【小顔脂肪吸引のデメリットを医師が解説】施術を受ける前に知っておきたいリスクまとめ

小顔脂肪吸引をしたいと思っているけど、費用やダウンタイムはどれくらいなんだろう…?」「施術が失敗する可能性はどれくらいあるんだろう…?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。顔は身体の中でも非常にデリケートな部位で、失敗した場合は取り返しがつかないことがあるため、不安を感じるのは当然のことです。

あるアンケート調査では、脂肪吸引に対する懸念点の上位は以下のような結果になっています。

 

  1. 失敗のリスク
  2. 施術中の痛み
  3. ダウンタイム

 

この調査結果から、施術の「失敗のリスク」が一番の心配事だとわかります。続いて、施術中の痛みやダウンタイム、特に仕事や日常生活への影響についても多くの方が心配していることが分かりますね。

 

また、脂肪吸引の施術を選ぶ際のポイントとしては、口コミや費用、さらに症例写真が参考にされる傾向に。これらの情報をもとにクリニック選びを行い、施術を受ける方が多いようです。

 

【引用:20〜60代の男女を対象に、「脂肪吸引」に関するアンケート調査を実施(Medimee調べ)

 

では、こうした不安を解消し、リスクを最小限に抑えるためには、どのようにクリニックを選び、どのような準備をすればよいのでしょうか?

本記事では、「小顔脂肪吸引」のデメリットとリスクについて徹底的に解説し、トラブルを避けるための重要なポイントをご紹介します。

 

小顔脂肪吸引とは?

小顔脂肪吸引は、顔の余分な脂肪を部分的に取り除くことで、顔をすっきりとシャープに整える美容施術です。特に、二重あごや頬に脂肪が溜まりやすい方にとって、劇的な効果が期待できます。

方法としては、顔の脂肪を専用の細い管(カニューレ)を使って吸引し、顔のボリュームを減らすことで小顔効果を得られます。身体の脂肪吸引に比べて、顔はとてもデリケートなので、繊細な技術が必要です。そのため、経験豊富な医師に施術を依頼することが重要です。

施術は基本的に局所麻酔で行われます。局所麻酔で痛みを感じにくくなり、患者様は比較的リラックスした状態で手術を受けることができます。施術時間は通常1時間前後で、手術後にはダウンタイムがあり、1~2週間程度で大きな腫れが引いていきます。はっきりとした小顔効果が見えるのは1か月〜半年後が一般的です。

 

小顔脂肪吸引のメリットは?

小顔脂肪吸引の主なメリットは、短期間で明らかな効果を得られること、そして部分痩せができること、リバウンドしにくいことなどが挙げられます。それぞれの具体的なメリットについて解説していきましょう。

 

短期間で効果が期待できる

小顔脂肪吸引のメリットの一つは、他の方法に比べて短期間で効果が得られるというところです。通常、ダイエットやエクササイズで顔の脂肪を落とすことは非常に難しいものです。

顔の脂肪は身体の脂肪よりも減りにくい傾向があり、特に頬やあご周りに脂肪が蓄積されてしまうと、食事制限や運動だけでは効果を実感するのは難しいとされています。

一方で、脂肪吸引は1度の施術で余分な脂肪を直接除去することができるため、短期間で目に見える効果を感じることができます。術後1週間ほどで大きな腫れが引き、数ヶ月で最終的な効果が現れます。この即効性は、忙しい方や、ダイエットをしたけど小顔になれなかったという方にとって大きなメリットと言えるでしょう。

 

気になるパーツだけを部分痩せできる

もう一つの大きなメリットは、顔全体ではなく、気になるところだけ部分痩せできる点です。例えば、顔全体に脂肪が多いわけではなく、特定の部分(例えばあごや頬)に脂肪が集中している場合、その部分だけをターゲットにして脂肪を除去することが可能です。

これにより、顔全体のバランスを保ちながら、理想の小顔を実現することができます。他の方法では顔全体が痩せてしまうなどバランスが崩れることもありますが、小顔脂肪吸引なら、必要な部分だけに焦点を当てることができるのです。

 

リバウンドしにくい

小顔脂肪吸引のもう一つの大きなメリットは、リバウンドしにくいことです。ダイエットなどで脂肪細胞が小さくなって顔が痩せたとしても、リバウンドして再び脂肪細胞が大きくなることはよくありますが、脂肪吸引は脂肪細胞ごと取り除いてしまう施術なので、脂肪細胞が蓄積されにくいという特徴があります。

