施術の流れ
最初に医師の診察にて、どのほくろ・いぼを取るか、切開法、電気メス法どちらで行うかなどを相談させて頂きます。
局所麻酔の注射を行った後、ほくろ・いぼを切開法、電気メス法、炭酸ガスレーザーいずれかで除去します。
痛みが心配な方は笑気ガス麻酔を使用することができます。
ほくろ・いぼ除去術の適応
・ほくろやいぼを取りたい、消したい
・目立つ所にほくろやいぼがある
・ほくろやいぼが増えてきた
処置が出来ない症例
場所や体質、状態によっては処置をお断りさせて頂くこともございます。
・ケロイド体質
・悪性腫瘍が疑わしいもの
・重度糖尿病・ステロイド内服中など傷の治りが悪い方
・位置や大きさにより除去すると明らかに審美的に悪化するもの
例)胸、肩などケロイドができやすい場所
顔の非常に大きなもの
肘や手など、運動機能が低下しうる場所の大きなもの
A CLINICでのほくろ・いぼ除去術の特徴
1.施術法が選べる!
当院では電気メス法、切開法、炭酸ガスレーザーからお選び頂けます。
切開法
メスでほくろ・いぼの周囲を紡錘形(木の葉型)に切開し、皮膚と一緒にほくろを切除し皮膚を縫合します。
電気メス法
ほくろ・いぼを電気メスで削り取り除去します。
傷口はそのまま開いた状態で軟膏とテープで保護して頂きます。
電気メスで削り取る際に熱凝固により止血されるので、出血はほとんど無く縫合は致しません。
2.痛みが少ない!
麻酔をするときにはどうしても針を刺して注射をする必要がございます。
他院ではオプションでのご用意が多い、内出血や痛みを緩和させ血行障害のリスクを減らす極細針(平均5,000~8,000円)を無料でお付けしております。
また、麻酔液の浸透圧を調整し注入時の痛みを和らげるとともに、注入法も様々な経験から最も痛みの少ない注入法を行っております。
3.しっかりとしたアフターフォロー!
除去した後の傷痕は、その後のフォローでも大きく変わります。
当院では術後、どのようにすれば傷がよりきれいに治るかもしっかりお伝えさせて頂きます。
もちろん術後何か気になることがございましたら、無料で診察し適切な処置をさせていただきますので安心してご来院ください。
切開法、電気メス法のメリット、デメリット
切開法、電気メス法それぞれにメリットデメリットがございます。
切開法のメリット
・大きなものでもとれる
・再発しにくい
切開法のデメリット
・1本の線状の傷跡になる
・抜糸が必要(1〜2週間後)
・ほくろより大きな傷になる
電気メス法のメリット
・ほくろと同じサイズの傷ですむ
・抜糸が不要
・顔ならきれいに治りやすい
電気メス法のデメリット
・傷が閉じるまでテープ保護が必要
・ケロイド体質の場合ケロイドになりえる
・大きいもの、顔以外の場所のものは傷跡が目立ちやすい
・再発しやすい
大体の傾向としては、顔の小さなものは電気メス法、体の大きなものは切開法となります。
ただ、お顔のものでも切開法が適する場合もございますので、医師の診察の上最適な方法をご提案させて頂きます。
傷の経過
傷は1〜2週間で閉じますが、これで傷が完全に治ったわけではありません。
その後一時的に茶色くなり、半年以上かけて徐々に肌の色に近づいていきます。
傷の炎症は実は2〜3か月位ではまだまだ強く、この時期に日焼けしたり擦ったりすると、色素沈着と呼ばれる茶色い痕がより強くなり、残ってしまいます。
そのため切開法、電気メス法どちらも傷は1ヶ月ほど赤みがあり、2~3ヶ月頃までは茶色くなることがあります。
その後徐々に薄くなり、お顔では半年から1年ほど、体では1年から2年ほどかけて皮膚になじみ、ほとんどわからなくなります。
術後の注意点
・こすらない
・日焼けしない
・可能であればテープ保護をする(出来れば3ヶ月ほど)
ほくろ・いぼ除去術と
組み合わせるおすすめの施術
光治療によりほくろやシミを薄くします。
ダウンタイムがほとんどないことから、繰り返し肌のメンテナンスを兼ねてお受け頂けます。