顔の脂肪吸引で後悔したくない人必見!よくあるトラブルと失敗回避策を解説
目次
脂肪吸引でよくあるトラブル
脂肪吸引は、一度でしっかりと痩せることができる人気の美容施術ですが、トラブルも潜んでいます。
そこで本記事では、脂肪吸引でよくあるトラブルをいくつかご紹介し、その回避策をご紹介します。
まずは、具体的なトラブルについて見ていきましょう。
脂肪の取り過ぎ
まず、「脂肪の取り過ぎ」についてです。
ある程度年齢を重ねているご高齢の方ですと、皮膚の中の組織がすごく柔らかくなっています。
脂肪の周りにもコラーゲンの膜があり脂肪細胞が隔たれていますが、コラーゲンが年齢と共にどんどん少なくなっていき、すごく脆くなってきます。
そうなるとどうなるかと言いますと、脂肪吸引をするときにすごく吸いやすくなります。これは悪く言えば、吸い過ぎてしまうということです。
年齢が若い方の感覚で顔の脂肪吸引を行うと、取り過ぎて一部分だけ凹んでしまったということも起こりえます。
これは、施術を行う医師が逐一しっかりとチェックをしながら進めないと、吸い過ぎによる凹みのリスクが起こったりします。
では、「脂肪の取り過ぎ」が起こってしまったときの対処法は何かないのか、ということですが、これは凹んでしまった部分にボリュームを足して上げることで改善することが可能です。
例えば、ヒアルロン酸だったりご自身の脂肪を注入するといった形で、ボリュームを補うことができます。
ただし、前述のコラーゲンで固くなっている場合(これを「瘢痕化(はんこんか)」
と言います)、なかなかヒアルロン酸や脂肪が入らなかったり、無理矢理入れてしまうと柔らかいところにすべて流れてしまい、凹んでいるところではなくその周りが膨らんでしまう、といったことも起こりえます。
そのため、ヒアルロン酸や脂肪を注入する場合でも、最低半年できれば1年くらい待ってからやっていただくのが良いかと思います。
脂肪が取れていない
次に、「脂肪が取れていない」についてですが、実はこれはなかなか難しい問題で、脂肪をどこまで取るのか?という話になります。
脂肪は取れば取るだけ良いというものではなく、脂肪の取り過ぎはボコつきや凹みのリスクにもなるため基本的にはある程度の量は残しつつ、
「どこを取るのか?取らないのか?」
「どれくらいの量を取って、とれくらいを残すのか?」
といったところも医師の判断に委ねられます。
顔の脂肪吸引の施術直後に理想的な状態になっていたとしても、その後の経過がどうなるかはというのは実は分かりません。
これはどういことなのかをさらに詳しく説明していきます。
顔の脂肪吸引後は、脂肪の層が穴だらけになってます。
穴だらけになった部分をくっつけるために、体の中でコラーゲンが生成され接着剤の代わりとなります。
だいたい2~4週間くらいがコラーゲンが生成されるピークで、このとき固さやボコつきを感じるようになります。
これが半年くらいかけて、だんだんと柔らかくなり落ち着いてきます。
このコラーゲンは多く生成されれば、その分ボリュームとなり顔が膨らみます。
つまり、直後よりもある程度顔が大きくなったと感じる場合あがあるということです。
このボリュームは基本的には半年ほどかけて、徐々に落ち着いてきます。
ただ刺激が加われば加わるほど、どんどんボリュームが出てしまうので医師によるコントロールはなかなか難しくはなります。
「脂肪が取れていない」と感じる原因のひとつに、コラーゲンが生成されることでより顔にボリュームが出始めてきて、「顔の脂肪吸引をして脂肪が減ったはずなのに、なんだか物足りない」と感じてしまうことが、考えられます。
物足りないからと言ってすぐに2回目の脂肪吸引を行ってしまうと、さらに刺激が加わりコラーゲン増生されよりボリュームが目立ってしまうという悪循環に陥る可能性があるため、気になる場合はまずは担当医師に相談してみましょう。
内出血
脂肪吸引を行うと、施術した部位に内出血が出てしまうことがあります。
これもよくあるダウンタイムの1つで、通常は術後一週間程度で薄くなって消えていきます。
また、内出血自体も薄く、メイクやコンシーラーで隠せる程度のことが多いです。
ですが、稀に内出血が想像以上に酷くなってしまうケースもあります。
これは、脂肪を必要以上に吸引してしまうことで起こる場合や、吸引の際にカニューレが血管を傷つけすぎた場合などの理由によるものです。
そのため、脂肪吸引をする際は経験豊富な医師に依頼することで、ある程度の内出血リスクを避けることが可能です。
神経麻痺
つぎに、ごくごく稀に起こるものとして『神経損傷』についてお話しします。
顔の脂肪吸引を行うときは、顔の表情筋の上にある「皮下脂肪」を吸っていきます。
医師の経験値が浅く、技術が未熟であったりすると、皮下脂肪の下にある顔の筋肉を動かす神経にまで刺して当たってしまい、「顔面神経麻痺」が起こってしまうことがあります。
