【顔の脂肪吸引の「拘縮」と「失敗」の違い】後悔しないためのポイント!

顔の脂肪吸引は、フェイスラインを美しく整えるために行われている美容施術の一つです。ダイエットではなかなか落ちにくい顔の脂肪を細胞ごと取り除くことでシャープな輪郭を手に入れることができるため、たくさんの方が受けている人気の施術です。

ですが、これから施術をしようかなと検討している方にとって、術後の回復期間中に起こる「拘縮(こうしゅく)」がどんなものなのか不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

拘縮とは、脂肪吸引後に施術を受けた部位の皮膚が硬くなって、引きつったり、凸凹が現れる現象のこと。これは、手術の失敗ではなく、身体が回復しようとする途中で起こる、一時的なものです。

脂肪吸引後の拘縮がどのように見た目に影響を与えるのか、また、拘縮が消えるまでどう付き合っていけばいいのかをしっかりと理解していれば、術後の不安も軽減します。

そこでこの記事では、顔の脂肪吸引後に起こる拘縮について、その見た目への影響や、手術の「失敗」との違い、そして修正手術が必要な場合の対処法について詳しく解説していきます。

これから顔の脂肪吸引を受けようと思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

拘縮による引きつりや凸凹は周囲にバレる?

拘縮とは、手術を受けた部位の皮膚や組織が硬くなって、引きつった感じがしたり、凹凸ができてしまうことを指します。顔の脂肪吸引を受けた多くの方がこの現象を経験しますが、見た目にどの程度影響を与えるのか、また周囲にバレるかどうかについては、個人差があるため一概には言えません。

拘縮による見た目の変化は、軽い場合、触るとわかる程度で、他人からはほとんど気づかれないことが多いです。しかし、人によっては、見た目にもはっきりとした凹凸や引きつりが現れて、周囲にバレる可能性も。特に、頬や顎のラインなど、顔の目立つ部位で拘縮が強く現れると、見た目に大きな変化ができてしまうことがあります。

 

顔の脂肪吸引の拘縮による見た目への影響は?

顔の脂肪吸引後に起こる拘縮は、体質や肌質、脂肪の吸引量によって変わります。一般的には、術後数週間から数ヶ月の間に拘縮が見られ、皮膚が硬くなったり、引きつった感覚が続きます。

この間、顔に凸凹ができ、見た目に影響を与えることも。ですが、重要なのは拘縮が一時的なもので、時間が経つにつれて徐々に改善されるということ。拘縮は身体が術後に受けたダメージを回復するために起こることなので、ダウンタイムの一部として理解してください。通常、数ヶ月経つと皮膚が柔らかくなり、引きつりや凹凸も解消されていきますよ。

 

見た目への影響を最小限に抑える方法

拘縮による見た目の変化を最小限に抑えるためには、術後のセルフケアが非常に重要になってきます。特に、顔の脂肪吸引後にマッサージを正しく続けることで、拘縮の発生をある程度抑えたり、和らげたりすることができますよ。

具体的には、患部を軽くもみほぐし、硬くなっている皮膚や凹凸部分を指でつまみながらマッサージします。ただし、マッサージは術後すぐに行うのではなく、医師からタイミングについて指導を受けてから始めましょう。早期の適切なケアが見た目への影響を軽減してくれるので、スムーズに回復していくための予防策となりますよ。

 

顔の脂肪吸引の「拘縮」と「失敗」の違いを見極める

顔の脂肪吸引の後に起こる拘縮と、手術の「失敗」とを混同してしまう方が一定数いらっしゃいます。拘縮は術後に起こるダウンタイムの一部であり、一時的なものです。一方で手術の失敗は、誤った方法で手術をしてしまったときに起こるもの。

拘縮と失敗を正しく理解して違いを見極めることで、対策をすることが大切です。ここでは、拘縮と脂肪吸引の失敗の見極め方について解説していきます。

 

拘縮と脂肪吸引の「失敗」の違い

拘縮は、顔の脂肪吸引後に身体が回復しようとするときに起こる自然な変化です。脂肪を取った部分の皮膚や筋肉が硬くなって、引っ張られるように感じることがありますが、これは一時的なもので、数週間から数ヶ月で元に戻ります。身体が治そうとする反応なので、特に心配することはありません。時間が経てば柔らかくなって、見た目も自然になります。