体重の増減は脂肪細胞の大きさに影響しますが、脂肪吸引後に残る脂肪細胞の数が少なくなることで、リバウンドのリスクが低くなります。もちろん、極端な体重増加があれば新たな脂肪細胞がつくこともありますが、通常の生活を送る限りでは、施術後の効果は長期間持続します。

 

小顔脂肪吸引のデメリット・リスク

小顔脂肪吸引には多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットやリスクもあります。手術を受ける前に、こうしたデメリットをしっかりと理解しておくことが大切です。以下に主なデメリットとリスクを紹介します。

 

手術費用が高額

小顔脂肪吸引の手術費用は、他の美容整形手術に比べても高額な場合があります。クリニックや施術内容によって異なりますが、一般的に20万〜50万円程度が目安です。この価格帯は、施術を行うクリニックの設備、そして医師の経験によっても大きく変わります。

特に、顔は非常に繊細な施術なので、高度な技術が求められるため、その分コストが上がることが多いです。ですが、長期的に見てリバウンドしにくいという点や、一度の施術で顔全体の印象を変えることができるため、コストパフォーマンスは良いのではないでしょうか。

施術を受ける際には、費用対効果をしっかりと考え、複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較してくださいね。

 

ダウンタイム中だと周囲にバレる

小顔脂肪吸引後は、ダウンタイムの症状として顔の腫れや内出血が目立つため、外出をすると周囲に施術を受けたことがバレてしまう可能性があります。

とくに手術直後から数日間は顔全体が腫れやすく、吸引を行った部位に強い腫れが見られることが多いです。この初期の腫れは1週間ほどで少しずつ引いていきますが、頬やあごなどはむくみが長く残ることも…。

内出血は、初期に青紫色のあざのようなものが現れ、吸引した部位の周りや目の下などに広がっていくことがあります。個人差はありますが、内出血が目立つ場合は、外出時にマスクやサングラス、帽子などで隠す必要があるでしょう。

この内出血は約1〜2週間で黄色っぽい色に変わり、少しずつ薄くなっていきます。腫れや内出血のピークは術後3日目から5日目とされ、その後は少しずつ改善していきますが、完全に自然な状態に戻るには約1か月かかることが一般的です。

 

施術が失敗するリスク

小顔脂肪吸引には、失敗するリスクも存在します。最も大きなリスクは、脂肪を取りすぎてしまうことです。

顔の脂肪は、単に余分なものとして扱われるだけでなく、肌の弾力や若々しさを保つためにも重要な役割を果たしています。そのため、脂肪を取りすぎてしまうと、顔が「こけ顔」になってしまったり、「たるみ」が生じる可能性があります。

また、脂肪を取りすぎた結果、顔が老けた印象になってしまうことも…。顔の脂肪は皮膚を支える役割も果たしているため、過度な脂肪除去によって肌がたるみ、シワが増える原因となることもあります。さらに、吸引された部分の凹凸が原因で左右非対称になるリスクもあります。

こうしたリスクを避けるためには、経験豊富な医師に相談し、適切な量の脂肪を吸引してもらうことが重要ですよ。

 

小顔脂肪吸引の失敗を防ぐためのポイント

失敗を防ぐためには、慎重に情報収集をして、しっかりと準備をしましょう。失敗のリスクを最小限に抑えるためには、信頼できるクリニックを選ぶことや、医師との事前カウンセリングでしっかりとコミュニケーションを取ることが大切です。

施術を受ける前に、必要な知識を身につけておくことで、トラブルを回避し、安心して施術を受けることができますよ。また、小顔脂肪吸引を成功させるためのポイントとして、まずは自分の期待値を現実的に設定することが重要です。

事前に担当の医師に、できることとできないことをしっかりと確認して施術の限界や可能な範囲を理解しておくことで、満足度の高い結果を得ることができますよ。また、リスクについても事前にしっかりと理解し、万が一の事態に備えた対応策をしっかりと準備しておくことが大切です。

 

ドクター選びの重要性

小顔脂肪吸引の結果を大きく左右するのが、施術を行うドクターの技術と経験です。経験豊富な医師であれば、顔の構造を正確に把握しているので、適切に処置を行なってくれます。

その結果、自然な仕上がりを実現できますが、経験の少ない医師が施術を行うと、脂肪を取りすぎたり、不均一な吸引が行われてしまうリスクがあります。

信頼できる医師を選ぶためのチェックリストを参考にすると良いでしょう。以下は、ドクター選びにおいて確認すべきポイントです。

 

