超音波を肌に照射することで、顔のたるみや脂肪にアプローチできるとされているハイフ(HIFU)。
「頬が少しずつたるんできた」「顔まわりの脂肪が気になるけど、メスを使う施術や注射は怖い」という方でも取り入れやすい治療法です。
しかし、ネットでは「ハイフで癌になる」という情報を目にすることもあり、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ハイフと癌との関連性や期待できる効果、リスク、後悔しないクリニック選びのポイントまで、詳しく解説します。
「ハイフで癌になる」という科学的根拠や報告はなく、情報の誤解が原因
ハイフは超音波照射によって顔のたるみや脂肪にアプローチできるとされており、メスや注射を使わないため、美容医療初心者でも検討しやすい施術です
エステサロンでのハイフ施術は禁止されており、健康被害も報告されていることから、必ず医療機関で治療を受けることが大切です
やけどや神経損傷など、トラブルを生じるリスクがあることを理解しておく必要があります
納得して選ぶためには、実績のある信頼できる医師にカウンセリングを受け、適切な施術や方法を提案してもらうことが重要
ハイフはやめたほうがいい?癌になるといわれる理由

ネット上では「ハイフを受けると癌になる」という噂を目にすることがありますが、現時点では「ハイフによって癌になる」もしくは「癌を発症しやすくなる」といった科学的根拠や報告は確認されていません。
「過去にウルセラ*施術後に舌癌が見つかった方がいる」という情報が誤解され、ハイフが癌の直接的な原因と勘違いした噂が広まっているようです。
医療ハイフはもともと前立腺などの癌治療に利用されていた技術で、現在は美容医療にも取り入れられています。
しかし、癌の発症は報告されていないものの、副作用やリスクが全くないわけではありません。
さまざまなメリット・デメリットを正しく理解したうえで、施術を受けるか検討することが大切です。
*ウルセラ:アメリカのFDA(米国食品医薬品局)に承認されている、医療ハイフの施術機器
医療ハイフとは?仕組みや期待できる効果

ハイフでは高密度の超音波を肌に照射して、熱エネルギーによって皮下組織や筋膜を収縮させます。
その結果、気になる頬のたるみやフェイスラインのもたつきをすっきりさせる効果を期待して行われる施術です。
熱ダメージを修復する過程でコラーゲンの生成が促されたり、脂肪層へ熱を与えたりすることで、美肌・小顔に見えやすい効果が期待できる場合もあります。
施術は約30分〜1時間程度と短時間で済むため、スケジュール調整がしやすいとされているのが特徴です。
メスでの切開や注射に抵抗がある方、初めて美容医療を受ける方にとっても検討しやすい施術の1つでしょう。
医療ハイフとエステハイフの違い
ハイフには医療機関で受けられる「医療ハイフ」のほかに、エステサロンで受けられる「エステハイフ」があります。
しかし、過去にやけどや神経損傷などの深刻な健康被害が多く報告されたことから、現在厚生労働省はエステサロンでのハイフ施術を禁止しています。
安心してハイフによる顔の治療を受けるためには、必ず医師のいる美容外科・美容皮膚科など医療機関での医療ハイフを選びましょう。
ハイフの効果はいつから実感しやすい?持続期間の目安

ハイフの効果の現れ方には個人差がありますが、一般的に施術直後〜1か月程度を目安に徐々に変化を実感しやすくなるとされています。
しかし、超音波の熱エネルギーは、皮膚の厚みや脂肪の量によって届きやすさが異なります。
施術部位や使用する機器によっても、変化の感じ方に差がある点を理解しておきましょう。
ハイフ施術による変化の持続期間は3〜4か月程度が目安です。
良い状態を保つための目安として、定期的に施術を受けることが推奨されています。
また、ここで注意したいのが、施術を受ける間隔です。
ハイフでは、熱エネルギーによって肌が受けたダメージを回復させる期間が必要となります。
「早く変化を実感したい」と短期間で何回も施術を受けてしまうと、頬がこけて見えたり、かえって皮膚がたるんだりしてしまう可能性も。
少なくとも3か月以上の適切な間隔を空け、肌の状態に合わせて次の施術を受けるようにしましょう。
ハイフを受ける前に知りたい副作用やリスク