一方で、手術の失敗は、手術がうまくいかなかった場合に起こります。たとえば、脂肪を取りすぎたり、逆に取り残したりすると、顔に不自然な凸凹ができることがあります。

また、経験の少ない医師が手術すると、脂肪がうまく取れず、顔のバランスが崩れたり、皮膚がたるんでしまうことも…。このような場合は、時間が経っても改善しにくく、修正の手術が必要になることもあります。

 

一時的な拘縮と手術の失敗の見分け方

拘縮なのか、または手術の失敗によるものかの見分け方としては、まず拘縮は通常、数週間から数ヶ月で少しずつ良くなっていきます。最初は硬さや引きつりが気になるかもしれませんが、次第に元通りになっていきます。

もし半年以上経っても凸凹や硬さが残っている、または痛みが続いている場合は、手術の失敗である可能性が高いです。とくに術後半年以上経っても凹凸や引きつりが残っている場合は、医師に相談してみると良いでしょう。このような場合、手術がうまくいっていない可能性があるからです。

 

修正が必要な場合の対処法

拘縮が自然に解消されず、ずっと肌が凸凹している場合は拘縮ではなく失敗の可能性が高いです。その場合、対処法として修正手術を検討する必要があります。場合によっては長期にわたって治療が必要になることも。

具体的には、不自然な形になった顔の輪郭を修正したり、凹凸を滑らかにするための追加手術などです。修正手術をすることで、顔の輪郭や肌の滑らかさが取り戻され、より自然な仕上がりが期待できますよ。

修正手術を行う際には、信頼できるクリニックや医師を選ぶようにしましょう。失敗を繰り返さないためにも、医師の経験や技術力をしっかりと確認し、納得のいくカウンセリングを受けることが成功の鍵となります。

 

拘縮が目立つ場合の対処法

顔の脂肪吸引の後におこる拘縮は、多くの患者様が通る道で、避けることはできません。ですが、拘縮が目立つ場合、適切な対処法を知ることで症状を最小限に抑えることができます。拘縮は自然に解消されることが多いものの、個々の体質によっては、長期間にわたって残ることも。ここでは、拘縮が目立つ場合の具体的な対処法について詳しく解説します。

 

セルフケアで改善する方法

拘縮の改善方法として、軽度であれば、セルフケアによって改善することが可能です。凸凹している部分や皮膚が硬くなっているところを重点的にマッサージすることで、血行が良くなり、拘縮を和らげることができます。また、保湿クリームやオイルを使用して、肌を柔らかく保つようにしましょう。これらのセルフケアを日常的に行うことで、拘縮が目立つことを防ぐことができますよ。

 

専門的な治療が必要な場合

拘縮が思ったよりひどく、セルフケアでは改善しない場合は医療機関での専門的な治療を受けることをおすすめします。例えば、ラジオ波やレーザーを使用して肌を柔らかくする治療法や、インディバなどです。これらの治療は、顔の脂肪吸引によって起こった肌の凹凸を改善して、滑らかな状態に戻す効果がありますよ。

 

再手術が必要なケースの対応方法

極端な場合、拘縮ではなく手術ミスが原因の可能性があります。その場合、再手術が必要になることがあります。再手術が必要かどうかの判断基準は、拘縮が長期間解消されないことや顔の歪みが目立つことなどがあげられます。顔の脂肪吸引の再手術を行う際は、信頼できる医師に相談し、最適な治療法を選びましょう。

 

術後6ヶ月経っても凸凹が治らない原因は手術ミスかも?

顔の脂肪吸引後は通常、数週間から数ヶ月で拘縮が解消していき、少しずつ滑らかな肌に戻ります。しかし、6ヶ月を過ぎても凸凹が改善されない場合、それは単なる拘縮ではなく、手術ミスが原因である可能性が高くなります。具体的には、以下のような手術ミスが考えられます。

 

原因①:脂肪の取りすぎ

顔の脂肪吸引は、脂肪を取りすぎず、適切な量だけ取り除くことが重要です。しかし、脂肪を必要以上に吸引してしまうと、皮膚下の組織が不安定になり、肌に拘縮とは違った凸凹が生じることも。脂肪の取りすぎによる凸凹の場合、皮膚が薄くなって弾力が失われて、肌が自然な滑らかさを保つことが難しくなります。このような失敗は、脂肪吸引の技術が未熟な医師によって行われることが多いです。

脂肪吸引の失敗を防ぐためには、術前のカウンセリングで医師と十分に話し合い、どのくらいの脂肪を取り除くかを正確に確認することが重要です。また、クリニックの症例写真や医師の経歴を確認し、その医師がどれだけの実績と技術力を持っているかをしっかり見極めることも大切ですよ。