・施術経験の豊富さ

 小顔脂肪吸引の経験が豊富な医師かどうか。クリニックに「この施術が得意な医師は誰ですか?」と聞くのもおすすめです。

 

・症例数

 多くの症例を手がけている医師は、様々な顔のタイプに対応できるため、失敗のリスクを減らせます。

 

・口コミや評判

 実際に施術を受けた患者の口コミや評判を確認し、信頼性をチェックしましょう。

 

・カウンセリングの丁寧さ

 施術前のカウンセリングで、医師が患者の希望に対して真摯に向き合い、丁寧に説明してくれるかどうかも重要です。

 

これらのポイントを抑えた上で、自分に合った医師を見つけることで、より満足度の高い結果を得ることができますよ。

 

事前カウンセリングでの確認事項

小顔脂肪吸引を成功させるためには、事前のカウンセリングが非常に重要です。カウンセリングは、ただ医師が施術の説明をして終わりではなく、「患者の希望と医師の意見をすり合わせ、最適な施術プランを作成するための場」と考えてください。カウンセリングで確認すべき主なポイントは以下の通りです。

 

・施術の具体的な流れ

 どの部分の脂肪をどの程度吸引するのか、詳しく説明を受けましたか?

 

・リスクについての説明

 施術のリスクや副作用について、医師から詳しく説明してもらいましたか?

 

・希望の仕上がり

 自分が理想とする仕上がりを具体的に伝え、医師と共有できましたか?写真などを使って説明すると効果的です。

 

・ダウンタイムの詳細

施術後のダウンタイムの期間や、日常生活に戻るまでのスケジュールについての説明はありましたか?それをもとに、生活に支障が出ないよう計画を立てましょう。

 

カウンセリングでこれらのポイントを確認することで、施術後に「思っていたのと違う」といったミスマッチを防ぐことができます。特に、小顔脂肪吸引の場合は顔の印象が大きく変わるため、カウンセリングでしっかりと不安を解消してから施術に挑むようにしてくださいね。

 

アフターケアの重要性

小顔脂肪吸引の成功には、施術後のアフターケアも重要なポイントです。施術後、しっかりとアフターケアを行うことで、術後のトラブルを防ぎ、より良い結果が得られます。

 

アフターケアで気をつけるべきポイントは以下の通りです。

 

・患部の冷却

 施術後の腫れや内出血を最小限に抑えるためには、患部を冷やすことが効果的です。冷却は、数日間続けることで、腫れのピークを抑えることができます。

 

・フェイスバンドの使用

 必要に応じて、フェイスバンドを着用することで、皮膚が元の位置に戻りやすくなります。医師の指示に従って正しく使用することが大切です。

 

・規則正しい生活

 施術後は、規則正しい生活を心がけ、栄養バランスの取れた食事を摂ることが、回復を早めるポイントです。また、腫れや内出血が落ち着いてから軽い運動をすることも大切です。

 

・アフターフォローの受診

 クリニックでの定期的なアフターフォローも重要です。術後の状態を医師に確認してもらい、必要な処置を受けることでトラブルを防ぎましょう。

 

アフターケアを怠ると、腫れが引きにくくなったり、吸引部分に凹凸ができるなど、後からトラブルが発生する可能性も…。適切なケアを行い、医師の指示に従って、理想の小顔を手に入れましょう。

 

小顔脂肪吸引のデメリットを取り除いた「1day小顔®︎脂肪吸引」

1day小顔®脂肪吸引」は、従来の脂肪吸引のデメリットを最小限に抑えた、A CLINICオリジナルの小顔施術です。従来の小顔脂肪吸引では、ダウンタイムが長く、周囲にバレることを心配される方がとても多くいらっしゃいました。

残念ながらダウンタイムなし脂肪吸引は存在しませんが、『1day小顔®脂肪吸引では、最小限のダウンタイムで施術が行えるため、忙しい日常生活の中でも気軽に受けられる施術として注目を集めています。

顔の脂肪吸引と同時に行うAスレッド®(糸リフト)の効果により、内側から固定するため腫れや内出血が非常に少なく、施術部位を避けて当日からメイクができるため、仕事やプライベートに支障をきたしにくいのが特徴です。また、施術時間が短く、費用も手頃なため、これまで手術をためらっていた方や、安いクリニックを探していた方にもおすすめです。

 

審査なしのモニター価格で小顔になれる

手術費用が高額であることが、小顔脂肪吸引の大きなデメリットとされています。しかし、『1day小顔®脂肪吸引』では、モニター価格を利用することで、通常の手術費用よりも大幅に安く施術を受けることができます。

