【顔の脂肪吸引で後悔しないために】よくある失敗と稀に発生するリスク

脂肪吸引は、美容医療の中でも特に人気のある施術です。人気の理由は、一度の施術で頬やフェイスライン、顎下に溜まった脂肪を取り除くことで、半永久的な小顔を作れるからです。

しかし、施術にはリスクも伴い、手術後に予想外の結果が待っていることも…。たとえば、「顔が思ったように細くならなかった…」「顔がボコついてしまった…」「脂肪を取りすぎて、頬がこけてしまった…」などのトラブルを抱える人も少なくありません。

本コラムでは、顔の脂肪吸引でよくあるトラブルや失敗、後悔を避けるための重要なポイントについてお話しします。そして、万が一失敗してしまったときの対処法や、トラブルが発生した際の具体的な対応策についても取り上げていきます。

これを読むことで、脂肪吸引に関するリスクを正しく理解して、失敗などのトラブルが起きても対処できるようお手伝いできれば幸いです。

顔の脂肪吸引で起こり得るトラブル・失敗

まず、脂肪吸引は一度でしっかりと小顔になれる魅力的な美容施術の一つですが、常に失敗トラブルなどのリスクと隣り合わせであることを十分に理解しておきましょう。

顔はとてもデリケートな部位です。医師の技術力や施術方法、患者の体質などによって、結果に差がうまれる可能性があります。ここでは、顔の脂肪吸引で起こり得る代表的なトラブルと、それに対処するための方法について説明します。

 

感染症

脂肪吸引は身体に傷をつけて行う外科手術なので、術後のケアを十分に行わなかった場合や手術自体に問題があった場合、感染症が発生する可能性があります。

脂肪吸引は専用のカニューレと呼ばれる細い管を使って脂肪を吸引しますが、感染症の予防には術前・術後の消毒、衛生管理が欠かせません。感染症になってしまうと、痛みや腫れ、赤み、膿が出るなどの症状が見られ、最悪の場合、患部が壊死してしまうことも…。

感染症を防ぐためには、信頼できるクリニックを選び、医師の指示に従って正しい術後ケアを行うことがとても重要です。

 

顔面神経麻痺

顔には多くの神経が張り巡らされているので、脂肪吸引を行う際に誤って神経を傷つけてしまうと、神経麻痺になってしまうことも…。

神経麻痺とは、の筋肉を動かすための神経が傷ついて麻痺することによって、表情が不自然になったり、動かなくなったりする症状です。これは後遺症として残ってしまうリスクもあるため、十分に注意が必要です。

特に、顎や頬の周りにある神経はとても繊細で、損傷を受けやすい部位です。このようなトラブルを防ぐには、医師の技術がとても大切です。経験豊富な医師は、神経についてよく知っています。神経を傷つけないよう丁寧に施術を行ってくれるので、神経麻痺のリスクを少なくすることができます。

 

顔が細くならない

顔の脂肪吸引を受ける人が一番期待するのは、「顔が細くなる」ことです。でも、脂肪の吸引がきちんとされないと、思ったほど効果がないこともあります。場合によっては全体のバランスが崩れてしまうことも…。

顔の脂肪吸引が「効果なし」と言われるのは、主にこの吸引不足による失敗が原因です。顔の脂肪吸引を成功させるためには、骨格や顔の形に合わせて適切な量の脂肪を取ることが大事です。そのため、手術前に「どこの部位からどれくらいの脂肪を取るのか」等、医師とよく話し合い、理想の仕上がりをしっかりと確認しておきましょう。

 

頬がコケる

逆に、脂肪吸引で脂肪を取りすぎると顔が痩せすぎてしまい、こけることがあります。こけると、顔全体が疲れた印象になってしまったり、老けて見えたりするため、せっかく小顔を目指して脂肪吸引を受けたのに、逆効果になってしまうことも…。

こけるのを避けるには、脂肪を取りすぎないように適切な量に留めることが重要です。医師の技術と経験が、脂肪を取りすぎずに自然な仕上がりにするための鍵となります。

手術後にがこけてしまった場合、脂肪移植やヒアルロン酸注入などで改善させる方法もありますが、一回の施術で結果を出すことが理想だと思いますので、こちらも事前に症例写真をチェックするなどして、医師の技術力をしっかりと確認しておきましょう。

 

