◎。スマホやパソコンで目をたくさん使った日にもぴったりです。

マッサージ後、目もとがほんのり温かく感じるくらいのやさしい刺激がベスト。以下のような簡単ケアを、朝や夜のスキンケアのついでに1日1〜2回、習慣にしてみましょう。

眼輪筋周りをほぐす

眼輪筋は目のまわりを囲む筋肉で、まばたきや目の開閉に関わっています。この筋肉がこわばると血流が悪くなり、たるみやクマの原因に。1日1〜2回、やさしくほぐす習慣をつけましょう。

【やり方】

・目を閉じた状態で、目の下の骨に沿って指の腹を置きます

・目頭からこめかみに向かって、ゆっくり円を描くように30秒ほどマッサージします

・力を入れすぎず、心地よい強さで行うのがポイントです

目の周りのツボ押し

目元には、血流や緊張をほぐすのに効果的なツボが集まっています。毎日のケアに取り入れることで、リフレッシュやたるみの予防にも役立ちます。

【おすすめのツボと押し方】

・晴明(せいめい):目頭の少し上、鼻のつけ根にあるくぼみ

・攅竹(さんちく):眉頭のすぐ下にあるくぼみ

【押し方】

・人さし指または中指の腹で、5秒かけてゆっくり押す

・1か所につき3回ほど繰り返す

・痛みを感じないやさしい力で行いましょう

ツボ押し後は目元がスッキリしますよ。

セルフケア② 眼輪筋エクササイズで筋力強化

眼輪筋エクササイズについて解説

目のまわりの筋肉(眼輪筋)が衰えると、脂肪や皮膚を支えきれず、たるみが進行してしまいます。筋肉をしっかり動かすエクササイズを取り入れることで、たるみ予防や目元の印象アップにつながります。

ここでは、すきま時間にできる2つの簡単なトレーニングをご紹介します。

目をぐるぐる回すエクササイズ

このエクササイズは、目のまわりの筋肉をバランスよく動かし、血流を促すのに効果的です。疲れ目のリフレッシュにもおすすめです。

【やり方】

・正面を向いたまま、目を大きく開きます

・ゆっくりと時計回りに5回、眼球をまわします

・続けて反時計回りに5回まわしましょう

顔を動かさず、目だけを動かすことを意識してみてください。

まばたきトレーニング

まばたきは、眼輪筋を自然に鍛えるシンプルな運動です。目の周囲の筋肉をやさしく刺激し、たるみ予防や目の疲れのケアにもなります。

【やり方】

・ゆっくり5秒かけて目を閉じる(力を入れすぎずやさしく)

・次に5秒かけて目を開ける

・この動作を10回繰り返すだけ

毎日続けることで、目元のハリ感アップが期待できますよ。

セルフケア③ 生活習慣の見直しで内側からサポート

生活習慣の見直しについて解説

目目の下のたるみを防ぐには、スキンケアやマッサージだけでなく、生活習慣の見直しもとても大切です。体の内側が整うと、自然と肌の調子も整い、目元の印象がすっきりしてきます。

以下のようなポイントを日常に取り入れることで、無理なく目元のケアを続けていくことができます。

デジタルデトックスで目の酷使を防ぐ

スマホやパソコンを長時間使い続けると、まばたきの回数が減り、目の周りの筋肉がこわばってしまいます。とくに、寝る前のスマホ操作は睡眠の質も下げてしまうため、

・就寝1時間前は画面から離れる

・1時間ごとに5分間、目を休める

・休日はデジタル機器から距離を取る

など、意識的に「目を休ませる時間」をつくってあげましょう。

質の良い睡眠習慣

睡眠不足は肌のターンオーバーを乱し、たるみやくすみの原因になります。毎日同じ時間に寝て、7〜8時間の睡眠を心がけましょう。寝る前のリラックスタイムをつくることもおすすめ。お気に入りの香りのアロマや、ホットアイマスクで目元を温めるのも◎。ぐっすり眠ることで、翌朝の目元のすっきり感が変わってきます。

栄養バランスと水分補給

目元のハリや明るさを保つためには、栄養も重要なカギです。特に意識したいのが、以下の栄養素:

・ビタミンA:皮膚や粘膜の健康をサポート

・ビタミンC:コラーゲンの生成を助け、ハリ感アップ

・ビタミンE:血流をよくし、くすみや冷えを防止

また、水分不足はむくみや乾燥の原因に。こまめな水分補給も忘れずに。

軽い運動で全身の巡りを改善

運動不足は血流やリンパの滞りを引き起こし、目の下のむくみやたるみに繋がります。

ウォーキングやストレッチ、ヨガなど、無理のない範囲で体を動かすことで全身の巡りがよくなり、肌の代謝もアップ。特に顔や目元にたまった老廃物が流れやすくなるので、毎日の軽い運動を習慣にしてみましょう。

早めのケアをサポートするアイテム紹介

早めのケアをサポートするアイテムについて解説

目の下のたるみを感じ始めたら、毎日のケアにプラスして使えるアイテムを取り入れてみましょう。無理なく取り入れやすく、続けやすいものを選ぶのがポイントです。

● 冷却マスク

目元をひんやり冷やすことで、血行を整えたり、むくみをすっきりさせる効果が期待できます。朝のメイク前や夜のリラックスタイムにおすすめです。

● アイクリーム

保湿力が高く、ハリ感をサポートする成分(レチノール・ペプチドなど)が配合されたものを選ぶと◎。優しく塗り込むようにケアしましょう。

● 炭酸パック

炭酸の刺激で血行を促進し、肌のくすみやたるみにアプローチ。週1〜2回のスペシャルケアとして取り入れると、目元の印象が明るくなります。

セルフケアで改善しない場合の美容医療

セルフケアで改善しない場合の美容医療について解説

セルフケアを続けても目の下のたるみに変化がないと感じたら、美容医療という選択肢もあります。専門医による診断で、自分に合った治療法を選ぶことができるのが魅力です。

まずは無料カウンセリングでお悩みを相談し、肌状態やたるみの程度を確認したうえで治療方針を決定します。ダウンタイムや仕上がりのイメージなども丁寧に説明してもらえるため、不安な方も安心です。

ここでは代表的な治療法として、「Aファクター」と「目の下のふくらみ取り(下眼瞼脱脂術)」をご紹介します。

Aファクター

肌の再生を促す成分(PN・アミノ酸・ビタミンなど)を目元に注入する治療です。目の下のシワやたるみ、くすみなどをまとめてケアでき、自然なハリや明るさがよみがえります。ダウンタイムが少なく、複数回の施術でより高い効果が期待できます。

目の下のふくらみ取り(下眼瞼脱脂術)

目の下の脂肪が前に押し出されているタイプのたるみに適した治療方法です。余分な脂肪を取り除くことで、ふくらみや影がすっきりします。術後は腫れや内出血が出る場合がありますが、1〜2週間程度で落ち着きます。効果は長期間持続し、根本的なたるみ改善を目指す方におすすめです。

まとめ

目の下のたるみは、年齢や生活習慣など、さまざまな要因で起こります。セルフケアで改善を目指すことは大切ですが、難しいと感じたら美容医療の選択肢もあります。Aクリニックでは、一人ひとりに合った治療で自然な目元づくりをお手伝いしています。ぜひお気軽にご相談ください。

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【監修医情報】

山田 哲雄 医師

本ページはA CLINIC 山田 哲雄 医師(美容外科専門医)が監修しています。

プロフィールを見る

さまざまな専門医・認定医・資格を持つ医師が在籍

A CLINICでは顔の脂肪吸引や糸リフトの症例数が豊富なだけではなく、さまざまな資格を持つ医師や専門医が在籍しております。

日本美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員(JSAS)、日本美容皮膚科学会会員、形成外科学会会員、 麻酔外科学会会員、世界美容外科学会(WSAPS) 会員、国際抗老化再生医療学会会員、国際抗老化再生医療学会会員、日本肝臓学会会員、 日本リンパ学会会員、末梢神経学会会員、日本専門医機構認定 整形外科専門医、日本整形外科学会会員、日本先進医療医師会会員、日本抗加齢医学会会員、日本救急医学会認定ICLS修了

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