【顔の脂肪吸引で肌がたるむ⁉】数年後の後悔を避けるために知っておきたいリスクとデメリット

顔の脂肪吸引は、顔から直接余分な脂肪を取るので確実に効果を得られることから、多くの方に選ばれている施術のひとつです。ここ最近は美容医療が身近になってきて、顔の脂肪吸引も気軽に受けられる施術になりました。しかし、「顔の脂肪吸引は半永久的な効果があるけれど、リスクやデメリットもあるんじゃないかな……?」という疑問や不安を抱える方も多いでしょう。

特に顔は目立つ部位なので、施術を受ける前には情報収集を十分に行うことが大切です。この記事では、顔の脂肪吸引のリスクやデメリットについて詳しく解説し、失敗しないための注意点も紹介します。これから顔の脂肪吸引を考えている方はぜひ参考にしてくださいね。

 

顔の脂肪吸引に伴う将来のリスクとは?

顔の脂肪吸引は、一度の施術で小顔効果が期待できるものの、将来的にどのようなリスクがあるのかをしっかりと理解しておきましょう。

特に顔は、年齢と共に変化していきやすい部位なので、施術後に後悔しないためには十分な情報収集をすることが大切です。顔の脂肪吸引は手軽に理想的な顔のラインを手に入れることができるように思えますが、長い目で見たリスクもあることをしっかりと知っておきましょう。

 

将来のたるみリスク

顔の脂肪吸引を行うときに注意すべきことの一つは、「皮膚のたるみ」です。脂肪吸引は皮下脂肪を直接取り除くため、すぐにフェイスラインが細くなりますが、皮膚の弾力が弱い方や、加齢によって皮膚のハリがなくなっている方は、将来的に皮膚がたるんでしまう可能性があります。

特に30代以降の方では、皮膚の回復力が低くなっていることが多く、施術後のたるみがよりはっきりと現れることがあります。このたるみを予防するためには、施術前に皮膚の状態をしっかりと医師に確認してもらい、必要に応じてハリを保つための施術を受けることが大切です。

また、施術後は定期的に美容医療を利用して皮膚の状態をチェックし、メンテナンスを行いましょう。適切なアフターケアを行うことで、長期的に美しいフェイスラインを保つことができますよ。

 

皮膚の凹凸や引き締まりの不均衡

脂肪吸引の手術では、脂肪をまんべんなく吸引することが大切です。しかし、施術をする医師の技術力によっては、脂肪を取りすぎてしまったり、吸引が不均一になってしまうことも。

この場合、皮膚に凹凸ができたり、引き締まりがなく不自然な見た目になってしまうことがあります。特に顔はとてもデリケートな部分なので、少しでも不自然な部分があると、見た目に大きな影響を与えてしまいます。

 

年齢と共に目立つ施術跡のリスク

年齢を重ねると、施術の傷跡が目立つということもあります。脂肪吸引を受けた直後は傷跡が目立たなくても、年齢とともに肌のハリが失われていき、若い頃には見えなかった凸凹や傷が目立ってしまうことも。そもそも脂肪吸引自体、脂肪を直接取り除くので、皮膚の弾力が失われやすいです。そのため、時間が経つにつれて施術の傷跡が目立つようになります。

また、年齢と共に皮膚の状態も変わっていきますので、将来のことを考えた施術の選び方がとても重要です。施術を受ける時には、リスクについてを医者と話し合い、ご自身の肌の状態に合わせた方法を選ぶ必要があります。また、施術後の定期的なメンテナンスも大切で、肌の状態をしっかりと観察し、必要に応じてしっかりとケアを行いましょう。

 

顔の脂肪吸引の長期的なデメリットとは?

顔の脂肪吸引の長期的なデメリットについても考慮することが大切です。将来のリスクや後悔を避けるためには、事前にデメリットについてしっかりと理解して、自分に合った施術かどうかを判断しましょう。ここでは、顔の脂肪吸引の長期的なデメリットについて詳しく解説します。

 

一度取った脂肪は戻らない

脂肪吸引の一番の特徴は、「吸引した脂肪細胞は元には戻らない」ということです。これは一見、メリットなのでは……?と思えるかもしれませんが、将来的に体重が増えたり減ったりしたときに、身体の脂肪のバランスが悪くなってしまう可能性があります。特に顔に関しては、脂肪を取りすぎてしまうと、年齢を重ねたときに顔のボリュームが失われて、老けた印象になってしまうことも。