ハイフはダウンタイムが少ないと言われる施術ですが、副作用やリスクはゼロではありません。
ハイフを受ける前に、副作用・リスクを正しく理解したうえで、施術を受けるか検討しましょう。
痛みを感じることがある
ハイフでは肌の奥に熱エネルギーを届けるため、施術中に痛みを感じる場合があります。
痛みの種類には「肌がチクチクするような痛み」や「骨に響くような鈍い痛み」「筋肉痛のような痛み」などさまざまです。
使用する機器や出力の強さ、照射する部位や深さによっても、痛みの感じ方は異なります。
一般的に、目元やフェイスラインなどの「皮膚が薄く骨に近い部位」は痛みを感じやすい一方で、頬など「脂肪が多い部位」では痛みを感じにくい傾向にあります。
また、やけどなどのトラブルにつながる可能性もあるため、施術中の痛みは我慢せず、早めに施術者に伝えましょう。
痛みを抑えた機器を選ぶ、出力の強さを調整してもらう、クリニックによっては麻酔の使用を検討するなど、痛みを抑える対策法もあります。
痛みに不安がある場合は、事前にカウンセリングで相談しておくと安心です。
赤みや腫れを生じることがある
超音波の熱ダメージによる軽い炎症反応として、施術後一時的に赤みや腫れが出る場合があります。
一般的には数時間〜数日程度で自然に軽減しますが、症状が悪化したり1〜2週間程度続いたりする場合には、施術を受けたクリニックで相談しましょう。
やけどや神経損傷などのトラブルが起こることがある
照射位置・深さや出力の強さなどが適切でないと、熱が過剰に伝わってしまい、やけどや神経損傷などのトラブルを起こす場合があります。
神経損傷による症状は、ダメージの程度や傷つけてしまった神経にもよりますが、表情が動かしにくくなったり、感覚が鈍くなったりすることもあります。
多くの場合は数週間〜数か月で自然に軽減するとされていますが、施術後にやけどや神経損傷を疑う症状が出た場合には、速やかに施術を受けた美容クリニックへ相談しましょう。
これらのトラブルを防ぐためには、解剖学の知識やハイフの施術経験が豊富で、技術のある施術者を選ぶことが重要です。
ハイフが向きにくい人の特徴

悩みの原因や体質・体調によっては、ハイフ治療が向いていない場合もあります。
次の6つの特徴に当てはまっていないか、確認してみましょう。
医師へ事前に悩みや要望、持病などの体調面を相談し、ハイフが悩みに適したアプローチか確認することも大切です。
顔の脂肪が少ない人
ハイフではリフトアップだけでなく、熱エネルギーで脂肪層に働きかけ数を減らすことで、顔まわりをすっきりと見せる効果も期待できる場合があります。
そのため、脂肪がもともと少ない人が施術を受けた場合、脂肪が減り過ぎて頬が痩せこけたり、皮膚が余ってたるみが目立ってしまったりする可能性もあります。
ハイフ治療が適しているかどうか、一度医師と相談しましょう。
たるみが強い人
ハイフでは筋膜を収縮させることで顔の引き締め効果が期待できるとされていますが、たるみが強い場合には、期待するほどの変化が感じられない場合もあります。
たるみが強い場合には糸リフトやフェイスリフト、脂肪量が多いことでたるんでいる場合には脂肪溶解注射や脂肪吸引など、ほかの施術を検討したり組み合わせたりすることも、選択肢の1つです。
妊活中・妊娠中・授乳中の人
妊娠中・授乳中は安全性が確認されていないため、ハイフ施術を受けることができません。
妊活中の場合も、施術不可としているクリニックは多いです。
万が一のリスクを避けるためにも、当てはまる方は必ずクリニックへ伝えましょう。
肌トラブルがある人
ハイフの熱エネルギーによって肌の炎症を悪化させてしまい、色素沈着を招く可能性もあります。
アトピー性皮膚炎やヘルペス、ケロイド体質などの肌トラブルがある場合には、ハイフ治療を控えることが望ましいでしょう。
また、ニキビがある場合、該当部位への照射を避けるか、ニキビが治ってから施術を受ける必要があります。
施術によるトラブルを避けるためにも、事前に医師へ肌の状態を見てもらい、施術可能かチェックしてもらうと良いでしょう。
照射部位に医療機器や金属が入っている人
「糸リフトの金の糸」や「ペースメーカー・埋め込み式除細動器などの医療機器」を体内に挿入している場合、熱を帯びてやけどの原因となったり、誤作動のリスクとなったりする可能性があるため、ハイフ施術を受けることができません。
また、インプラント治療を受けた後では、熱や振動によって歯や顎などに違和感・痛みを生じるケースもあるとされています。
ハイフ施術を検討する場合には、事前に美容外科医師・歯科医師へそれぞれ申告・相談しましょう。
1回の施術で大きな変化を期待している人
ハイフは、1回の施術で劇的な変化が得られる施術ではありません。
熱エネルギーによって皮下組織や筋膜を収縮させたり、ダメージに対する炎症反応を利用したりすることで、徐々に引き締めや肌のコンディションを整えるなどの変化が期待できる場合がある治療法です。
そのため、1回の施術で大きな変化を求める方は、糸リフトやフェイスリフトなど、ほかの施術が向いているかどうか医師と相談してみると良いでしょう。
ハイフで失敗したと感じるのはなぜ?