顔のボコつき

脂肪吸引によってボコつきがうまれることがあります。このボコつきは、脂肪の吸引量を誤った場合や、体質が原因の場合があります。

また、ダウンタイム中のむくみや拘縮が原因で一時的にボコつきができてしまうこともありますが、この場合は時間が経つにつれて解消されていくことがほとんどです。

ですが、吸引量のミスや技術不足によるものの場合は、ダウンタイムが終わっても改善せず、ボコつきが残ってしまいます。吸引量のミスや技術不足が原因の場合は、再手術をすることで改善するケースがほとんどです。

 

顔の脂肪吸引で後悔しやすいポイント

顔の脂肪吸引は、ほとんどの方が「やってよかった!」と施術に満足をする一方で、術後に「やらなければよかった…」と後悔する方もいらっしゃいます。ここでは、手術を受けて後悔した方のよくある例を紹介していきます。

 

ダウンタイムが想像より長い

脂肪吸引後のダウンタイムは、個人によって異なりますが、一般的には腫れや内出血、むくみが数日から数週間続きます。特に顔は衣服で隠すことが難しく目立つ部分なので、ダウンタイム中の変化が非常に気になりやすいです。

手術直後はむくみが強く出て、顔が一時的に膨らんで見えることがほとんどです。この状態を見て「失敗したのでは…?」と不安になる方もいます。ですが、多くの場合むくみが引くとともに理想の仕上がりに近づいていくのでご安心ください。

また、ダウンタイム中に感じる痛みや圧迫感も、不安と後悔の原因になりがちです。痛みや不快感が予想よりも長いと、「もっと軽い施術にすればよかった…」と思ってしまうことも。

これらの不安や後悔を避けるためには、手術前に医師からダウンタイムについて詳しい説明を受け、しっかりと準備をしておくことが大切です。特に、術後の予定を立てる際には、ダウンタイム期間を考慮して余裕を持たせることをおすすめします。

 

医師の技量で仕上がりが左右される

脂肪吸引医師技量によって仕上がりが大きく変わるので、信頼できる医師を選ぶことがとても大切です。経験豊富な医師は、一人ひとりの顔の形や脂肪の量を正確に見極めて、適切に手術を行ってくれます。

しかし、技術が不足している医師や経験が少ない医師に施術をお願いをしてしまうと、脂肪の取り方が不十分だったり、均等に取れなかったりすることも…。

特に顔は細かい部分が多いので、少しの違いでも大きな影響が出てしまいます。そのため、口コミや症例写真をしっかりとチェックして、医師の経験や評判を調べ、技量を見極めることが大切です。また、カウンセリングで直接医師と話して、信頼できるかどうかを判断することも重要ですよ。

 

パーツによっては脂肪吸引の効果を実感しにくい

顔の脂肪吸引は、部分的に脂肪を取り除いて顔全体の印象を変えることができますが、すべての部位に同じような効果が現れるわけではありません。

頬や顎下などの脂肪が多い部分では変化がはっきりとわかる一方で、額やこめかみなど、もともと脂肪が少ない部分は効果を実感しにくいことがあります。部位ごとに結果が異なるので、施術前にどのパーツにどのような効果が期待できるかを医師としっかり確認しておきましょう。期待する仕上がりに合った部位を正しく施術してもらうことで、後悔の少ない結果を目指すことができますよ。

 

頬(フェイスライン)の脂肪吸引で失敗するとどうなる?

やフェイスラインは、顔全体の印象を大きく左右する重要な部分です。このエリアの脂肪吸引失敗すると、見た目だけでなく心理的なダメージも大きくなってしまいます。そこで、脂肪吸引でよくある失敗例と、その原因や対処法について詳しく解説します。

 

しわが目立つ

脂肪吸引で頬の脂肪が急に減ると、皮膚がたるんでしわ目立つことがあります。特に年齢を重ねた肌は弾力が低いので、脂肪を取りすぎると余った皮膚がしわを作りやすいです。

また、皮膚が薄い方や、もともと弾力が低い方も、脂肪吸引後に皮膚がうまく戻らず、しわが気になってしまうことも…。これらを防ぐためには、脂肪を適切な量だけ取ること、そして場合によっては、皮膚の状態に合わせた施術をプラスする必要があります。

もししわができてしまった場合、リフトアップ手術や糸リフト、ヒアルロン酸注射などの追加施術が効果的です。特に糸リフトは、肌を持ち上げてしわを目立たなくしてくれる効果があるのでおすすめです。

 

たるみが出る

頬やフェイスラインの脂肪吸引は、皮膚の状態によってはたるみが出てしまうこともあります。このたるみは特に顎下や頬骨のあたりで目立ち、フェイスラインがぼやけて見える原因になってしまうことも。