 

原因②:脂肪の取り残し

脂肪吸引後にできた凸凹が拘縮ではなく、脂肪の取り残しが原因の可能性も考えられます。顔の脂肪吸引では、均一に脂肪を取り除く技術が求められますが、もし脂肪がきちんと取り除かれなかった場合、皮膚の表面が不均一になり、凸凹が目立つことがあります。

特に、頬や顎周りなどの目立つ部位で脂肪の取り残しがあると、顔全体のバランスが崩れ、不自然な見た目になる可能性も。このような失敗を避けるためには、脂肪を均等に吸引できる技術をもった医師にお願いすることが大切です。

 

手術ミスによる脂肪吸引後の凸凹を修正する方法

拘縮が原因の凸凹ではなく、顔の脂肪吸引の手術ミスによる凸凹を修正するためには、再び脂肪吸引をするか、脂肪注入などの方法が有効です。凸凹がひどい場合、再度脂肪を吸引して形を整えたり、逆に足りない部分には脂肪を注入することで、滑らかな仕上がりを目指すことができます。ここでは、それぞれの対処法について詳しく解説していきます。

 

対処法①:脂肪吸引

術後の凸凹を修正するための対処法のひとつとして、再度脂肪吸引を行う方法があります。残ってしまっている脂肪を再度吸引することで、形を整えられることがあります。この方法は、拘縮が原因の凸凹ではなく脂肪の取り残しが原因で起こる凸凹に有効です。

 

対処法②:脂肪注入

脂肪吸引後にできてしまった凸凹を修正するもう一つの対処法は、脂肪注入です。脂肪を過剰に取りすぎてしまった場合、逆に脂肪を補充することで滑らかな仕上がりを目指すことができます。

脂肪注入をするときは、拘縮によるボコボコなのか脂肪を過剰に取りすぎてしまった場合のボコボコなのかをしっかりと見極める必要があるため、顔の脂肪吸引の経験豊富な医師にお願いするのが良いでしょう。

 

失敗しないためのクリニック選びのポイント

顔の脂肪吸引で失敗しないためには、クリニック選びが非常に重要なポイントです。まず、顔の脂肪吸引の症例写真が豊富で、実績がしっかりあるクリニックを選びましょう。また、医師の技術力だけでなく、美的センスがあることも必須です。

加えて、医師が術前にリスクや期待できる結果について丁寧に説明してくれるかも確認するべきポイントですよ。クリニック選びを慎重に行なって、顔の脂肪吸引の失敗を防ぎましょう。

 

脂肪吸引の症例写真が豊富

クリニック選びをするときに、重要な判断基準として抑えておきたいのが、顔の脂肪吸引の症例写真が豊富であるかという点です。症例写真が多いということは、それだけ多くの手術を経験している証拠であり、実績豊富なクリニックである可能性が高いです。

特に、顔の脂肪吸引は繊細な手術で、過去の患者のビフォーアフター写真を確認することで、自分の理想に近い仕上がりが期待できるかどうかを判断するのに役立ちますよ。

 

脂肪吸引の実績が豊富

脂肪吸引の実績が豊富なクリニックを選ぶことは、顔の脂肪吸引を成功させる鍵となります。顔の脂肪吸引は非常に繊細な技術が求められるので、過去の成功例が多い医師やクリニックを選ぶことが、失敗を避けるために重要なポイントですよ。また、クリニックの実績を確認する際には、症例写真や口コミも参考にして、信頼性のある情報をもとにクリニックを選ぶことが推奨されます。

 

顔の脂肪吸引を行える部位の豊富さ

顔の脂肪吸引を行える部位の数が多いことは、クリニックの技術力を示す一つの指標になります。顔は様々な部位に脂肪がつきやすく、それぞれに適切な施術が必要です。頬、顎、フェイスラインなど、複数の部位に対応できるクリニックであれば、全体のバランスを考慮した施術が期待できますよ。

また、部位別の症例写真を確認することで、自分の気になる部分に対してどのような施術が行えるかを判断する材料になります。

 

医師の技術力と美的センス

顔の脂肪吸引を成功させるためには、医師の技術力と美的センスが不可欠です。脂肪をまんべんなく吸引する技術力や、患者一人ひとりの顔のバランスを考慮して美しく自然な仕上がりを目指すためには美的センスが重要です。症例写真を通じて、医師のセンスが自分の理想と合うかを確認することで、安心して施術を受けることができるでしょう。

 