せっかく美容医療を受けたのに「後悔した」「施術を受けなければよかった」と思いたくないですよね。
ハイフの術後に後悔したと感じてしまうのには、次のような理由があります。
悩みに合った施術選びが満足度を左右する
ハイフは肌に傷をつけずにダウンタイムも少なく抑えられるなど、取り入れやすい美容施術の1つです。
リフトアップ効果以外に、肌を整える効果や引き締めが期待できる場合があるなど、さまざまなメリットがあります。
一方で、ハイフが自分の悩みや肌の状態に適した施術ではなかった場合「思ったより変わらなかった」「施術前より老けて見える」など、期待した変化が得られないケースも。
ハイフ施術で後悔したと感じないためには、医師と十分に相談して副作用やリスクも理解したうえで、納得して自分の悩みに合った施術を選ぶことが重要です。
肌の状態や脂肪量に合わせた照射が大切
ハイフでは照射する深さ、つまり熱エネルギーを真皮層や脂肪層・筋膜など、どこまで届けるかによって期待される変化が異なります。
そのため、自分の悩みに合った適切な深さに照射できていないと、期待通りの仕上がりにならないケースがあります。
出力の強さや照射する回数(ショット数)なども仕上がりに大切な要素です。
皮膚のたるみや脂肪のつき方など、個人の肌の状態に合わせて照射を調整できる、技術や経験の豊富な施術者から治療を受けることをおすすめします。
ハイフで後悔しないためのクリニック選びのポイント

ハイフ施術後の仕上がりで後悔しないためには、クリニック選びが重要です。
自分に合った信頼できるクリニックを選ぶためにも、次のようなポイントに注目してみましょう。
施術者の技術は、治療の仕上がりや安全性を大きく左右する重要なポイントです。
施術者のハイフ治療実績について、クリニックのサイトやSNSで確認することが大切です。
症例写真でビフォーアフターや長期間の経過、リスクも確認しておくと良いでしょう。
事前にカウンセリングを受け、医師が悩みや要望に合わせた施術を提案してくれるかどうか確認することも重要です。
治療内容や使用する施術機器、デメリットやリスク、費用まで丁寧に説明を受けておくと、
安心して施術を検討しやすくなります。
万が一、施術後にトラブルが起こった場合に備えて、どのようなアフターケアを受けられるか確認しておくことがおすすめです。
ハイフ後に気をつけたい注意事項

仕上がりを長持ちさせ、ダウンタイム症状を長引かせないためにも、ハイフ施術後の生活では次のポイントを意識して過ごしましょう。
施術後の摩擦や刺激を避ける
ハイフ施術後は、熱ダメージによって肌がデリケートな状態になっています。
炎症を悪化させないためにも、洗顔ではよく泡立てて優しく洗う、マッサージやエステなどの施術を受ける場合は1か月程度期間を空けるなど、施術部位を刺激するような行動は控えましょう。
飲酒や激しい運動、長時間の入浴は控える
血流が良くなることで、腫れや痛みなどのダウンタイム症状を悪化させたり、長引かせたりする可能性があります。
日常生活程度の行動は問題ありませんが、激しい運動や長時間の入浴はダウンタイム症状が落ち着くまで避けましょう。
飲酒や喫煙、マッサージなども控えることがおすすめです。
保湿や紫外線対策をする
ハイフ施術後の肌は熱ダメージによってバリア機能が低下することで、乾燥しやすい状態になっています。
紫外線を浴びることで炎症をさらに悪化させる可能性があるため、洗顔や入浴後の保湿、日焼け止め・帽子・日傘を活用するなど対策をしましょう。
症状が長引く場合は医療機関へ相談する
ハイフによるダウンタイム症状は、一般的に数時間〜数日程度で自然に軽減するとされていますが、場合によっては症状が長引いてしまうこともあります。
症状によっては、やけどや神経損傷を引き起こしている場合もありますので、気になる症状が出現したときや症状が1〜2週間経っても軽減しないときには、早めに施術を受けた医療機関に相談することが大切です。
たるみが気になる方へ|AクリニックのスペシャルHIFU(ハイフ)についてご相談ください

A CLINICでは、たるみをバランスよく引き締めたい方に、スペシャルHIFUをご提案しております。
従来のHIFUよりも広い範囲へ立体的に照射できるよう設計されており、顔全体にエネルギーを均一に届けやすいのが特徴です。
施術後もご自宅にて安心してお過ごしいただけるよう、LINEや電話でのご相談や術後診察もご案内可能です。
「ハイフに興味はあるけど、自分の悩みに合っているか不安」という方は、ぜひ一度A CLINICでご相談ください。
立体照射で進化した たるみ治療
スペシャルHIFU(ハイフ)
ハイフには、脂肪を減らすことを目的としたものと、肌を引き締めることを目的としたものがあります。A CLINICのスペシャルHIFUは後者で、★超音波の熱を肌の層に届けて、ハリや毛穴の状態を整えることを目的とした照射です。切開も注射も伴いません。照射後に赤みやほてりが出る場合があり、間隔をあけて繰り返し受けていく施術です。変化には個人差があります。詳細ページで照射範囲と間隔の目安をご確認ください。