例えば、頬の脂肪を取りすぎると、肌のハリが失われてたるみが目立ちやすくなります。また、年齢を重ねるごとに肌の弾力が低くなるため、脂肪の量が少なくなりすぎてしまい、より一層老けた印象を与えてしまうことがあります。このため、脂肪はただ単に取り除くだけではなく、バランスよく維持することが大切なのです。

 

肌質への影響と乾燥リスク

顔の脂肪吸引をした後は、皮下脂肪が減ることで肌の弾力が低下してしまうことがあります。特に肌が薄かったり、乾燥しやすいという方は、脂肪吸引の後に肌が前よりももっと乾燥してしまうかもしれません。

皮膚は脂肪によって支えられているので、脂肪がなくなると保湿の機能が弱くなってしまい、肌が乾燥しやすくなります。なので、施術後はスキンケアがとても重要になります。肌にしっかりと保湿や栄養を与えてあげないと、肌がカサカサになり、シワやたるみが目立つようになってしまいます。特に年齢を重ねるにつれて、肌のケアが重要になっていくため、定期的に美容施術を受けたり、高保湿のスキンケアを取り入れるなど対策が必要です。

 

施術後の体重増加時に顔が不自然に見えるリスク

脂肪吸引を行った後に体重が増えると、脂肪吸引を行った部分と行わなかった部分の脂肪の量に差が出てしまうことも。

こうなってしまうと、顔全体のバランスが崩れて見た目が不自然に見えてしまいます。特に顔は小さな変化が目立ちやすいので、施術後の体重増加には注意が必要です。施術後は健康的な食事と定期的な運動を心がけ、体型を維持するようにしましょう。

 

顔の脂肪吸引後に後悔しないために知っておくべきこと

顔の脂肪吸引で満足のいく結果を出すためには、事前の準備やリスクについて理解しておくことがとても大切です。顔の脂肪吸引を行った後に後悔しないためには、リスクやデメリット、そして正しいアフターケアの方法を十分に把握しておきましょう。以下に、顔の脂肪吸引後に後悔しないために知っておくべきポイントについて、詳しく説明していきます。

 

事前リスクについて十分な説明を受けることが大切

顔の脂肪吸引は比較的安全な手術ですが、リスクがあることをしっかりと知っておくことが大切です。手術後の経過の様子や、将来的なリスクを理解することが後悔をしないためにも重要です。施術前のカウンセリングでは、医師からリスクについてしっかり説明を受け、わからないことや不安なことは遠慮せずにその場でしっかりと質問をしましょう。

具体的なリスクには、腫れや内出血、感染症などがあります。また、神経や血管が傷ついてしまうこともあります。脂肪吸引後に期待通りの結果にならなかったと感じる方もいらっしゃいますが、これは手術の失敗ではなく、医師によるリスクの説明が不十分であったり、術後に対しての期待が高すぎたため、ということも多いです。

後悔をしないためには、手術の限界やリスクを十分に理解することが大切です。カウンセリングを通じて、自分の顔に合った手術かどうか、そしてリスクをどこまで受け入れられるかをしっかり確認しましょう。

 

自分の肌に合った施術を選ぶ

顔の脂肪吸引を受けるときは、自分の年齢や肌質に合わせて、最適な施術方法を選びましょう。特に皮膚がたるみやすい人や、加齢による肌の変化が気になる人は、顔の脂肪吸引だけではなく他の施術を合わせて受けることも考えてみましょう。

若い方の場合は皮膚に弾力があり、顔の脂肪吸引だけでも十分な効果を感じることが多いですが、年齢が進むにつれて皮膚のたるみが問題になることも増えていきます。特に、40代以上の方は、顔の脂肪吸引を行うことで、かえって皮膚のたるみが強調されることがあるため、別の施術と組み合わせることが推奨されます。

例えば、糸リフトやHIFU(高密度焦点式超音波)などの施術は、顔の脂肪吸引と組み合わせることで顔のたるみを防いでくれ、より引き締まった結果を期待できます。顔の脂肪吸引だけでは不十分な場合もあるため、こうしたリフトアップ施術や、皮膚の引き締め効果を得られる施術を合わせることで、施術後の効果が持続する可能性が高まります。

施術前のカウンセリングでは、自分の肌の状態を医師にしっかりと伝え、最適な施術方法を相談して決めましょう。その際、自分の悩みや希望もしっかりと伝えてくださいね。

 

アフターケアを徹底することが成功のカギ

顔の脂肪吸引を受けた後のアフターケアは、最終的な結果に大きく関わってくるのでとても重要です。顔の脂肪吸引は手術後すぐに効果が出るわけではなく、腫れや内出血が完全に治るまで時間がかかります。しかし、正しいアフターケアをすることで、回復を早めて、より早く完成形に近づくことができます。