モニター価格は、施術後にお目元を隠した写真を使用させていただくことが条件となりますが、施術結果に自信があるからこそ提供できる特別なプランです。

また、モニター審査がないため、どなたでもこのお得な価格で施術を受けることが可能です。これにより、高額な費用のハードルを下げ、多くの方が理想の小顔を手に入れることができるのです。

 

フェイスバンド不要!ダウンタイム中だとバレない

ダウンタイムなしの脂肪吸引は存在しないため、従来の小顔脂肪吸引ではフェイスバンドの着用が必須であったり、マスクや帽子では隠しきれない腫れや内出血が多く、周囲に施術を受けたことがバレやすいというデメリットがありました。

しかし、『1day小顔®脂肪吸引』は、施術後の腫れや内出血が最小限に抑えられているため、フェイスバンドを着用する必要がありません

これにより、ダウンタイム中であっても、普段通りの生活が可能に。また、施術当日からメイクが可能なため、周囲にバレることなく自然に回復を待つことができます。周囲に小顔脂肪吸引を施術したことがバレたくない方や忙しくて休みが取れない方にぴったりの施術です。

 

小顔輪郭の専門クリニック

小顔輪郭の専門クリニックであるA CLINICでは、数多くの症例を手がけた医師が在籍していて、それぞれが高い技術力を持っています。特に、顔の輪郭を整える施術に特化しているため、安心して施術を受けることができます。

症例数が多いということは、それだけ様々な顔のタイプに対応してきた実績があるということです。また、A CLINICのすべての医師が、統括院長山田より直接技術指導を受けております。美容外科医歴29年、小顔・輪郭形成を得意としている統括院長山田の技術力、そして顔の脂肪吸引で技術力と同様に重要であるデザイン力もしっかりと受け継がれています。

 

丁寧なカウンセリングとアフターケア

初めての小顔脂肪吸引に不安を感じている方も多いかもしれません。A CLINICでは、丁寧なカウンセリングを通じて、患者様一人ひとりの不安や疑問にしっかりと向き合います。

施術のメリットやリスクを丁寧に説明し、納得のいくまで話し合うことで、不安を解消してから施術に進むことができます。また、アフターケアにも力を入れており、術後のトラブルが発生しないよう細心の注意を払っています。

術後も希望があれば無料で医師の診察を受けることができ、患者様の安心と満足を最優先に考えた対応を心がけています。

 

まとめ

今回は、小顔脂肪吸引のデメリットとリスクを避けるためのポイントについて解説しました。

小顔脂肪吸引は、顔の余分な脂肪を取り除き、シャープな輪郭を実現する美容施術です。短期間で効果を実感できるものの、施術費用が高額で、ダウンタイム中には腫れや内出血が目立ち、周囲にバレる可能性があります。また、過剰な脂肪除去による「こけ顔」や「たるみ」といった失敗リスクもあります。

成功するためには、経験豊富な医師を選び、事前のカウンセリングで施術方法やリスクについてしっかりと説明を受け、十分に理解しておくことが重要です。

小顔専門クリニックであるA CLINICの『1day小顔®脂肪吸引』は、顔の脂肪吸引と同時にAスレッド®(糸リフト)を施術し、肌の内側から圧迫固定することで短期間での回復が可能です。これにより、ダウンタイムが最小限に抑えられ、周囲にバレる心配も少なくなります。

また、審査のないモニター価格で費用も大幅に抑えられること、そして術後のアフターケアも充実していることなど、あらゆる側面から安心して施術を受けることができます。

 

詳しい内容については、こちらの『1day小顔®脂肪吸引』の詳細ページをご覧ください。

 

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さまざまな専門医・認定医・資格を持つ医師が在籍

A CLINICでは顔の脂肪吸引や糸リフトの症例数が豊富なだけではなく、さまざまな資格を持つ医師や専門医が在籍しております。

日本美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員(JSAS)、日本美容皮膚科学会会員、形成外科学会会員、 麻酔外科学会会員、世界美容外科学会(WSAPS) 会員、国際抗老化再生医療学会会員、国際抗老化再生医療学会会員、日本肝臓学会会員、 日本リンパ学会会員、末梢神経学会会員、日本専門医機構認定 整形外科専門医、日本整形外科学会会員、日本先進医療医師会会員、 日本抗加齢医学会会員、日本救急医学会認定ICLS修了

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【本ページ監修】
A CLINIC 山田 哲雄 医師

山田 哲雄 医師