医師の教育体制

日々、脂肪吸引の技術は進化し続けています。医師が最新の技術を習得しているかどうかは、成功に直結します。そのため、医師の教育体制がしっかりしているクリニックで顔の脂肪吸引を行うことが大切です。クリニックが教育体制を整えているか、また、指導医がいるかどうかをしっかりと確認することで、より安心して施術を受けることができます。

 

リスクについて医師が丁寧に説明をしてくれるか

顔の脂肪吸引を検討する際、医師のカウンセリングでリスクについて丁寧に説明してくれるかどうかもクリニック選びの重要なポイントです。脂肪吸引には拘縮やボコボコといったリスクが伴うため、医師がそれをしっかり説明し、患者の不安を解消できるかが重要です。特に、修正手術が必要な場合や、術後の経過についても詳しく説明してくれる医師を選ぶことで、安心して施術に臨むことができます。

 

A CLINICの小顔脂肪吸引

顔の脂肪吸引を検討するときは、拘縮が目立ちにくい施術を選ぶことが大切です。A CLINICでは、独自の技術を用いた小顔脂肪吸引を提供しています。

※1day小顔®︎脂肪吸引なら、拘縮が出はじめる2週間後でもこの仕上がりです。

 

拘縮の凸凹が目立ちにくい

A CLINICの「1day小顔®脂肪吸引」は、顔の脂肪吸引とAスレッド®(糸リフト)を同時に行うことで、拘縮による凹凸を目立たなくします。この施術は従来の小顔脂肪吸引とは異なり、Aスレッド®(糸リフト)を使って肌の内側から固定するので、フェイスバンドをする必要がありません。そのため、術後の見た目が自然で、ダウンタイム中も快適に過ごせるのが大きな特徴です。

 

他院の修正手術経験も豊富

A CLINICでは、他院で行われた顔の脂肪吸引の修正手術にも豊富な実績があります。A CLINICでは経験豊富な医師が一人ひとりの状態を慎重に診断して、適切な治療法を提案しています。

顔の脂肪吸引はデリケートな施術であり、医師の技術的な差が結果に大きく影響します。他院での顔の脂肪吸引に満足できなかった方や、施術後に凹凸が残ってしまった方も、A CLINICの修正手術で改善が期待できますよ。また、術後のアフターケアもしっかりと行ているので、安心して施術を受けることができる環境を整えています。

 

まとめ

顔の脂肪吸引の後に発生する「拘縮」は、身体が回復しようとするときに皮膚や組織が硬くなる現象のこと。個人差はありますが、顔の脂肪吸引を受けたほとんどの方に現れる症状で、完全に避けることはできません。多くの方が拘縮によってできた凸凹を不安に感じますが、適切なケアをすることで、症状を軽減し、滑らかで自然な仕上がりを実現することが可能です。

 

A CLINICで行われる「1day小顔®脂肪吸引」は、この拘縮による凸凹が目立ちにくい施術として、特に高く評価されています。この施術は、顔の脂肪吸引と同時にAスレッド®(糸リフト)を併用することにより、皮膚の内側から圧迫固定を行い、凸凹を目立ちにくくします。また、従来必要とされていたフェイスバンドが不要となり、リフトアップ効果も期待できるため、拘縮を目立たなくするだけでなく、より引き締まったフェイスラインを実現できます。

 

また、A CLINICでは他院で行われた顔の脂肪吸引の修正手術にも数多く対応しています。顔の脂肪吸引後の凹凸に悩む方にも、熟練の医師がしっかりと見極めて最適な治療法を提案し、改善を目指します。

顔の脂肪吸引を考えている方や、過去に受けた施術の結果に満足していない方は、ぜひA CLINICにご相談ください。

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さまざまな専門医・認定医・資格を持つ医師が在籍

A CLINICでは顔の脂肪吸引や糸リフトの症例数が豊富なだけではなく、さまざまな資格を持つ医師や専門医が在籍しております。

日本美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員(JSAS)、日本美容皮膚科学会会員、形成外科学会会員、 麻酔外科学会会員、世界美容外科学会(WSAPS) 会員、国際抗老化再生医療学会会員、国際抗老化再生医療学会会員、日本肝臓学会会員、 日本リンパ学会会員、末梢神経学会会員、日本専門医機構認定 整形外科専門医、日本整形外科学会会員、日本先進医療医師会会員、 日本抗加齢医学会会員、日本救急医学会認定ICLS修了

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【本ページ監修】
A CLINIC 山田 哲雄 医師

山田 哲雄 医師