例えば、口もとあたりの動きが悪くなってしまい口角が下がってしまうということが、起こる可能性としてゼロではないということです。
もちろんA CLINICでも、私自身でもそのようなことが起こったケースはありませんが、実際に他院で起きた報告は上がったりしています。
ただし、これは患者様側で避けられることではないですし、医師がよっぽど施術を行う層などを間違えなければ、起こることはまず少ないです。
万が一、仮に起こったとしても、完全に神経が断裂している状態はまず考えにくいため、一次的にダメージで筋肉の動きが悪くなったとしても、半年くらい経過すると機能がだんだん回復していきますので、様子を見ていただければと思います。
感染症
つぎに、ばい菌がついて赤く腫れてしまう『感染症』と呼ばれる症状が起こることについて説明いたします。
顔の脂肪吸引は基本的に大きなトラブルが起こることは少ないですが、可能性としてどうしても避けきれないことがあります。
それが、この『感染症』です。
脂肪吸引中や施術後など、傷口からばい菌が入ることによりトラブルが引き起こされます。
先程も述べたように、基本的には大きなトラブルになることは少なく、抗生剤などの飲み薬でばい菌を退治したり、傷口の中に溜まっている膿などを洗って落とすなどをして対応していきます。
早めに見つかればそこまで重症になることは少ないのですが、放っておいてしまってその間にどんどん赤く腫れてしまうと、周囲の正常な組織もどんどん破壊されてしまいます。
そうなると、感染症が起こったところだけ脂肪がすごく破壊されてしまい、部分的に凹んでしまったり固くなってしまうというリスクがあります。
もし、施術が終わって1週間も経過したのに全然腫れが落ち着かない、どんどん痛みや赤みが増してきた、といった場合はできるだけ早めに医師にご相談ください。
顔のボコつき
最後に「顔のボコつき」について、解説していきます。
顔の脂肪吸引後のボコつきが起こる原因は主に3つあり、1つめは「医師の技量不足」です。
2つめが「コラーゲンの増生」、3つめが「筋肉」です。
1つめの「医師の技量不足」は、吸い過ぎや吸わな過ぎの見極めという話になります。脂肪を吸うところ、吸わないところを極端に分けてしまうとバランスが悪くなってしまうため、境目なくなだらかになるように吸っていきます。
医師の技量が未熟だったりすると、その判断ができずに凹みが起きてしまうことがあります。
2つめの「コラーゲンの増生」によるボコつきですが、コラーゲンは均一に増生されるわけではないため、少ないところ多いところでボコつきを感じることがあります。
ただしこれは経過と共に落ち着いてきます。
続けて、3つめの「筋肉」についてお話していきます。
皮膚と筋肉の間にある脂肪が減ると、皮膚と筋肉が近づいて筋肉の動きが表面化しやすくなります。
分かりやすく言うと、笑ったり表情を作るときに皮膚が引っ張られ凹みができますよね。脂肪が減って、皮膚と筋肉が近づくことによりこの凹みが目立つようになります。
ただし、これは基本的に脂肪が減れば起こるもので、ダイエットをしても起こるもので防ぎようがない、というのが事実です。
そのため、顔の脂肪吸引を行うということは脂肪がなくなるということなので、ダイエットと同じく大なり小なりボコつきが出てしまうという風にお考えいただければと思います。
トラブルを避けるための注意点
ここまで、脂肪吸引で起こりうるトラブルについていくつか紹介してきました。
これらのトラブルを避けるためには、どのようにすれば良いのでしょうか?
ここから詳しく説明していきます。
すり合わせの徹底
施術をする前に、まず医師に自分の理想をしっかりと説明できるようにしましょう。
医師に自分の理想とする結果が伝わっていないと、トラブルを巻き起こす可能性があります。
経験豊富な医師であれば、骨格や脂肪の付き方に合わせてオーダーメイドで最適な施術プランを考えてくれるはずです。
医師の経験を確認する
顔は、人間の印象を左右する重要な部分のひとつ。
そのため、絶対にトラブルは避けたいところですよね。
トラブルを避けるためには、経験豊富な医師を選ぶようにしましょう。
選び方は、クリニックの公式サイトや医師のSNSをチェックして、なるべく症例数が多い医師にお願いするのが良いでしょう。
症例が豊富な医師であれば、あらゆるトラブルに対処してきた実績があるはずです。
クリニックの衛生管理状況を確認する
クリニック全体の衛生管理能力も重要です。
なぜなら、感染症になってしまうトラブルのほとんどが、クリニックの不潔操作によってばい菌が入り込んでしまったパターンだからです。
このようなトラブルを避けるためには、まずはクリニックの口コミをチェックしてみましょう。
口コミで同じようなトラブルがなかったか、クリニック内部に清潔感があるか等も書かれている場合が多いため、ぜひ確認をしてみてくださいね。
また、実際に無料カウンセリングに行ってみて判断することもオススメですよ。
もし失敗してしまったと思ったら?