一般的なアフターケアとしては、冷却ジェルや氷のうで患部をしっかりと冷やしたり、フェイスバンドで圧迫したりすることが勧められています。これにより腫れを抑えて、内出血を目立たなくすることができます。また、術後の経過を確認するために、定期的に医師の診察を受けることも大切です。

皮膚の状態や回復に合わせて、アフターケアのアドバイスや別の施術を提案してくれることも。さらに生活習慣も回復と結果に大きく関わってきます。特に手術後の1〜2週間は、顔に負担をかける行動を控えて、体調管理をしっかりとしましょう。これらのアフターケアを怠ってしまうと、手術の効果が十分に発揮できないこともあるので注意が必要です。

 

糸リフトと脂肪吸引の併用で将来的なリスクを対策しましょう

糸リフトと顔の脂肪吸引を併用することで、将来的なリスクを大幅に減らして、キレイな顔のシルエットに整えることが可能です。顔の脂肪吸引は、脂肪を直接取り除くので確実な効果が期待できる施術ですが、単品で行うと、施術後に皮膚のたるみや凹凸が気になることも。

特に年齢が進むにつれて、皮膚の弾力が低下していくので、余分な脂肪を除去した後に皮膚が余ってしまうことがあるのです。こうしたリスクを減らすために、顔の脂肪吸引と糸リフトを併用する方法が注目されています。

 

糸リフトでたるみを防止

脂肪吸引の後に糸リフトを併用することで、施術後の皮膚のたるみを防いでくれる効果があります。脂肪吸引で余分な脂肪を取り除くと、脂肪があった部分に余裕ができるため、たるみが目立ちやすくなります。そこで、脂肪吸引の後に糸リフトを行い、余ってしまった皮膚をしっかりと引き締めます

糸リフトは、特殊な医療用の糸を皮膚の下に挿入し、物理的に皮膚を引き上げてくれるので、たるみを防止できます。これにより、脂肪吸引後のフェイスラインがよりシャープになり、引き締まった印象を長く維持することができます。特に、加齢によるたるみが気になっている方には、この組み合わせが大変おすすめです。

 

即効性とダウンタイム短縮の両立

脂肪吸引と糸リフトの併用は、即効性とダウンタイムの短縮を両立してくれる画期的な方法です。脂肪吸引は腫れや内出血などのダウンタイムが必ずあり、回復までに時間がかかることが一般的です。

しかし、糸リフトを合わせることで、皮膚を引き締めると同時に、施術後の腫れや内出血を最小限に抑えてくれ、通常の顔の脂肪吸引より早く完成形に近づくことができるのです。さらに、脂肪吸引後の回復中でもフェイスラインが安定するので、ダウンタイムが短縮されるというメリットもあります。

 

糸リフトによる自然な仕上がり

糸リフトを合わせることで、脂肪吸引の後に心配される皮膚の凹凸や引き締まり不足をしっかりと防ぐことができます。

脂肪吸引を単品で行った場合は、脂肪が減ったことで皮膚の表面が凸凹になってしまったりと、フェイスラインが滑らかにならない可能性があります。特に、脂肪吸引によって大量の脂肪を取り除いた場合は、皮膚が引き締まらずにたるんでしまったり、凹凸が目立ったりするリスクが高まります。

しかし、糸リフトを同時に施術すれば皮膚を引き締める効果もあり、より滑らかで自然なフェイスラインを作ることができます。糸リフトは脂肪吸引の効果を最大限に補いながら、施術後の仕上がりを自然に美しくしてくれるのです。フェイスラインだけでなく、頬や顎周りのたるみも改善されるので、顔全体が引き締まり、ハリのある仕上がりが得られます。

 

将来のリスクを回避するためのクリニック選び

顔の脂肪吸引の将来的なリスクを回避するためには、信頼できるクリニック選びが非常に重要です。信頼できるクリニックを選ぶことで、美しい仕上がりになるだけでなく、術後のリスクも最小限に抑えてくれます。そのため、長期的な満足感を得られることでしょう。ここでは、信頼できるクリニック選びの方法をいくつか紹介します。

 

「顔の脂肪吸引」が人気施術かどうか

まずクリニックを選ぶときに「顔の脂肪吸引」がそのクリニックで人気の施術であるかどうかを確認することが大切です。人気施術として多くの症例をこなしているクリニックは、医師の技術力や経験が高い傾向にあります。