多くの方が「小顔」や「すっきりしたフェイスライン」を目指して脂肪吸引を受けますが、皮膚がたるんでしまうと、逆に老けた印象を与えてしまいます。たるみが出やすい理由として、皮膚の弾力が低いことや、脂肪吸引後に皮膚がうまく引き締まらないことが挙げられます。たるみが出た場合、リフトアップ手術や高周波治療、糸リフトなどで改善できますよ。糸リフトは、皮膚を内側から引き上げる治療法で、たるみを解消して脂肪吸引の結果をサポートしてくれる方法として人気です。

 

ほうれい線が目立つ

頬の脂肪を取りすぎた結果、皮膚がたるみ、ほうれい線が目立つようになることがあります。ほうれい線は加齢とともに深くなりやすい部分ですが、脂肪吸引によって皮膚が余ったり、頬の脂肪が減りすぎたりすることで、強調されてしまうことも。

特に、もともとほうれい線が深い方や、年齢が高い方は注意が必要です。ほうれい線が目立つようになってしまった場合、対処法としてはこちらもしわ・たるみ同様、リフトアップ手術やヒアルロン酸注射、糸リフトが効果的です。

リフトアップ手術では、頬の皮膚を引き上げ、余った皮膚を取り除くことで、ほうれい線を目立たなくすることができます。一方、ヒアルロン酸注射は、ほうれい線部分にヒアルロン酸を注入し、肌を内側から持ち上げることで、ほうれい線を浅くする効果があります。

糸リフトは、皮膚の内側から医療用の特殊な糸で皮膚を引き上げてくれるので、ほうれい線を目立たなくする効果があります。

 

脂肪吸引で失敗・後悔したら

手術後に結果が期待通りでなかった場合、不安になったり後悔してしまうこともあるかもしれません。では、失敗や後悔を感じた時には、どのように対処すれば良いのでしょうか? ここでは、手術後の経過に応じた対処方法を紹介します。

 

術後6ヶ月未満の場合

手術から6ヶ月未満の間に不満を感じる場合、これはまだダウンタイムの一部である可能性があります。

脂肪吸引後の顔は、腫れやむくみによって最終的な結果が見えにくくなっています。このため、焦って結果を判断するのではなく、じっくりと経過を見守ることが大切ですよ。

最終的な結果が現れるまでには数ヶ月かかることを念頭に置いておきましょう。それでも術後の回復の過程で不安を感じたら、遠慮せず担当の医師に相談してみましょう。

 

術後6ヶ月以上の場合

脂肪吸引を受けてから6ヶ月後、ダウンタイムの症状が改善しない場合は、医師の技術不足や、施術自体に問題があった可能性、施術自体は成功しているもののカウンセリング時のすりあわせ不足があります。

この場合、まずはクリニックに相談し、必要なら他のクリニックで修正手術を検討するのが良いでしょう。特に顔の脂肪吸引は、再修正手術が難しい部分でもあります。

修正手術を行う際は、脂肪の残量や皮膚の状態を正確に診断し、豊富な修正手術の実績と高い技術を持つ医師を選ぶことが重要です修正手術はさらに高度な技術が求められるので、必ず信頼できる医師に相談してくださいね。

 

術後6ヶ月後の症例比較〜Aクリニック 1day小顔®︎脂肪吸引の場合〜

顔の脂肪吸引の施術から6ヶ月未満の間に感じるの腫れや左右差、痛みなどの不快感は、ダウンタイムの一部である可能性が高いと説明いたしました。体質や肌の状態によりダウンタイムの回復具合は異なり、完全な仕上がりには時間がかかることがあります。

ここでは実際にAクリニックの『1day小顔®︎脂肪吸引ビフォーアフターの症例を用いて、術後の変化をご紹介いたします。

 

症例写真①

こちらは、1day小®︎脂肪吸引を受けた患者様の術後6ヶ月目の症例写真です。

6ヶ月が経過することで拘縮が収まり、最終的な結果が現れる時期です。術後6ヶ月の写真では、口元や頬周りの脂肪が大幅に減少して、輪郭がシャープですっきりとしていることがわかります。

特に口横の脂肪が目立たなくなり、頬のたるみやほうれい線も軽減されて、フェイスラインが美しく整いました。

患者様が元々抱えていたフェイスラインの悩み、特にのもたつきや丸みのある輪郭は、手術後の回復とともに少しずつ改善され、すっきりとした小へと変化しています。

脂肪吸引で脂肪を取り除くだけだとたるんでしまいがちなフェイスラインがきれいに引き上がっているのは、脂肪吸引と同時に行われるAスレッド®(糸リフト)の施術が大きく影響しています。