脂肪吸引を受けた後、「思っていた仕上がりと違う」「これって失敗なのかな…」と感じる方もいらっしゃいます。ですが、必ずしも本当に失敗というわけではなく、腫れやむくみが残っているだけのケースもあります。
まずは焦らず、経過をしっかり観察することが大切です。それでも不安が強い場合や明らかな違和感がある場合は、施術を受けたクリニックに相談してみましょう。専門医が状態を確認し、必要に応じて修正や追加治療をご案内してくれるはずです。
ここからは、実際に失敗したと感じる方の代表的な例をご紹介します。
脂肪の取り過ぎで頬がコケたように感じる方
脂肪吸引後に「頬がこけてしまった」と感じる場合、脂肪を取り過ぎたことが原因となっている可能性があります。脂肪が少なすぎると顔にハリがなくなり、実年齢よりも老けた印象になってしまうことも…。
もし脂肪の取り過ぎが原因であれば、ヒアルロン酸や脂肪注入といったボリュームを補う治療を行うことで、ふっくらとした自然な輪郭に近づけることが可能です。また、軽度であれば時間の経過とともに皮膚や組織がなじみ、目立たなくなっていく場合もあります。気になる症状が続くときは自己判断せず、必ず医師に相談するようにしましょう。
変化が感じられない方
施術後に「思ったより顔が変わっていない」「効果を感じにくい」と思う方もいらっしゃいます。これは脂肪がしっかり取れていないことが原因となっている場合があります。デザインの取り方や吸引量が少なかったケースでは、大きな変化が見えにくくなることがあります。
また、術後しばらくは腫れやむくみが残るため、実際の仕上がりが分かりにくいこともあります。特にダウンタイムの時期は「変化が少ない」と感じやすいですが、時間の経過とともに腫れが引き、輪郭が整ってくると印象が変わっていきます。仕上がりはおおよそ3か月程度で安定するため、焦らずに経過を見守ることが大切です。それでも不安な場合は、施術を受けたクリニックで相談し、必要に応じて追加の対応を検討しましょう。
Aクリニックの脂肪吸引
A CLINICの脂肪吸引は、フェイスラインや二重あごが気になる方、小顔になりたい方、自己流のダイエットでは顔の脂肪が落ちにくいと感じている方におすすめの施術です。脂肪細胞そのものを取り除くためリバウンドしにくく、すっきりとした輪郭を目指すことができます。また、1day小顔®脂肪吸引は腫れや内出血を抑えた方法で行うため、ダウンタイムが短いのも特徴です。
こちらの患者様はお顔のたるみが気になり、フェイスライン・ジョールファット・エラ下・あご下の脂肪吸引とAスレッド®3部位を行いました。施術後は輪郭がシャープになり、お顔の印象が大きく変わっています。
こちらの患者様はあご下のもたつきが気になり、あご下、エラ下の脂肪吸引とAスレッド®2部位を施術しました。横顔がすっきりとした印象になっています。
費用は部位や範囲によって異なりますが、1day小顔®脂肪吸引が初めての方は198,000円(税込217,800円)からご案内しております。患者様のお悩みに合わせてデザインを行い、無理のない範囲で自然な変化を追求しています。
脂肪吸引は「大きく変わりたい方」にも「自然にスッキリしたい方」にも対応できる施術です。症例写真を参考にしていただきながら、理想のフェイスラインをぜひご相談ください。
まとめ
今回は、顔の脂肪吸引のトラブルや起こりえるリスクなどについて、詳しく解説していきました。
トラブルだけ切り取って見ると不安に感じる方も多いかと思いますが、実際に当院の顔の脂肪吸引『1day小顔®脂肪吸引』をお受けいただいた方は、皆さんとても満足されており、当院の数ある施術の中でも断トツで人気No.1の施術となっております。
顔の脂肪吸引は特に医師の技量によって大きく左右される施術のため、クリニックや医師選びは慎重に行っていただければと思います。
当院では毎日無料カウンセリングを実施しておりますので、まずはお気軽にカウンセリングにお越しくださいませ。