特に顔の脂肪吸引はデリケートな施術なので、技術の差が最終的な仕上がりに大きく反映されます。そのため、経験豊富な医師が在籍しているクリニックを選ぶことが重要です。具体的にはクリニックのホームページや医師のSNSをチェックすることで、顔の脂肪吸引がどの程度人気の施術か、そしてどれだけの症例数をこなしているかを調べることができます。

これにより、そのクリニックがどれだけ顔の脂肪吸引に力を入れているか、また多くの方が満足しているかがわかるでしょう。

 

症例写真を参考にする

次に、顔の脂肪吸引を受ける際は、クリニックの症例写真を参考にすることも大切です。そのクリニックがホームページやSNSなどに掲載している症例写真を見ることで、施術の結果を一目で確認することができるので、技術はもちろん自分が求める仕上がりに近いかどうかを判断するための材料にもなりますよ。

実際に施術を受けた方のビフォーアフターを見て、自分が目指すフェイスラインに近いかどうかを確認してみましょう。また、1枚だけではなく複数の症例を比較することで、「技術の一貫性」や「幅広い対応力」を見極めることもできます。

 

施術名:1day小顔脂肪吸引

施術内容:脂肪を減らしたい箇所に合わせて目立ちにくい箇所に2~3mmほどの切開を加え、カニューレと呼ばれる細い管を用いて、脂肪細胞を直に吸引・除去します。施術は1~2時間程度、1回で終了します。通常抜糸の必要はございません。

リスク、副作用:赤み、熱感、痛み、しびれ、むくみ、内出血などが術後一時的に生じることがございます。また、稀に貧血、細菌感染症、左右差、施術箇所の知覚鈍麻、ぼこつき、硬結、瘢痕化、色素沈着、脂肪塞栓などを生じることがございます。

費用:通常価格 398,000円(税込437,800円)顔の脂肪吸引箇所の追加:1ヶ所ごと+98,000円(税込107,800円)
オプション:笑気麻酔 3,000円(税込3,300円)

症例ページを見る

 

アフターケアが充実しているか

施術後のアフターケアが充実しているかどうかも、クリニック選びでは見逃せない大切なポイントです。特に顔の脂肪吸引は術後ケアがその後の仕上がりに大きく影響するので、アフターケアがどの程度充実しているかを必ず確認するようにしましょう。

術後ケアとは、腫れや内出血などを軽減したり、皮膚の回復を促すためのサポートなどです。具体的には、患部を冷やす方法や圧迫バンドの使い方などをしっかりと指導してくれたり、ていねいに経過観察を行ってくれるクリニックが理想です。こうしたクリニックを選ぶことで、術後も安心して回復に専念することができますよ。

 

料金が明瞭か

料金体系が明確であるかどうかも、とても大切なポイントです。顔の脂肪吸引には、施術自体の料金だけでなく、フェイスバンド代や麻酔代などの料金が別途発生する場合があります。これらの費用についてわかりやすく提示されているかどうかを最初にきちんと確認しておきましょう。

明確な料金体系を提示しているクリニックでは、施術前に詳細な見積もりを提示してくれるので、納得してから施術に進むことができるでしょう。また、施術費用だけでなく、アフターケアにかかる料金や万が一の再施術が必要になった場合の対応についても事前に確認しておくと安心です。

 

まとめ

今回のコラムでは、顔の脂肪吸引の将来的なリスクとデメリットについてお話ししました。当院の「1day小顔®脂肪吸引」は、顔の脂肪吸引と同時にAスレッド®(糸リフト)を行い、内側から圧迫固定するため、フェイスバンドの着用が不要でダウンタイムを最小限に抑えられるほか、将来的なリスクを軽減することができます。

カウンセリング・初診料無料ですので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

 

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さまざまな専門医・認定医・資格を持つ医師が在籍

A CLINICでは顔の脂肪吸引や糸リフトの症例数が豊富なだけではなく、さまざまな資格を持つ医師や専門医が在籍しております。

日本美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員(JSAS)、日本美容皮膚科学会会員、形成外科学会会員、 麻酔外科学会会員、世界美容外科学会(WSAPS) 会員、国際抗老化再生医療学会会員、国際抗老化再生医療学会会員、日本肝臓学会会員、 日本リンパ学会会員、末梢神経学会会員、日本専門医機構認定 整形外科専門医、日本整形外科学会会員、日本先進医療医師会会員、 日本抗加齢医学会会員、日本救急医学会認定ICLS修了

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【本ページ監修】
A CLINIC 山田 哲雄 医師

山田 哲雄 医師