 

症例写真②

こちらは、1day小®︎脂肪吸引を受けた患者様の術後5ヶ月目の症例写真です。

6ヶ月未満ではありますが、拘縮がすでにおさまり、見た目にも大きな変化が現れていますね。この患者様も術前に比べて口横や頬周りのもたつきが解消されてフェイスラインが引き締まり、より若々しい印象になっています。

特に頬の脂肪が減少したことで、全体がシャープな印象になり、左右のバランスも良くなりました。この時点で最終的な仕上がりに近い状態になっており、術後5ヶ月目でも十分な効果が現れていることが確認できます。

 

A CLINICの小顔脂肪吸引の特徴

Aクリニックは、脂肪吸引において他のクリニックと差別化した施術をご提供しています。ここでは、Aクリニックの小顔脂肪吸引の特徴について詳しく説明します。

 

ダウンタイムが最小限

まず、Aクリニックの顔の脂肪吸引は、「ダウンタイムが最小限」です。施術後の腫れや痛みが少なく、日常生活に早く復帰できる点が多くの患者様から支持されています。

これは、顔の脂肪吸引と同時に「Aスレッド®(糸リフト)」を併用することで、吸引後の皮膚を内側からしっかりと支えることができ、ダウンタイムほぼなしということはありませんが、顔の腫れやむくみが最小限になり、術後すぐに小顔効果を実感できるためです。

 

高い技術力

Aクリニックの医師たちは、豊富な経験と高い技術力を持っています。その秘密は美容外科医暦29年・小顔・輪郭形成の第一人者である統括院長・山田が直接指導をしていることです。

脂肪をどれだけ取り除くか、どの部分に脂肪を残すかを的確に判断できるようになるまで、徹底的に指導を行なっています。そのため、Aクリニックでは、細かい部分にまでこだわり、顔の輪郭や全体のバランスを考えた施術が行われています。

よって、ナチュラルで美しいフェイスラインを形成することができ、患者様の理想の小顔を実現することができます。カウンセリングではしっかりと患者様のご希望をうかがって、一人ひとりの顔の形状や希望に合わせた最適な施術プランをご提案していますので、安心して手術に臨むことができますよ。

 

充実のアフターケア

Aクリニックは、術後のアフターケアにも力を入れています。脂肪吸引後は、経過観察や術後ケアが非常に重要です。適切なアフターケアが美しい仕上がりを生み出します。

Aクリニックでは、患者様の術後の経過をしっかりと見守っています。必要に応じて追加の治療やアドバイスを受けることができますよ。

もちろん、術後に何かしらのトラブルが生じた場合も、迅速に対応する体制が整っているため、安心して長期的なサポートを受けることができます。充実のアフターケアを通して、患者様が安心して日常生活に戻るための手助けを行っています。

 

まとめ

顔の脂肪吸引は、顔の印象を大きく変えることができる一方で、失敗やトラブルのリスクが伴う手術です。しかし、事前にリスクや注意点をしっかりと理解して、適切なケアと信頼できる医師を選ぶことで、成功率を高めることができます。

特にダウンタイムの長さや、医師の技量、そして部分ごとの効果の違いなどを事前に把握しておくことが重要です。顔の脂肪吸引後に後悔しないためにも、しっかりとカウンセリングを受け、ご自身に合う最適な施術を選ぶようにしましょう。

また、術後のアフターケアが充実しているクリニックを選ぶことで、万が一トラブルが発生した場合でも迅速に対応してもらえます。Aクリニックでは、ダウンタイムが短く、高い技術力と充実したアフターケアで安心して手術をすることができます。これから顔の脂肪吸引を検討している方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

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さまざまな専門医・認定医・資格を持つ医師が在籍

A CLINICでは顔の脂肪吸引や糸リフトの症例数が豊富なだけではなく、さまざまな資格を持つ医師や専門医が在籍しております。

日本美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員(JSAS)、日本美容皮膚科学会会員、形成外科学会会員、 麻酔外科学会会員、世界美容外科学会(WSAPS) 会員、国際抗老化再生医療学会会員、国際抗老化再生医療学会会員、日本肝臓学会会員、 日本リンパ学会会員、末梢神経学会会員、日本専門医機構認定 整形外科専門医、日本整形外科学会会員、日本先進医療医師会会員、 日本抗加齢医学会会員、日本救急医学会認定ICLS修了

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【本ページ監修】
A CLINIC 山田 哲雄 医師

山田 哲雄 医師